メリハリの効いた丁寧な料理
2度目の訪問 2019年2月26日
三重県の実家での休日。
ジャームズ・キャメロン脚本・製作の「アリータ バトル・エンジェル」を夫婦ともに期待をもって、109シネマズ四日市に見に行った。
感想はいまいち。
全体としては良くできているし、スケール感もあり、実写とCGもうまく融合していた。
しかし、ストーリーにもう少し深みが欲しかった。
アリータの異様に大きな目が気になる。
たぶん、続品が製作されると思うのでそれに期待することにしよう。
お決まりの近鉄デパートでの食料品購入の前にお昼。
ずうーと行きたかった龍薫に行くことにした。
桑名・四日市地域の中華料理では最も期待しているお店だ。
到着したのが12:15頃だったので満員で少し待つことになった。
繁盛していてうれしい。
1組が帰って入れ替わりに座ることができた。
ランチのメニューを見る。
ランチはすべて850円だ。
家内が早く、Aセットの八宝菜を選ぶ。
私は桜海老と春キャベツのチャーハンにも強くひかれたが、Bセット 茄子の味噌煮にしよう。
それと、小龍包(150円)を2個お願いした。
先にサラダ(レタス、コーンのマヨネーズ和え)と香物(大根の醬油漬け)が配膳される。
コーンのマヨネーズ和えはマヨネーズがほんのり甘くコーンに合っている。
続いて小龍包が蒸籠に入って届く。
レンゲにのせてこわごわと食べる。
熱く美味しいスープが口中に広がる。
八宝菜が届く。
海老 イカ 豚肉 青梗菜 筒状の絹さやにような野菜 椎茸 しめじ エノキ エリンギが具材。
キノコ類と野菜が火がとおっていながら、シャキッと歯応えがある。
筒状の絹さやにような野菜(初めて食べる。)が甘く美味しい。
イカも飾り包丁が入り、海老もプリプリだ。
普通のお店の八宝菜とは一味も二味も異なる。
豊かな気持ちになる八宝菜だ。
私の茄子の味噌煮 スープ ライスが届く。
スープは、小さい賽の目切りの豆腐と漬物千切りがが入ったかき玉スープだ。
茄子の味噌煮は茄子と挽肉だけが材料だ。
茄子は柔らかいが皮もちゃんと付いている。
香辛料はほとんど入っておらず、挽肉の旨みと素朴な味噌味だけだ。
麻婆茄子のような物を予想していたが、見事に違っていた。
初めての味だ。
茄子の味噌煮を家内と私のご飯の上にのせる。
ワシワシとレンゲで食べる。
茄子と挽肉、味噌の旨みが渾然一体となっている。
旨いナー。
八宝菜も茄子の味噌煮にも満足しました。
ごちそうさまでした。
期待通りの丁寧な料理
初めての訪問 2018年8月17日
お盆も朝から夜まで仕事でボロボロになり三重の実家に帰って来た。
1日休養し元気を取り戻した。
久しぶりに映画を見る事にした。
最初ミッション:インポッシブルを予定していたが、金曜の朝になって時間の変更があり、コードブルーを見ることにした。
家内は最初はコードブルーについてブツブツ言っていたが、見始めると中盤ぐらいから泣きどうしの模様。
終わってからどうしてあんなに泣いていたのと聞いても、自分でもよくわからないと言う。
私もほろりとしたけれど、どこで泣きのツボに入ったものか。
映画が終了し11:30。
ランチは中国料理の新しいお店で丁寧な仕事でレビューが多くなりはじめた「龍薫」に向かう。
家内には、美味しい冷やし中華が食べられるよと誘った。
12時少し前に到着。
満席かなと思ったがすんなりと着席。
前客6人後客3人。
2人用のテーブル席が8個ほどある。
後ろの席がソファになっており、人数に応じてテーブルを動かして対応できるようになっている。
ランチメニューをみる。
ランチは1400円と1600円のコースが2種類と850円の単品の7種類から成っている。
いずれも税抜。
家内は、Eセット 冷麺から 棒々鶏冷やしそば・香の物を選んだ。
私はモンゴウイカの青のり炒めに食指が動いた。
しかし、お店の中国料理のレベルを計るには、そのお店の「湯(基本となるスープ)」を味わうのが一番だと思っているので、Gセット 鶏絲湯麺 とりスープそば・サラダ・香の物を注文した。
それから焼き餃子(150円)を2個お願いした。
8分ぐらいで、棒々鶏冷やしそばが届く。
細長い食器の中央部分に蒸し鶏と丁寧に作られたとみえる棒々鶏ソースが位置し、両側にトマトと蒸しナス(茹でナス?)が置かれている。
また、ゆでキャベツも麺を覆っている。野菜たっぷりだ。
その陰からみえる黄色みを帯びた細麺がキリッとしておいしそうだ。
清涼さを感じる盛り付けだ。
1分ぐらいしてとりスープそばが届く。
澄んだスープたっぷりで、中央部に蒸し鶏の細切りが天盛になり、周囲のスープに葱、水菜が浮かぶ清楚ないでたちだ。
これは期待できる。
スープをいただく。
熱いスープだ。
鶏の味が強く厚い。
基盤となる湯の上に鶏の風味がしっかりと載っている感じだ。
それでいてしつこく無くすっきりとした後味だ。
これは美味い。5口ぐらい連続で呑んでしまう。
麺は断面が四角でエッジがあるストレート細麺。
エッジの感触が口中に気持ち良い。
細いながら弾力もある。
ただ少し柔らかめのゆで加減なのが残念だ。
蒸し鶏は柔らかく瑞々しく、嚙むと肉汁が滲み出てきてすばらしい。
しばし夢中で麺、スープ、蒸し鶏に没頭する。
サラダはキクラゲ、レタスと茹で茄子か蒸しナスか分からないが、胡麻油の効いた酢醤油が爽やかだ。
香の物の大根の醤油漬けもいい箸休めだ。
焼き餃子も皮がもちもちして肉汁がたっぷりの餡だった。
スープを最後まで飲みきって満足した。
とても、念入りに丁寧に調理された料理だ。
隣の人たちが食べていたエビチャーハンがとても美味しそうだった。
夜の料理も早く試したいと思う。
ごちそうさまでした。
Restaurant name |
Chuugokuryouriryuu Ka(Chuugokuryouriryuu Ka)
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Categories | Chinese |
Phone number (for reservation and inquiry) |
059-348-2258 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
三重県四日市市日永西2-19-2 |
Transportation |
四日市あすなろう鉄道 内部線 / 南日永駅 徒歩5分(380m) 338 meters from Minami Hinaga. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
16 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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Service |
Take-out |
Website | |
The opening day |
2015.11.8 |
3回目の訪問 2020年9月29日
私の誕生日の祝いの食事に訪れた。
お昼のランチメニューが大変美味しかったので、夜の食事に行きたいと前々から思っていた。
訪問する数日前に相談させていただいた。
まず、こちらの食べたいメニューの案を提示した。
それから、食べたい食材もお願いして用意してくださることになった。
また、妻が少食なので、通常の量よりも少なくして提供してくださることになった。
1人5500円のコースでいきましょうと言うことになった。
当日、午後5時半に到着。
席はお店の一番奥のテーブルを用意してくれた。
ワクワクしながら待つ。
飲み物は、サッポロ黒ラベル瓶ビールとホット烏龍茶。
前菜盛り合わせ
蒸し鶏とクラゲ、ピータン。
柔らかい蒸し鶏と歯応えがうれしいクラゲ、特別にお願いした久しぶりに食べるピータンが食事の幕開け。
乾杯をしてお互いの労をねぎらう。
海鮮類と季節の野菜青のり炒め
海老、紋甲烏賊、帆立などの海鮮類がプリプリの食感。
アスパラガス、オクラ、銀杏、百合根、人参、エリンギ、しめじなどの野菜類もシャキシャキで全体を青のりの風味がまとめている。
食べるのが楽しくなる。
フカヒレ姿煮
妻への感謝の一品。
フカヒレも旨いがそれを支えるスープが美味しい。
黒酢の豚角煮
妻の好きな酢豚と私の好きな角煮のいいとこ取りの1品。
私も年1回の家族会では必ず豚角煮を作っている。
ほろほろと崩れる豚角煮と黒酢の風味が良く合っている。
さすがだなと感動する。
長芋、隠元、パプリカが添えられている。
ここでお酒をビールから陳年紹興貴酒8年(ボトル2400円)にする。
中国 紹興市の産。
高貴な香りと淡麗でかつ深い味わいがある。
6時をすぎて他のお客さんも来店し賑やかになってきた。
鮭のサクサク揚げスパイシー炒め
フリッターのようなサクサク衣の秋鮭とニンニクの芽、パプリカ、葱などが山椒やいろいろ複雑なスパイスの味、風味をまとい軽やか。
二人とも思わず歓声をあげてしまう。
紹興酒と料理双方が美味しさを増す。
鮑煮
中華料理の鮑を食べたかった。
軽い弾力と深い滋味に感謝。
空芯菜炒め
空芯菜の食感がよく、それでいて清湯の旨みのある青菜炒め。
私も空芯菜を見つけると作るがこうはいかない。
車海老の長い春巻き
長さ20cmぐらいの車海老をまっすぐに巻いた春巻き。
これもメニューを食べログで調べて食べたかった料理だ。
ここでコースは終了したが、私がもう少し食べたいのと、妻が餃子を食べたいと言うので追加注文をお願いした。
カニ玉
私の好きな卵料理。
カニカマと長葱でちょくちょく作る。
プロの品はふんわりして滑らか。
餃子3個
ここの餃子は1個が大きい。
そして、皮が厚くもちもちとして、カリカリに焼き、餡も肉汁たっぷり。
最後の締めに、ワタリガニとろみスープそば(1500円)を注文。
今が旬のワタリガニたっぷりのとろみスープに中細の軽い縮れ麺。
最後まで美味しくいただきました。
大満足です。
ごちそうさまでした。