Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Niigata Kashimaya
|
---|---|
Categories | store |
0120-00-5050 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
新潟県新潟市中央区東堀前通8番町1367 |
Transportation |
Approximately 10 minutes by car from JR Niigata Station Approximately 15 minutes by car from Shichikuyama Interchange or Sakuragi Interchange on the Niigata Bypass (National Route 8) 1,812 meters from Niigata. |
Opening hours |
|
Budget |
¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Table money/charge |
なし |
Number of seats |
3 Seats ( Eat-in space: 3 seats) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK There is a parking lot for 13 cars behind restaurant. |
Space/facilities |
Wheelchair access,Wheelchair accessible |
Food |
Particular about fish,Allergy labeled,With calorie display |
---|
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted |
Website |
住んだことはないが、新潟は僕の故郷である。
今までで幾度となくその地に降り立ち、おお我が故郷よ!と胸を熱くしたものだ(笑)
僕の父の家は、僕に至る数代前から新潟で根を下ろした家だった。
その前は知らない(笑)本当は何をしていたんだろうか。
父方の祖先はそんな家で、
母の家の方は、戦前まで大きな商家でかなり裕福だったらしいが
母の父が身代を食いつぶし、零落したという。よく聞く話だ。
自分が若くて貧乏だった頃、もしも祖父が身代を潰さずにいたら、
自分も分け前をもらえたのではなかったかと煩悶したが、今となってはどうでもいいことだ(笑)
他人の金ほどあてにならないものはない。
僕だってもう、そんなことを考えているほど暇ではないのだ。
父から加島屋の鮭茶漬けの瓶詰をもらった。
これは僕も家族も大好物である。
キングサーモンを使って、塩やら酒やらで味付けをしたこの逸品は酒のあてにも、
そしてご飯の友としても、いい。
何かのサイトで小耳にはさんだ話では、コロッケに入れても良いそうだ。
たしかにブラジル料理で「鱈のコロッケ」とか訊くもんなぁ。
考えるだけでもよだれがでそうだ(笑)
何にせよ、開けた時の独特の薫りがいい。それだけでもご飯が食べられる。
しかし、茶漬けそれ自体を食べるのは塩辛いので注意が必要だ(笑)まさに北国の食べ物。
大根おろしなどを添えることをお勧めする。
この鮭茶漬けを白飯にのせてお茶をかけると、鮭の脂が溶けだし、甘い薫りがぱっと拡がるのだ。
それにお茶を掛けたくらいでは、鮭の風味が飛んだりせずにゆっくりと茶のなかに溶け出していく。
その頃を見計らって、一気に茶漬けを掻きこむのだ。これが美味い!
これが愛されないわけがない!
小学校にあがる前だったかの話。もう30年以上前の昔の話。
新潟へ帰郷してまた、帰京する前、土産を買いに新潟の加島屋本店にいくのが恒例だった。
姑息な5歳の僕のことだ(笑)両親の買い物に付き合って、何かねだるつもりだったろう(笑)
加島屋本店に入った5歳の可愛い僕(笑)は、店舗の真ん中のところに椅子を見つけ、
そこに座っていたのだが、
「コラっ! そこは、お前の座るとこじゃねーろー?」
という怒鳴り声がして、そちらをみるとしわしわの婆さん店員が僕に向かって怒鳴っている。
僕も5歳ながらに言い返す(笑)
「こっちだってお客じゃん!」 「何を、このガキが!」
そこへ両親が間に割って入ってなんとか矛を収めた。
5歳の僕はその失礼な店員にさらに腹を立てていたのだが、
後で訊けばその婆さんは加島屋の創業者系の方だったようだ。
もう、お亡くなりになったのではないか。あの時でさえ70は優に越えていたように思う。
あんな強い婆さんじゃないと、戦後の混乱やその後の経済の乱高下を切り盛りできなかったろうな。
怒られることがこんなにうれしく身に染みる齢になったのだ(笑)
加島屋の鮭茶漬けを見ながらそんなことを考えてた。
この齢になって叱ってくれる故郷があるということはいいものだ。
コッキンポンコ。