Restaurant name |
Oyaji(Oyaji)
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Categories | Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
022-221-1822 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
宮城県仙台市青葉区本町2-10-18 |
Transportation |
209 meters from Hirose Dori. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Website |
仙台に住んでいた10年間、月1以上で通い詰めたお店です。東京へ移ってからも、東北へ旅行する帰りには途中下車して立ち寄っています。仙台駅から徒歩12分、裏通りの『こんな場所に?』ってロケーションで、内装も古民家の再利用材を使った、いかにも“隠れ家”な雰囲気です。
フードメニューはレギュラーの他に、旬の食材を使ったお薦めが随時入れ替わるので、何回通っても飽きることがありません。ドリンクも日本酒は東北の蔵を中心に8銘柄程、焼酎はカウンター背後の壁一面に一升瓶が30銘柄程が並び、ワイン、洋酒、カクテルも揃っています。
顔馴染みの厨房スタッフと近居報告しながらの注文は山本(純米濁り酒)、なめろう、仙台セリの肉巻串、里芋のからあげを頼みました。
山本(純米濁り酒):
秋田県八峰町は山本酒造のお酒です。お米の旨味を感じます。濁り酒ながらスッキリした飲み口は、白神山地の水を使っているからでしょうか。
突き出し:
ここへ通った理由の一つは、日替りの突き出しが、とっても美味しかったからでした。この日は肉じゃがで、細切れながら牛肉がしっかり入り、芋煮(山形流の醤油味)風の味付けが嵌まっていました。
なめろう:
レギュラーメニューからなめろうを選びました。海苔が5枚添えられ、巻いて食べる仕掛けです。仙台味噌で軽めに味付けされていて、鯵の甘味を感じます。
仙台セリの肉巻き串:
仙台セリを厚めの豚三枚肉で巻き、串に刺して炭火でじっくり焼き上げています。三枚肉の脂がセリに浸みて旨いこと。から揚げにしたセリの根がトッピングされていました。1皿に焼きと揚げの2通りの調理法を使い、手間を惜しまずに楽しませてくれる所が、ここへ通ったもう1つの理由です。
里芋のからあげ:
表面はカリカリ、中はトロトロ、ホクホクな食感のコントラストが堪りません。里芋の甘味を引き出す程度に軽い塩味も絶妙です。1皿8個を一気に食べてしまい、気付けばまた写真を撮り忘れていました。
帰りの新幹線の時間が近づいて来たので締めに掛かります。
おやじパンチ:
オリジナルのロングカクテルです。確かジンベースだったような。甘酸っぱめのシロップに炭酸水を加えた、さっぱりした飲み口で、料理を邪魔しません。
海苔とシラスのきつねピザ:
大判の油揚げ(薄揚げ)をピザ生地の代わりに使い、トマトソースの代わりには仙台湾産の生海苔の佃煮(自家製)を敷き、たっぷりのチーズの上にシラスと葱を散らしてオーブンで焼き上げた一品です。
絶望パスタ:
東京・ホームズパスタの同メニューにインスパイアされたそうです。刺身用の魚を惜しげ無く細切れにしてクリームソースに投入するので、カロリーたっぷり、コレステロールたっぷりで、その点でも絶望的ですね。
新幹線の発車時刻まであと17分。今回も駆け込み乗車になりそうです。
ごちそうさまでした。また寄ります。
余談.店名の壽哲廸(おやじ)って絶対読めないですよね。創業メンバー3人の、親父様の名前1文字ずつを並べた完全な当て字だそうです。因みに2号店は伜(せがれ)、3号店は孫を跳ばして玄孫(やしゃご)です。