Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
La buche(La buche)
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Categories | French、Bistro、Wine bar |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-600-9196 |
Reservation Availability |
Reservations available
キャンセル料:当日コース代金の100%。 |
Address |
京都府京都市左京区大原来迎院町400-3 |
Transportation |
京都バス17系統に乗り終点の大原バス停で下車し徒歩約2分 |
Opening hours |
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Budget |
¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Table money/charge |
なし |
Number of seats |
7 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Drink |
Wine,Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Secluded restaurant,House restaurant |
Service |
Sommelier |
With children |
Kids are welcome |
Dress code |
なし |
Website | |
The opening day |
2022.3.22 |
Remarks |
◆ご予約は、前日20:00までネット受付(公式サイト内)しております。 |
PR for restaurants |
大原野菜と薪焼きのフレンチレストラン。自然派ワインは450種の品揃え。
京都・大原にあるレストラン。 |
春らしからぬ冬の澄んだ空気に包まれた午後。
バスに揺られ大原に向かいました。
街中を離れ山間へと分けいるトリップ感に心弾み
都会のレストランでは得られない雰囲気や
炉にくべられた薪火に心安らぐ空間体感。
そしてフランスでは二つ星「タイユヴァン」でも研鑽を重ね
京都では「ビストロC」や「Kiln」を経て独立という
オーナー 森シェフのクラシックなビストロ料理。
さらにマダムの親しみやすいサービス 良心的な価格を含め
多くの魅力を感じた新たなローカルレストラン。
薪を意味するという「la bûche」です。
初めて知ったのは昨年(2021)秋のこと。
大原で独立開店するまでの短期
「Gibier MIYAMA」でお手伝いさせてもらっています。
と同店の昼部門「スパイス シェリ」で
名刺をいただいたのが森尚平シェフでした。
店舗は元お土産店という古民家の梁をいかし
カウンター越しのキッチンにはアサドール(薪炉)が鎮座。
テーブル席が数台 ワインセラーも備わった
和モダンな美しい空間が広がります。
メニューはアラカルトが多彩に揃い
コースはプリフィクス方式で税込3800円か4500円。
ドリンクはシェフ/マダムともにソムリエとのことで
自然派ワインがメイン。
バリスタでもあるシェフこだわりのコーヒーもあるなか
最初にスパークリング(950円)をお願いし
いただた料理はアミューズ+4品+コーヒーからなる
税込4500円のコースです。
最初にアミューズですと提供された
【菊芋のムース 鶏のブイヨン 桜桃の花】は優しい風味が広がり
続いて 前菜より選んだ2品は
【オリーブマリネ/大原のピクルス/キャロットラベ】と
クラシック料理の定番【パテ・ド・カンパーニュ】。
このパテがグッとくるほど旨味が凝縮していて
4品目は【薪焼きクレソン 苺 シェーブルのサラダ】を選択。
この組み合わせ どうかなと思いながらいただくと
薪焼きの香りをまとったクレソン、苺の酸味と甘み
羊のチーズが織りなすハッとするハーモニー。
そして5品目で選んだのはクラシックな赤ワイン煮込み。
【山田養鶏場さん コック・オー・ヴァン(+800円)】
これが一口で引き込まれるほどレベルが高く
ナイフを入れるとほろっと崩れる鶏肉
鶏の下に仕込まれたマッシュポテト
重厚かつ奥深いソースが一体となり味覚を席巻。
6品目のデザートから選んだのは
【ブルーチーズと発酵バターのテリーヌ】
最後のコーヒーはカーボニックメセレーションという
スペシャリティコーヒー(+480円)を選択。
合わせたスパークリング(950円)と赤ワイン(800円)
滋賀「大地堂」の古代小麦を使用と教えてくれた
コースについてくる自家製パンも味わい深く。
ほわんと柔和なマダムのサービス シェフとの会話もあり
ゆったりとした空間を含め満ち足りた気分です。
営業時間は12~18時(バスの終便が18時台)で
アクセスは京都駅から京都バス(17系統)で1時間強。
四条河原町/三条京阪から同系統で55分ほど。
終点の大原バス停で下車し徒歩2分ほどで到着します。
私が知る京都のレストランでは「monk」や「gibier MIYAMA」
「LURRA°」と共通する要素がありながら
大原の風土や素材と深くリンクし
気軽に楽しめるのが「la bûche」の強み。
地元出身の森シェフはソムリエ/バリスタでもあり
サービス&ソムリエのマダムともに感じがよく
フランス現地や京都でも磨かれた技を凝らした料理が
一品300円台〜、コースが3800円/4500円(税込)
という良心的な価格も共感を覚えました。
大原といえば有力店も愛用する野菜の聖地的な里山であり
ここから近い「大原三千院」や「宝泉院」をはじめ
多くの名所や美しい風景とともに
薪焼き主体のフレンチを一皿から自然派のワインバーとしても
カジュアルに席が空いてれば飛び込み利用できるのも素晴らしい。
豊かな自然に抱かれご夫妻二人三脚で輝きはじめた
大原の滋味あふれるレストランへ。
京都大原での美食体験の第一候補としてぜひ。
きっと多くの人の思い出を豊かにしてくれると思います。