Restaurant name |
Ryouteihidaka
|
---|---|
Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0982-37-0536 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
宮崎県延岡市赤水町526 |
Transportation |
2,390 meters from Totoro. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
10 Seats ( テーブル4卓) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Food |
Particular about fish |
---|
Occasion |
|
---|---|
With children |
ランチは7種の2,750円か、3,300円のパエリヤセット。 |
Website |
宮崎で代々庄屋を務め、水産加工品を運ぶ海運業、網元としては漁網の改良にも努めた日高家。
鰤見山(ぶりみやま)呼ばれるここ近くの小山から沖合の鰤の群れを見て手旗で指示、獲れた鰤は燻製などの
保存食にして全国に販売するなどして財を成したそうで、渋谷とここ延岡にあった鰤御殿が現存していてこの
レストラン兼博物館として使われている(一部案内分から引用)
網元として地域に影響を誇った日高亀市氏により1896年創建、1914年に増築された邸宅で魚介料理を楽しめる
だけでなく、明治時代の台所、応接間などに加え、当時のもてなしにも使われていた有田焼(香蘭社製である)
の数々が展示されており、これだけでも一覧の価値はあろうかと。
見学できない部分も含めると27LDK(昔の邸宅にLDKというのもあるのか?)になるそうで、入場料は無いかわり
ここで料理を食べることで維持費に貢献するかたちとなっている。
ランチは鯛茶漬、海幸飯(ちらし)、アヒージョ(牡蠣か蛸)、魚介のブルスケッター、宮崎豚スペアリブ各2,750円か
パエリャ(3,300円)から敷地内の売店で支払う。
料理ができるまでの間、船着場、鰤の燻製場跡など屋敷内を見学して屋敷内のテーブルで食す格好。
横山大観の不二(富士)の絵がかかる部屋に隣接するテーブルは10席程度で少人数対応。
食事のスペースとしては簡素なもので(文化財内での食事なので致し方ないが)ある。
アヒージョは牡蠣を選んだが、スモークオイスターにも似た味わいは、正直米よりワインが欲しくなるところ。
副菜類、デザートもなかなか美味である。
魚介の鮮度はいいものでそこは網元のプライドでもあろうが、ことパエリャに関しては(本場を知る者としては)
作り方から再考願いたいものではあった。
米はジャポニカ米なので粘りが出るうえ、炊き上げ不足なのか、水分が残って米がべちゃべちゃ。
しっかり水分も飛ばして少し固めで仕上げると本場そのものなのだけど。
そして塩分があまりにも不足。
その代わりというかマヨネーズで味を足すようだが、それではこの魚介の美味さが台無しではないかな。
素材はいいだけに勿体無い。