Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Thi Raunji Supakuru
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Categories | Traditional Café |
Phone number (for reservation and inquiry) |
025-228-6114 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
新潟県新潟市中央区下大川前通3ノ町2230 新潟グランドホテル 1F |
Transportation |
JR新潟駅からバス5分礎町下車2分 1,288 meters from Niigata. |
Opening hours |
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Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料10% |
Number of seats |
50 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 新潟グランドホテルが提携する駐車場タイムズ |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Sofa seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Beautiful night view,In hotel restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
1987.10.21 |
PR for restaurants |
信濃川と萬代橋を望む絶好のロケーションで過ごす優雅なひととき
きらきらときらめく雄大な信濃川を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごしませんか?繁華街から一歩離れた立地は、日常を忘れさせる豊かな時間が流れています。さわやかな風までもが感じられるようなやさしい空間で、贅沢な時間をお過ごしください。 |
新潟グランドホテル一階のティーラウンジ、スパークル。
萬代橋と信濃川の流れを目の高さで眺められるお店です。
ずいぶん昔に利用したことがありましたが、ここ数年はもっぱら、ホテルを利用した家族がお土産に買ってくるケーキをいただく程度です。
以前は、新潟で唯一 銀座マキシムドパリ のケーキが食べられるお店でした。
マキシムドパリの、レーズンのような風味のクラムがぎっしり詰まったアップルパイ、懐かしいです。
マキシムドパリが撤退してからは、フレンチの巨匠 ジュエル ロブション のブティックのメニューが一部販売されているようです。
はっとするような深い赤のパッケージが目を引く焼き菓子やケーキは、ギフトにせよお土産にせよ、もらう側の心をドキドキさせて期待を膨らませてくれます。
今回はお土産で価格などは不明のため、コスパやサービスは評価無しです。
いただいたのはロールケーキ。表示にはロールバニーユとあります。
長さは半分になっていますが、巻きの太さが立派です。
生地を“の”の字に一回だけ巻く、クリームやフルーツがたっぷりのロールケーキが多い中、
こちらのケーキはクリームを薄く塗った生地を何重にも巻いたものです。
バニラビーンズのつぶつぶが見えるクリームと、卵が香る黄色っぽい生地、細やかな粉糖。
素材にシンプルなスフレ系のバニラロールのようです。
小麦粉の使用が少なく、口に入れると ふわ、しゅわ、最後にクリームと混ざり ぷるん、とした食感で喉を通ってゆきます。
スポンジケーキのふわふわ感とは違う、卵を味わうケーキなんだと思います。
クリームもあまり甘くなく、固めにホイップされ生地の柔らかさを補っています。
クリームだけすっと居なくなる乳脂肪の高いものではなく、バタークリームのような安定感があり、きちんとお口の温度で生地と一体化させてから飲みこむと本領発揮する感じ。
ラベルを見ると色々入ってはいます。
保存性や輸送の安全のため必要だから入れたのだと理解しました。
シンプルなのだけど、何気なく作られたのではなく、研究され、計算されてこの形になった、
そんなストーリーを想像させてくれました。
普段、スイーツとは珈琲を合わせたい人間ですが、こちらは奥ゆかしいバニラの香りを探しながら、ストレートの紅茶といただきたいな、と思いました。
伝統的には、レシピに忠実に作るのが真髄のフレンチにおいて、革新的な要素を取り入れていったのが ロブション氏 だと聞きます。
スプーマとか、低温真空調理とか、新しい手法を作り取り入れていく流れと、
古典に回帰して伝統を貫き、守る流れと、
一人の料理人の中でも様々な時代があるのだろうし、料理界全体でも複数の流れ、流行があるのでしょう。
ロブション氏の料理を新潟でいただくことはできませんが、
いつかはレストランを訪れその料理哲学に触れてみたい、
そんな夢膨らむティータイムとなりました。