Restaurant name |
Kyouno Minshuku Ooharano Sato(Kyouno Minshuku Ooharano Sato)
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Categories | Inns,Guesthouses |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-744-2917 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
京都府京都市左京区大原草生町31 |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥8,000~¥9,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
OK |
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Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
OK |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website |
<はじめに>
3日間で約2000km以上移動していることもあり、流石に身体に疲れが溜まってきており、また実家の母の80歳の祝いもしたいと思っていたので、実家から1時間圏内で行ける温泉を考えてみると、そう、ロケーション的には大原の寂光院のすぐそばにいある、こちらの温泉がいいのではと母に訪ねてみると、既に母は何度かこちらの温泉に来ていたようで、牡丹鍋も頂いたことがあるという。
なるほど、牡丹鍋は、不老長寿の珍味としても知られ、母の80の祝いにはもってこいということもあり、早速予約をして参ることに。
寂光院は、私が小学生の頃に放火により本堂が焼けているのですが、今は再建され、とても素晴らしいところであり、三千院もいいですが、静かな京都を味わえるという意味では、このエリア、かなりお勧めです。
私は、京都で温泉というと、少し高いのですが、北白川天然ラジウム温泉に行くことが多く、またはもう少し足を延ばして、滋賀県は朽木温泉に行くのですが、今回はじめて大原での温泉となります。
こちらの温泉、露天も有り、釜風呂が有名なのですが、とにかく脱衣所の寒いこと寒いこと・・・。経費削減かもしれませんが、底冷えのする大原の冬に暖房の無い脱衣所は、かなりの拷問であります(笑)。お湯も良く、釜風呂の眺めも素晴らしいのですが、釜風呂に行くまでが、雪を踏みしめ、かなり寒い想いをして湯船につかるという感じです。かなり、穴場の温泉ではあるのですが、冬場は少し抵抗があるかもしれませんね。
<味噌牡丹鍋>
ともあれ、長湯をして、旅の疲れを癒すべく、少しゆっくりさせていただき、楽しみにしていた牡丹鍋が出てまいります。
こちらのお宿は、とにかく、自家製味噌が有名で、この界隈で流行りつつある味噌鍋は、こちらのお宿が発祥とのことであります。
また、通常は牡丹鍋でなく、鶏味噌鍋が有名なんです。お値段も、鶏味噌鍋だと、1泊2食付きで1万円弱なのに比べて、牡丹鍋にすると、それだけで3000円以上高くなります。まあ、猪肉は結構高く、ここは丹波の方から取り寄せておられるのですが、なかなか定評があるようであります。
う~ん、牡丹鍋美味しいですね~。豚の甘味とはまた違う独特な旨みが出ており、全く臭みもなく、味わい深い。
母も普段はそれほど食べない方なのですが、結構箸が進んでいます。
3人前があっという間に完食であります!途中、スープが無くなって、追加を入れて頂こうとカウンターまで行くも、忙しいようで、なかなかつかまりません。サービス面、悪くないですが、少し改善の余地はあるかな~とも。
それにしても、客は、中国人7割、韓国人2割、日本人0.5割程度でしょうか・・・。まるで中国に来たような感覚であります。いずれにしても、お宿は、中国様様でしょうね~。
<朝食>
朝食も、それほど豪華ではないものの、1つ1つの惣菜がよく味付けされており、満足できました。やはり味噌が美味しく、朝食に付いてきた田楽味噌は絶妙!!あまりに美味しいので、お土産に買って帰るほどでありました。
<総括>
大原の貴重な温泉の1つでありますが、お料理の方は、結構満足することができました。特に味噌牡丹鍋は少し贅沢ですが、お勧めです!
冬場は温泉は少し寒く、接客も、もう少し改善点があるようにも思われますが、総じて満足できるお宿でありました。今度は夏場に来てみたいですね~。
(続く)