Restaurant name |
GUUUT(GUUUT)
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Categories | Thailand cooking、Wine bar |
Phone number (for reservation and inquiry) |
090-1541-0215 |
Reservation Availability |
Reservations Only
1日1組限定、2~6名のみ受付 |
Address |
長野県上伊那郡箕輪町中箕輪542-1 古民家 箕澤屋 |
Transportation |
323 meters from Sawa. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥10,000~¥14,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
6 Seats |
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Maximum party size | 6people(Seating) |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Stylish space |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
Website | |
The opening day |
2018.8.18 |
カテゴリ:【長野】全部
伊那旅行最後、クライマックスはなんと・・まさかのタイ料理です。
グート(GUUUT)
お世辞にもわかりやすい場所とは言えない、
ご自身で手直しで全部をなおしていると丸わかりな建物の外観・・
中に入ると・・
ココには究極の壺中の天がありました。
1組限定の小さな空間、1つのテーブルだけが明りに照らされ、導かれるように、誰かに呼ばれているかのように足がテーブルに向かっていました。
お店の方は、穏やかで柔らかい笑顔のご主人三浦さんただひとり。
最初はこういう場所で商売をしているからといって、
決して料理と真剣勝負!自身に満ち溢れた接客!という威圧感というものはなく、ただただ優しく迎えてくれる、むしろ少し孤独を感じさせる方だという印象でした。
料理はおまかせ
コースが6600円、日本ワインと日本酒のペアリングが5500円
6品プラスデザート、1品につき1杯のお酒をセレクトしていただけます。
このペアリングこそが料理と共に三浦さんでしかできない、他に近いものが見当たらない魅力だということを思い知ります。
タイ料理とひとことで言っても複雑で、
複雑なものを組み合わせて複雑なものができあがるけどなぜか洗練されている。
料理の説明がブログではできないので優しい三浦さんにメニューを後に送っていただけたんですが・・
コピペしても複雑だと思います。
それでもコピペするしかないんですがw
アミューズ 白菜、ラペソー(青唐辛子と醗酵茶葉)、セミドライ巨峰、公魚稚魚の唐揚げ、セルバチコの花
ヤム・サーリー 新興梨、レモングラス、生キクラゲ、バイマックルー、ホムデン、カシューナッツ、ナムプリック・パオ
ゲーン・ヘッ(ト) ショウゲンジ、ハナイグチ、クロカワ、アミタケ、アカヤマドリタケ、ぎたろう軍鶏のモツ 自家製ナムパラー(ニジマス、米糠、塩)
単に地元の食材をエスニックにしてみた料理は数あれど、
その人の、そのシェフの料理になっているものはどれくらいあるんでしょうかと思いました。
料理だけを取ってもそうです。
おそらく元々繊細な味覚センスがあり、素材を組み合わせるアイデアがあり、複雑な組み合わせを完成させる好奇心があり、
長い経験からの引き出しが多く、それを実現させる行動力があり、食べる側からの視点から想像できるサービス精神。
さらに料理側から選ぶお酒のチョイス、お酒側から見た料理のアレンジ。
もうコレって・・
三浦さんの料理という感覚を更に超えてしまって三浦さんそのものなんじゃないかと食中に感じ始めました。
ヤム・ホーイ・ナンローム/プラー・ソム 生牡蠣(赤穂坂越産)、芝平なんばん/糠漬けのニジマス、暁桃のソース
カイ・ヂャオ・ネーム 家鴨卵、ネーム、春雨、ホーラパー
エップ・プラー 50センチ級ニジマス、白菜、紫白菜、白菜の漬物、大根の糠漬け
三浦さんはお料理、お酒のことを聞けば何でも笑顔で答えてくれます。
ほとんどは調理場に入りテーブルに近づく時間はごくわずか。
でもほんの一瞬、辛さのことを聞いてくれたり反応を短時間でつかみ取っているようでした。
聞けば・・
「お客様の反応で味付けや、場合によっては料理自体をその場で変えてしまったりもするんです。」
「おまかせというのはそういう意味だとワタシは考えていますから」
もちろん一般的におまかせというのはそういう意味とは限らない。その日良かったものを仕入れてみたり、新しく習得した技術を披露するのもおまかせだ。
でもこれが<おまかせ>だと言い切る三浦さんの実現したかったお店、場所であることが妙に腑に落ちた気がした。
ヌア・ナムプリック・オン 天龍牛の干し肉(腿)、脛、筋の煮込み パクチーファランとネギのソース
東京から離れ、自分の作りたい場所を作り、自分の作りたい時間を作り、
難儀であるとしても男なら誰もが憧れる場所であり生き方、生きざまだ。
何がうらやましいって聞かれればいくつでも大声で言える。
クリエイティブで、生産的で、好奇心で夢中に動けて、比べられないものを極め続けられて、孤独も感じられて、内側に幸せを探すスタイル。
1回食事しただけだけど、まぁカッコイイわぁw
壺中の天の孤高の人。
それは今まで少し独りよがりなイメージがありました。
でも今回、常に自分以外の相手の存在を感じていて、それを楽しみ幸せに思うことこそ壺中の天の孤高の人に近づけるのではないかと思いました。
最後に撮ってもらった写真。
表情に感情が出ていい写真だなぁと。
料理に関してまったく活字にできる自信がないので詳しく知りたい人は食べログの他の人のクチコミでも見たくださいw