Restaurant name |
Tsujimasa
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Categories | Japanese Cuisine、Fugu (Pufferfish) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
075-601-2030 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
京都府京都市伏見区南浜町260 |
Transportation |
京阪本線「中書島駅」より約徒歩5分 394 meters from Chushojima. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (Diners、JCB、AMEX) Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated 一階席は金・土曜日禁煙、二階席は全面喫煙可 Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Remarks |
二階はテーブルで椅子席 |
京都には当たり前のように和食店が多い。若い方の独立も多く、個人的にはプチバブルだなとの印象も抱く。そんな新しいお店は、ほぼ決まって、お決まりのコースしかない。仕入れのリスク等を考えれば致し方ないと思いつつ、たまには、気ままにアラカルトでお店の方とお話をさせて頂きながら、その日ならではの品をあれやこれやと注文してみたいなとお店を探していると当店に辿り着く。
もともとは、中書島の某店で(界隈の年配の食通の方が行きつけにされているお店)だと教えて頂き、興味を持ったのが、当店を知った直接のキッカケ。食べログの口コミを拝見すると、件数は少ないものの、京都に造詣の深いレビュアー様も非常に高い評価をされている。(これは良いお店に違いない)と確信し、珍しく1週間程前に先日付の予約を取っての訪問!!
■訪問日時:2014年12月5日20:30過ぎ。
■場所:最寄駅は京阪の中書島。北口の改札を出て、最初の角(時代屋さんという居酒屋さんが目印)を右折し、そのままひたすら北へ進み、宇治川に架かる橋を渡ってすぐ。幕末の歴史が好きな方ならば、寺田屋さんの並びというとピンとくるかもしれない。ちなみに、この界隈の中書島駅と大手筋を結ぶ南北を走る通りは「竜馬通り」と名付けられている。近鉄の桃山御陵駅からも徒歩10分程なので、界隈に馴染みがあれば苦にならない距離。
■お店の状況:1階は8席程のカウンター。未確認だが2階にも席があるよう。個人的には少人数でこのカウンターにお邪魔するのがお勧め!
■頂いた品
・胡麻豆腐の生雲丹乗せ:胡麻豆腐の濃厚さが印象的。
・お造り盛合せ:大間のよこわ、淡路産の平目、剣先烏賊、てっさ。よこわはやや脂が強すぎる気がした。最近、大間の鮪という響きに今1つ魅力を感じなくなりつつあるかも。平目は、コリコリとモッチリの中間位で、少し熟成感があるので、個人的に好みだった。
・赤貝のお造り:貝を捌いての提供。身と紐の両方を山葵醤油で頂く。鮮度がよく美味。
・海老芋のあんかけ:衣をつけて揚げた海老芋が2つ。柚子が効き、トロミのある餡の中に鎮座している。海老芋のホクホク感が最高。
・ふぐの唐揚:骨のついた部分の唐揚。まさに骨にむしゃぶりつく感じ(笑)
・ふぐの白子の塩焼:一番印象に残った品。外に焼き目をつけ、中にトロトロ感を残した最高に好みの焼き加減。この品を頂けただけでも訪問してよかったと思わせてくれた逸品。
・桑名産の地蛤の吸い物:蛤そのものもいいのだが、その味の染み出た出汁が最高♪
・きずしの握り2貫:酢も塩も強すぎない〆加減。
お酒は神聖さんの純米大吟醸(松の翠)、ひれ酒。会計の明細は不明だが、13,975円だったと思う。
個人的には、胡麻豆腐、平目の造り、赤貝の造り、ふぐの白子、蛤の吸い物が特に印象に残った。
■総評
個人的には、予算1万円~1万5千円で考えるなら、祇園界隈の高額和食店に行くより、当店の方が楽しめると思う。とにかく、アラカルトで気ままに頼むことができるのが当店の醍醐味。
調理の仕方も含め、お客の要望を極力聞いてくださるというお店の意思が明確にあり、あれ食べたい、これ食べたいと色々お話をしながらの注文、食事は実に楽しかった。支払額はやや張ってしまうのだが、是非またお邪魔したい。
■その他
・お店は昭和7年創業。現在のご主人は三代目。
・二代目のお父様は、京都府ふぐ組合の理事。(組合には日本料理アカデミーの村田理事長、栗栖副理事長のお店も加盟。)
(2014年12月6日時点:レビュー4件。3.67/マイレビュアー様1件。4.50)