Official information
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自然に囲まれ静かに過ごす宿(その2):朝食
燕三条の岩室温泉にある旅館です。
富士屋の姉妹館として1988年5月開業。
2千坪の敷地に配置された「母屋(数奇屋造りの10室)とはなれ舎」は大女将 武藤氏の想い "自然に囲まれ静かに過ごす" をもとに造られたもの。
料理は地産地消。
緑を眺めながら、快適な施設で「なにもしない贅沢」を楽しめます。
(その1)に続き、「朝食」について書きます。
準備の関係で和定食は7:45~、洋食は8:00~開始。
前日に和定食又は洋食、玉子料理6種から1種を選択。
(※目玉焼、温泉卵、卵焼き、茶碗蒸し、オムレツ、スクランブル)
私は温泉卵、連れは卵焼き。
(更に卵焼きは出汁巻き又は甘い卵焼きから選べたので、出汁巻きを選択。)
会場は早朝にドアに掛けられた新聞と共に案内されました。
時間になり、2階宴会場「華室」へ。
テーブル席へ案内されました。
◇朝食
・いかのお造り
・サラダ、青海苔ドレッシング
・野菜炊き合わせ:かぼちゃ、大根、青菜、パプリカなど
・温泉卵
・鰆西京焼き
焼きたて、熱々です。
連れに出された身は厚め、私は腹に近い部分でやや薄め。
昆布の煮付け添え。
・豆乳豆腐
ふるふる。
・香の物(大根、蕪、茗荷)
・ちりめん山椒(松の実入)、梅干し
・ご飯:伊彌彦米の新米
・味噌汁:しじみ汁
・フルーツ:シャインマスカット、梨
・コーヒー
派手さはありませんが、おいしい「お米」を味わう正しい「日本の朝食」でした。
量は適量。
食べ過ぎることもなく、総じて好印象。
ただ、焼物は好物の「口細鰈の一夜干し」を期待していたので、「鰆の西京焼き」に変更されていたことは残念でした。
◇その他
館内には内湯と露天風呂があり、風呂上りの一服用の部屋が「ことり葉」。
セルフサービスで昼はコーヒー、朝は冷蔵庫にオレンジジュース、牛乳、バナナ酢、梅干しを提供していました。
チェックアウトは11:00。
部屋の露天風呂又は大浴場(内湯・露天風呂)に入るもよし。
広縁から緑の庭を眺めるもよし。
時間が許すまで、何もしない時間を楽しみました。
接客は良く、滞在は総じて満足。
機会があれば再訪したい宿です。
Restaurant name |
Yumeya
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---|---|
Categories | Ryokan、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0256-82-5151 |
Reservation Availability |
Reservations Only
お食事だけのご予約は2週間前から前日まで承ります。お席の都合でお断りすることもございます。 |
Address |
新潟県新潟市西蒲区岩室温泉905-1 |
Transportation |
お車で東京方面からお越しの場合、三条燕ICで下りてから30分、岩室リハビリテーション病院を目指して頂き、その先すぐ右側に駐在所があります。その反対側を見るとゆめやの看板がございます。あとは、途中の幾つかの看板に沿ってお越し頂くと、ゆめやの正門アプローチに入ります。 4,101 meters from Iwamuro. |
Opening hours |
|
Budget |
¥15,000~¥19,999 ¥8,000~¥9,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥40,000~¥49,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
Table money/charge |
サービス料なし |
Number of seats |
10 Seats ( カウンター席「桜庵」は10席) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people、For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people、Over 30 people 椅子・テーブルのお席です。 |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Horigotatsu seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
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Location |
Secluded restaurant |
With children |
お食事のお子様の同伴は承りますが、温泉のご利用はご遠慮願っております。 |
Website | |
The opening day |
1988.5.6 |
Remarks |
【お昼席】 |
PR for restaurants |
ようこそゆめやへ・・・自然に囲まれた静寂のもてなし
春には桜、夏は芙蓉、蛍。秋は紅葉、銀杏、冬は椿、雪景色。ゆめやの庭園には四季折々に花が咲き、自然、季節を満喫できます。春夏秋冬を感じる自然に囲まれた自然に浸る数奇屋造りの宿。 ごゆっくりお過ごし頂ける旬の素材をつかったいろいろな宿泊プランの他にも、お日帰りのプランもお支度しております。2012年4月1日に、湯開きした自家源泉と丹精込めた料理を楽しんで頂けるお昼のプランは、 カウンター席「桜庵」での |
燕三条の岩室温泉にある旅館です。
富士屋の姉妹館として1988年5月開業。
2千坪の敷地に配置された「母屋(数奇屋造りの10室)とはなれ舎」は大女将 武藤氏の想い "自然に囲まれ静かに過ごす" をもとに造られたもの。
料理は地産地消。
緑を眺めながら、快適な施設で「なにもしない贅沢」を楽しめます。
場所は燕三条駅から車で約30分。
車であれば燕三条I.C.から弥彦神社方面へ行き、岩室温泉方面へ。
岩室温泉へ入って、左手に出された看板のところで左折。
細い道を進んでいった先の左手。
緑を背景にした黄土色の門が迎えてくれます。
今回は半露天風呂付き客室を予約。
広縁から見える緑が美しく、居心地は抜群。
つかず離れずの接客は気持ちよく、「なにもしない」滞在を堪能しました。
チェックインは14:00。
15時過ぎに到着。
出迎えを受けて敷地内へ入り、小さな橋を渡って母屋へ。
◇ウエルカムティー
ロビーにてチェックイン。
煎茶を出していただきました。
部屋へ案内後に出されたのは「黒糖ふるる」。
黒糖の寒天で、口当たりは名前のとおり"ふるふる"。
さっぱりした後味かつお腹に溜まらないのが嬉しいです。
その他、無料の飲み物は冷麦茶・冷水・お茶。
夕食は部屋食でした。
◇夕食:一汁七菜の献立
食材は地産地消です。
●食前酒
地元新潟市西蒲区の宝山酒造の「寳の山」。
やや甘口ながら、後味は爽やか。
(アルコールが苦手な場合、ノンアルコールドリンクへ替えてくれます)。
お飲み物は峰乃白梅 純米(1合、1,210円)
SAKE COMPETITION2019 純米酒部門金賞を受賞したお酒。
甘すぎず、すっきりした後味。
出された料理は以下の通り(献立記載の表示を優先)。
●膳彩〈先付・前菜〉
〈カクテルグラス〉
・合鴨ロース、無花果
旬の無花果が瑞々しいです。
〈黒のお盆:飾りは新米の稲穂〉
・柿と春菊胡麻和え
・百合根だんご
・鯖寿司
・菊の和え物
〈黒のお皿〉
・ずわいがに
かに味噌添え。
ずわいがにの季節には早い・・・かな。
「蟹」好きの私は、旨ければ気にしません。
見た目より身が詰まり、旨みと食べ応えはありました。
●蒸し物
本日の酒蒸し(くえ、鯛)
土鍋にて熱々を提供。
潮仕立て。
骨に付いた「くえ」の身がぷるぷる。
ぶつ切りにした葱がアクセント。
●お造里(お造り)
甘海老、鯛、あら
ぷりぷりした歯応えの「あら」は、夕食の中で印象に残った品の1つ。
(先に出された「蒸し物」と素材がかぶって(鯛、くえ=あら)いるけれど、仲居さん(<料理長)の説明によると「別物」らしい。)
●焼物
喉黒塩焼、舞茸
〈丸いお皿〉すすき野原にのぼる満月をイメージした盛り付け。
・喉黒塩焼
大根おろし添え。
皮目を芳ばしく焼いた、のどぐろの脂が口の中でじんわりと広がります。
おいしかったけれど、期待したより少量でした。
〈三日月の器〉
・秋やさいあえ物
(素揚げした舞茸とずんだの白和え)
コリコリした舞茸とずんだ・豆腐の組み合わせ。
●蓋物
ゆめや饅頭
創業以来提供する名物。
里芋で作った餅でウニを包んで揚げた饅頭に葛あんをかけたもの。
ほくほくした餅と出汁をきかせた葛餡のとろみ。
ほっとする味です。
●強肴
新潟牛網焼
万切り牛蒡の酢揚げ・かいわれと焼無花果添え。
●ご飯
伊彌彦米の新米。
(農薬・化学肥料を50%以上減らして生産した特別栽培米コシヒカリ。)
何もつけなくても、おいしい。
お替わりは仲居さんにお願いすれば、持ってきてくれます。
●味噌汁
地元産の味噌使用。
具は油揚げと葱。
●香の物
きりあえ、胡瓜、人参、大根
「きりあえ」はみじん切りにした大根の味噌漬けを甘辛に整えた土地の味。
白いご飯に合いました。
●ほうじ茶
●デザート
・米のアイスクリーム
・芋のきんつば
・ブドウのゼリー寄せ
秋を感じる素材の組み合わせ。
料理には質の良い食材が使われ、新潟の食の豊かさを感じる構成。
季節感ある器に美しい盛り付けも楽しめました。
蒸し物の素材が被っていた以外は大満足。
旅館の料理としては多すぎない(総量はご飯で調節)ので、年配の方も安心ですね。
◇夜のお茶
カモミールティー
冷水
上記の評価は夕食についてのみ。
宿泊設備及び接客は★4.5、食事を含めた施設の総合満足度は★4.3としたいです。
(その2)朝食へ続きます。