Restaurant name |
Aiso(Aiso)
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Categories | Ryokan、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0774-22-3001 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
京都府宇治市宇治塔川3-4 料理旅館 鮎宗 |
Transportation |
京阪宇治川線 徒歩10分 803 meters from Uji. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,House restaurant |
Service |
Take-out |
Website |
[京都府宇治市]
2019/4/30(祝)
平等院鳳凰堂の近くにある蕎麦・うどん店「あいそ」。
宇治川の流れを眺めながら、名物の鰻いいむし・茶そばを味わえる。
場所は… 宇治川沿い、平等院鳳凰堂の南東にあたる。
宇治駅方面から平等院の表参道に入り、お寺の正門を左手へ進み、宇治川の土手へ。
土手道のY字路を左へ、川沿いを進むと現れる。
平等院駐車場から徒歩2分。JR宇治駅から徒歩15分、京阪宇治駅から徒歩13分。定休日なし。
平成最後の日、まだ訪れたことのなかった平等院鳳凰堂へ。
この店は、ちょうど平等院の裏手にあたる。
駅から徒歩だと結構な距離があるが、クルマの場合、平等院駐車場から非常に近い。
宇治川に面する川床のような別館(?)と、通りの向かい側に本館がある。
本館は古い料理旅館であり、今も宿泊が可能。
食事については、川沿いの座敷が断然オススメである。
座敷は4人掛け×6卓程度で、全席禁煙。
椅子ではなく座布団に座る形なので、足が気になる方は本館の椅子席が良いかも。
やや高めの位置に作られており、宇治川の流れを見渡せる風情たっぷりのロケーション!
夜には鵜飼が行われるようで、昼間には鵜たちが餌をもらう様子も眺められる。
途中、眼下を観光船が横切ったりと、宇治らしさ満載である。
店員さんの対応も丁寧。ときおり京都の言葉が聞こえてくるのも、旅人にとっては嬉しいポイント。
メインはそば・うどん、そして麺類。
お品書きの一部を紹介すると…
〔名物〕 鰻いい蒸し(おにぎりサイズのおこわ)
〔麺類〕 天ぷら茶そば、にしん茶そば、とろろ茶そば、とりなんば茶そば、はいから鍋焼きうどん
〔鍋物等〕うなぎ雑炊、とり雑炊、かも鍋、うどんすき、鴨ロースくわ焼、豚ロースくわ焼
そばに天ぷらを付けると一気に値段が上がるので、ここでは普通に茶そばにするのが正解かな?
最初にお茶と、抹茶味の生八ツ橋が供される。
宇治川の流れを眺めつつ、しばしまったり。
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■鰻いいむし(¥450)
もち米に鰻を乗せ、竹皮で巻いて蒸し上げたおこわ。
米のもちもち感が印象的。
味わいは京都らしく、ごく薄味であっさり!
うなぎを乗せた料理で、こってりでなくあっさり系というのは珍しいと思う。
(後から気付いたが、別添でタレが付いていたのを見落とした…)
実山椒の風味が効かせてあるのも、また京都らしいポイント。
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■とり雑炊(¥1512)
前菜一鉢・ミニ茶そば・漬物付き。
前菜は、玉子焼・鴨ロース・赤こんにゃく・煮昆布・はじかみ生姜。
鉄分を加えて赤く発色させたこんにゃくは滋賀県の名産だが、この日はここ(京都)と奈良の二ヶ所で見掛けた。
西日本の広い範囲で、食文化として定着しているのだろう。
雑炊は一人用の卓上コンロで、コトコトと沸騰するのを待つ。
ある程度時間が掛かるが、おしゃべりでもしながら、それを待つ時間もまた旅の風情。
沸騰したら、生卵を溶いて流し入れ、玉子とじに。この一手間も楽しい。
関西らしく出汁を効かせた、ホッコリとやさしい味わい。
最近仕事に忙殺され、心身ともにお疲れ気味の同行者は「癒される味~」と言って喜んでいた。
駅からは少し遠かったが、この店に連れてきて良かったなーと思う(^-^)
対する茶そばは濃いめの味付けで、メインの雑炊とは好対照。
美しいグリーン色。宇治らしい一品で嬉しくなる。後味にお茶の香りが抜ける。
付いてくる漬物も良質なもの。
べったら大根は、カリカリと歯触りが快く、コク深い味わい。しば漬けも美味♪
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風情豊かなロケーションで、宇治らしい茶そば、やさしい味わいの雑炊をいただけて大満足。
思いのほか居心地が良く、平等院の見学時間が短くなってしまうほどだった(笑)