Restaurant name |
Sugakiya(Sugakiya)
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Categories | Ramen |
080-6993-9653 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
京都府京都市南区久世高田町376-1 イオンモール京都桂川 3F カジュアルコート |
Transportation |
JR東海道線「桂川駅」西口から徒歩約3分 335 meters from Katsuragawa. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome,Children menu available |
Website | |
The opening day |
2022.12.15 |
「スガキヤ」よりも、「寿がきや」の方がシックリくる年代・・・。
もう、出会ってから50年以上経つ。
以前、同じ京都の北大路高野橋東詰「カナート洛北」の店でも書いたが、名古屋に縁戚があり、幼稚園の頃から口にしていた「寿がきや」のラーメンなのである。
関東にも何店舗かあったが、無くなった。
今の地元・池袋からだと、東武東上線の鶴瀬のダイエーの中や、川越の丸広の近くにあった。
少なくとも、20~25年前ぐらいまでは、存在していた。
名古屋人のソウルフードだと言うのだが、「寿がきや」に関しては、僕自身もソウルフードのような感覚を持っている。
京都や大阪のダイエーの中の店など、不思議と地元では縁遠かったけど、それなりにずっと食べてきた。
そういう食べ物は、得てして、さして力説するほどウマいモノではないのだろうし、むやみに他人に勧めるべきモノではないような気もしている。
わかる人だけが、わかる。
馴染んでいる人だけが、馴染んでいる。
そういう食べ物であろう。
「肉入りラーメン」(500円)+「ソフトクリーム」(190円) ―― 写真の通り。
何故か、「寿がきや」では、ラーメンとソフトがセットのような感覚である。
薄いチャーシューを「寿がきや」では「肉」と呼ぶ。
最近、意味も無いのに、「チャーシュー」というコトバの単純な置き換えで、むやみにそう呼んでいる店もあるが、「寿がきや」では、厚めのキチンとしたチャーシューに対し、控えめに「肉」と呼んでいたのだろう。
そもそも、ラーメン1杯が200円だった頃、肉入りラーメンは280円だったと記憶する。
その価格で、誰しも、シッカリとしたチャーシューが想像でき得なかったから合点がいった。
ちなみに、最近の二郎系の店でチャーシューのコトを「豚」と呼んだりするのも、明らかに通常のチャーシューと形状も大きさも異にするので合点がいく。
コトバの意味を何ら考えず、単に真似したような店では、そのへんのトコロまで思考が至っていないように感じる。
さて、この肉入りラーメン。
前述したように、もう僕にとってウマいとかマズいとかのレベルではないのである。
馴染んでいて、安心する。
そして何より、安い。
で、また求める。
ソレだけかも知れない。
和風とんこつ塩ラーメン的な雰囲気だが、今比較して、伝えようとしているどのラーメンよりも昔からあり、コトバに詰まる。
だから、むしろ、僕にとっては原点的な貫禄がある。
そういうラーメンである。
ソフトクリーム、美味しい。
昔は、もう少し牛乳感が強かったような気がするが、何と言っても190円。
出会った頃は、100円だったと記憶する。
うん、「寿がきや」の流れを堪能した。
ごちそうさまでした。
昔、縁戚のあった名古屋の栄か名古屋駅の地下街の店では、男子禁制の「寿がきや」があった。
僕はきっと幼稚園か小学生の低学年だったから、お婆ちゃんや伯母さんに連れて行かれてセーフだったと思われるが、何歳以上はダメだったのだろう。
あと、寿がきやと言えば、スプーンフォーク。(笑)
今のカタチになる前に、片側フォークの時代もあったが、基本的に、僕はコレを使わない。
いや、使えないと言った方が適切である。
今回も、勝手に付いてきたが、箸を使う。
スープは、器に口をつけて飲む。
(文責:京夏終空、2023.7.16)
(9件/3.01)