Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
【軽井沢の代表的フレンチへ】
軽井沢と言えば「プリマヴェーラ」と言われるフレンチレストラン。かれこれ30年弱の歴史を持つ。
実は初訪問。隣に併設した同じ経営で昨年オープンの和食の「穏坐」には2度ほどお邪魔したが、何故か本家とのタイミングが合わずに未訪問だった…。最近も冬休みで実はこの日が3月スタート初日。
12時一斉スタートのランチでお邪魔してみると、すぐに支配人が飛んできてくれた。穏坐の支配人でもあり、今日はこちらが担務だと言う。
ノンアルビールとシャンパン乾杯でスタート。
ランチは2コース。7,800円(税サ別)又は15,000円(税サ別)の2つ。メインが肉か魚を選択する前者を予約。
料理はアミューズからスタート。「シュー生地の中にエスカルゴ、バター」…おぉ。これぞフレンチと言う感じのアミューズだこと。やはり、こういう店だとこう言う料理がニーズにドンピシャ。ファアグラのソースで濃厚な味わい。美味しいなぁ〜。ノンアルよりやはりシャンパンが合う。
続いて店で一番昔からあるスペシャリテ「活オマール海老と 13種類の野菜のテリーヌ、コンソメジュレとオレガノソース」…具材には活けオマール海老のほか、ブロッコリー、人参、オクラ、セップ茸、赤ピーマン、トマト、ほうれん草、インゲン、カリフラワーなどが入る。小沼シェフの野菜へのこだわりがよく分かるひと皿。
野菜もひとつひとつ調理法を最適な形にしてこのテリーヌに収めている。ホームページによれば例えば人参は、オレンジのジュースで軽く煮てそのまま冷ます。カリフラワーは、牛乳や小麦粉を加えて茹で、冷風にあてる。などなど。僕らには気が遠くなる作業がこの一皿には込められている。有り難く、そして美味しくいただく。そしてオマール海老の殻からとったスープが添えられ、テリーヌの中のオマール海老と一緒に食べるとさらに濃厚な味わいで美味しくなる。
そして合わせるお酒で「貴腐ワイン」を少々。これがめちゃくちゃテリーヌと合う。
テリーヌの周りにはコンソメのゼリー、グリーンのソースはオレガノ。…天の恵みの食材への感謝も忘れずに食べずにはいられないひと品…。キレイで美味しくてありがたい。
スープと言うか次の一品は茶碗蒸し的な「フラン」…上には黒トリュフが、たっぷり乗り贅沢な一皿。
濃厚なコンソメスープ、薄くてカリカリのトーストの上にはフォアグラのムースが乗せられ、このフランと相性が良い。黒トリュフはそこまで香りが強くないが、これら用意されたものを組み合わせると十二分に美味しさを堪能できる。
メインは魚料理の「エイヒレ」もしくは肉料理で「和牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」のどちらかを選ぶシステム。
和牛ホホ肉の赤ワイン煮込みはちりめん春キャベツで包まれていて、さらにその上には網脂(クレピーヌ)を料理全体特に一番表面の縮緬キャベツを包み込むように巻いてある。そうする事で、脂の旨味が広がりパサつきもなく美味しくいただける。牛肉の赤ワイン煮そのものを楽しむというより、野菜、肉、脂、ソース全体をひっくるめて美味しくいただく感じの料理。メイン料理としての存在感は大きく、ドンとある。
添えられたコンソメスープには「人参、セロリ、ベーコン」などが入っている。
最後にデザート…「苺とバニラアイス」…甘さがちょうどよく、苺とバニラアイスが絡むと美味しいに決まってる。
ここで口の中が冷え過ぎたからか口直し?のメレンゲが提供される。…「ミントといちご味のメレンゲ」…
ミントは噛んだ後にやや飴が残るが、苺はかなりいっぱい美味しくいただいてしまった。…美味し楽しい一品。
飲み物は「コーヒー」をお願いし、最後に色々の小菓子「ミニャルディーズ」が出された。
生チョコあり、焼き菓子あり4種類…。
もうこれ以上は望まない。美味しくいただき、これぞ、軽井沢フレンチといった存在感を示している。
小沼シェフはかつて銀座レカンで修行もしており、共通の知り合いの話にもなった。
オーベルジュでもあり結婚式も出来る場でもある。何かハレのイベントがある時は、ここを使えば味は間違いはない。
きっと何か記念日にかこつけて、また来たいと思う。
Restaurant name |
Auberge de Primavera(Auberge de Primavera)
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Categories | French、Auberge |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0267-42-0095 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1278-11 |
Transportation |
7 minutes walk from Karuizawa Station. From the north exit of Karuizawa Station, head towards Kyu-Karuizawa and turn left at the Shinonome traffic light. 743 meters from Karuizawa. |
Opening hours |
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Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥5,000~¥5,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、AMEX、JCB) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
80 Seats |
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Private dining rooms |
OK For 4 people There are also semi-private rooms separated by lace curtains. |
Private use |
OK Up to 20 people、For 20-50 people、Over 50 people |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Outdoor/terrace seating |
Drink |
Wine,Cocktails,Particular about wine,Particular about cocktails |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Business This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,In hotel restaurant,Secluded restaurant,House restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations,Sommelier,Pet friendly (Good for pets),Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Dress code |
The dress code is casual and smart. Please refrain from wearing shorts or sandals. |
Website | |
Remarks |
Open all year round in summer, closed for some periods in winter (January to February) Pets are only allowed on the terrace seats (covered). |
PR for restaurants |
Authentic French cuisine that brings the bounty of Karuizawa to all five senses
Chef Konuma, formerly of Ginza Lecan, will deliver the bounty of Karuizawa to your five senses. Enjoy the blissful flavors of carefully selected ingredients such as organically grown vegetables at his |
前回、昨年春の訪問時はさすが軽井沢を代表する老舗フレンチ、どれもこれもが美味しいわぁ、と感動して帰った記憶がある。。
今回約1年半ぶりに夏に訪問。軽井沢が最も繁忙期。以前と同じランチで、友人と4人で予約してお邪魔した。コースは前回と同じで、メインを肉か魚を選ぶ料理コース。
車で来たので、ノンアルビールで僕は乾杯。
最初のアミューズは「桃のエスプーマ」から…液体窒素を使った桃の泡料理。上に甘海老が乗る。ひょえ?桃と甘海老を組み合わせるとは…しかしこれが意外にアクセントになっていてなかなかおいしく効果的。食感も変化して、確かに桃だけよりも全然印象が違う。美味しい。
「活オマール海老と13種類の野菜のテリーヌ」…お店のスペシャリテ。
コンソメジュレとオレガノソース」…前回感動したテリーヌ…。もちろん今回も見た目は綺麗だし申し分ないが、何故だか味が薄い。僕だけの感想ではなく参加した4人とも同じ意見。
前回食べた時はひとつひとつの野菜に細かくそれぞれ味付けされていた感じが伝わってきたが、今回はテリーヌの周りのグリーンのソースであるオレガノもあまり味がせず、割と単調に思えたのは気のせいか…。オマール海老の殻から取った濃厚なスープは今回も美味しかった。
次の料理はスープ、と言いつつ「サマートリュフのフラン」…洋風茶碗蒸し。上には前回は黒トリュフをかけていたが、今回はサマートリュフを使用。これは普通に美味しくいただいた。横に添えられているコンソメは濃厚で美味。
フォアグラのカナッペも用意されていて、楽しいメニュー。
メイン
「本日の鮮魚料理、又は牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」…前回気に入った「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」を今回もオーダー。添えられたスープは「グリーンピースのスープ」。…前回訪問シーズンは春だったので、牛ホホ肉の周りを春キャベツで包み、さらにその上には網脂(クレピーヌ)を料理全体特に一番表面の縮緬キャベツを包み込むように巻いてあって、何層にも楽しめるものだったが、今回は4〜5時間じっくり煮込んだシンプルな牛ホホ肉が提供された。
ソースは濃厚でまったりと濃い味で美味しいのだが、少しシンプルすぎたかも。添えられた「根セロリのピューレ」を少し付けて食べると味変して効果的。
口直しにセットの「グリーンピースのスープ」を途中で飲むが、割と匂いが強めで個人的には今一歩相性が合わなかった…。
前回の「人参、セロリ、ベーコン」の方が好きだな。
デザートは「フルーツとアイスクリーム」…フルーツの種類がイチヂク、アメリカンチェリー、梨、葡萄、りんごなど盛り沢山で楽しい。美味しくいただいた。
飲み物はコーヒーをいただき、
最後にミニャルディーズで小さなお菓子としてトリュフチョコとパイが出てきた。トリュフチョコは中に干し葡萄が入り、とても美味しい。
かれこれ、2時間弱のランチになってしまったが、ゆっくり味合わせてもらった。
軽井沢を代表するフレンチの位置付けは変わらないが、夏の軽井沢は繁忙期でなかなか細かい事に手が回りにくくなるのもよく分かる。
夏の軽井沢はもちろん避暑には良いが、逆に混み過ぎるのが難点。
落ち着いたシーズンにまた来たい。