水の都島原ならではの名物『かんざらし』発祥のお店!
長崎県島原市にある、島原名物『かんざらし』の元祖のお店『銀水』。
かんざらしは白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、蜂蜜、砂糖等で作った特製の蜜をかけたとてもシンプルなお菓子。
かんざらしの由来は、原料となる餅米を、大寒の日に水にさらすことから「かん(寒)ざらし」と呼ばれているとか。
銀水は大正4年に入江ギンさんが「浜の川湧水」のすぐそばで始めたお店。
昭和30年に田中ハツヨシさんがお店を引き継ぎ、平成9年頃まで営業していたそうです。
そして平成28年8月6日に、20年近い時を経て復活。
現在は島原市が運営しており、市の依頼で「地域おこし協力隊」が営業しています。
この銀水復活の実話をもとにした「かんざらしに恋して」というドラマも放送され、こちらのお店はロケ地にもなったそうです。
せっかくかんざらしを食べに行くなら絶対に行っておきたかったのがこちらのお店。
昼食後のおやつに行ってみることにしました。
お店は南島原駅から徒歩6分、島鉄本社前から徒歩8分ほどの距離。
駐車場はありますが、少し離れた場所にあります。
お店を自体をナビで設定すると、途中の道が細すぎてたどり着けません。笑
この日は土曜日、お店には13時40分頃の到着。
店内は満席で、店内に4人家族の1組待ち。
とりあえずウェイティングボードに名前を書き待ちます。
すぐに席が空きましたが、何やらお店の方が念入りに人数を確認しています。
どうやら現在提供できる分がギリギリらしく、これを逃すと今から1時間ほどかかるそうです。
私の後にもお客さんが来ましたが、なんと私でこの時の分がギリギリ終了。
ありがたいと同時に、申し訳なさもありました。
でも良かったです本当に。
メニューは色々あるのですが、この時は普通のかんざらしのみしか提供できないそうなので、普通のかんざらしを注文。
店内にはドラマのポスターや出演者のサインなどがありました。
長崎出身の長濱ねるさんが出演しており、密かにファンだったので、是非ドラマを見てみたいと思いました。
【かんざらし】350円(税込)
黄金色に輝く蜜の中に小ぶりの白玉がたっぷりと沈んでいます。
蜜を一口飲んでみると、そのあまりの美味しさに電撃が走りました。
カラメル系の風味とコクのある甘味、この味は私の大好物な黄金糖を思い出します。
蜜は結構濃いので、甘すぎる場合はお冷の氷を入れて調整するそうです。
私はそのままで十分だったので、この濃い味を堪能しました。
白玉はやんわりとしたとろけるような舌触りがあり、しっかりモチモチで風味も良いです。
美味しすぎてあっという間に完食、蜜も飲みきりました。
正直ここまでの美味しさは全くの想定外でした。笑
市内には50カ所にも及ぶ湧き水があり、「水の都」と呼ばれる島原市。
その湧き水を使ったかんざらしは、島原ならではの名物といったところ。
シンプルなものこそ素材が大事とは思いますが、この美味しさもやはり湧き水あってこそなのですかね。
湧き水がどういう効果をもたらすのかはわかりませんが、本当に美味しかったです。
今回の長崎旅行では銀水しか行けませんでしたが、市内の様々なお店で提供しているので、次は食べ比べもしてみたいと思います。
ご馳走さまでした!
Restaurant name |
Gin sui(Gin sui)
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Categories | Sweets |
0957-63-4610 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
長崎県島原市白土桃山2-1093 |
Transportation |
325 meters from Shimabara Funatsu. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted |
Table money/charge |
PayPayは可 |
Number of seats |
16 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店舗の80mほど北側に無料駐車場(二箇所)計20台あり,そこから店舗へは徒歩のみ。Google mapで「銀水第一駐車場、第二駐車」で検索。 |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery |
Website | |
The opening day |
2016.8.6 |
島原名物「かんざらし」の代表格として知られる名店。
創業は大正4年(1915年)、入江ギンさんが「浜の川湧水」のすぐそばで始めたお店。
平成9年(1997年)に閉店し、以降20年近く店舗が空き家のまま残されていたそうですが、島原市が名店を蘇らせる事業を進め、2016年8月6日に「浜野川湧水観光交流館『銀水』」として復活。
この銀水復活の実話をもとにした「かんざらしに恋して」というドラマも放送され、こちらのお店はロケ地にもなったそうです。
【かんざらし】550円(税込)
蜜は甘めでコクと芳醇な香りがあり、「べっこう飴」や「黄金糖」を彷彿させる味、白玉は表面は柔らかな歯触り、噛むとモチッとコシの強い食感で風味も良く、感動の美味しさです。
ご馳走様でした!
詳細レビューはこちら↓
https://menma825.com/ginsui-shimabara/