Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Maru kou(Maru kou)
|
---|---|
Categories | Chinese、Izakaya (Tavern)、Regional Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5589-4712 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
長野県松本市中央1-5-4 |
Transportation |
3 minutes walk from Matsumoto Station 221 meters from Matsumoto. |
Opening hours |
|
Budget |
¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
60 Seats |
---|---|
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people、Over 30 people There is a banquet hall on the second floor |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
---|---|
Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
House restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
Phone Number |
0263-35-7754 |
Remarks |
All-you-can-drink courses are available from 5,500 yen. |
松本の冬は寒い。
故に
一人で歩いていると、何処かであたたかいものが食べたくなる。
頃は八時過ぎ。
飲み会の喧騒が汐が引くように消え、その残滓の影だけが残っている。
男がコートの襟を立てたまま店に入ると、4人掛けのテーブルに案内された。
前の席には家族連れの4人。
酒に酔った親父は娘に「織田信長」に関する蘊蓄を語っている。
・・・しかしながら、その殆どが知ったかぶりの作り噺で・・・
男は下を向いて苦笑するしかなかった。
* * *
まァ そんな情況ってのは何処にでもありましてネ。
ボクはビールと餃子を頼んで、ボーッとしておりました。
ビールはサッポロ黒ラベル。結構好きなビールです。550円也。
ビールと一緒に供されたのが中華風冷奴。
突き出しとしては気が利いています。
キノコとザーサイの塩梅がよろしく、絹ごし豆腐に良く合います。
コチラの餃子は6ヶで550円。安いか高いかは微妙なところでしょう。
皮はグルテンのモッチリ感が生かされた厚めの生地。
具材は豚肉・白菜・ニラ・ニンニクでしょうが、パサパサしておらずジューシーです。
わずかに紹興酒の香りがしましたが、これは春巻きにも使う手法ですね。
一個一個のボリュームもあって、これなら6ヶで十分です。
なかなか良いんでないかい?
ビールをちょっと残し、頃合いを見計らって広東麺。
広東麺ってのは「五目うま煮そば」とか「五目あんかけそば」とか呼ばれたりしますが、
これが何故か、店によって天と地ほどに味が違う(笑)。
美味しい店に出会ったりすると秘かに喝采を叫びたくなりますが、
ちょっと間違うと半分も食べられない。
素材の種類・良否も然ることながら、料理人の腕次第でまるで別物になっちゃう。
その意味で、実にギャンブル性の高いメニューだと思えるのです。
写真がその「広東麺」です。
豚バラ・エビ・イカ・人参・キャベツ・白菜・シイタケ・タケノコ・キクラゲ・サヤエンドウ
800円にしては真っ当な具材でしょう。
麺はカンスイ多めの、縮れ細麺。
鶏ガラベースの醤油味に、炒めて餡のトロミを付けた具材を載せるタイプです。
ボクの評価は3.5
悪くはないんですが、感動するレベルでもありませんでした。
無難と云えば無難。旨味はあってもインパクトに欠ける感じです。
高級中華のお店と比べては可哀想ですから、これはこれで高得点と言えましょう。
嵐が去ったテーブルの後片付けが終わった頃、ボクも席を立ちました。
隣の親父は、まだ信長を語っています。
・・・だから、それって史実と違うし・・・
信州・松本は平和だナ(笑)。