Ebise
(海老勢)- Nearest station：
- Categories：
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- Budget：
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- Fixed holidays：
- Monday
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Ebise
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|---|---|
| Categories | Izakaya (Tavern)、Ramen、Tsukemen |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
0256-33-1443 |
| Reservation Availability |
Reservations available |
| Address |
新潟県三条市東三条1-8-20 |
| Transportation |
161 meters from Higashi Sanjo. |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget（Aggregate of reviews） |
￥3,000～￥3,999～￥999
|
| Method of payment |
Credit Cards Accepted （JCB、AMEX、Diners） Electronic money Accepted |
Seats/facilities
| Number of seats |
200 Seats |
|---|---|
| Private use |
OK |
| Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
| Parking lot |
OK 50台 |
| Space/facilities |
Counter,Tatami seats,Horigotatsu seats |
Menu
| Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Cocktails |
|---|
Feature - Related information
| Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
|---|---|
| Website |
上越新幹線開通（昭和57年、おっと37年前デハナイノ！ ）以前、在来線のターミナル駅として、惨状シティ（仮 の表玄関として殷賑を極めた東三条駅前界隈のにぎわいも今は昔。
駅前のパチンコ屋と居酒屋、スナックの入ったビルはいつのまにか消え去りタイムパーキングとなり、サンバード長崎屋跡地或いは/及びその駐車場跡も草むして人の姿もまばら（っつーか、ゴーストタウン状態）
交通の進化と通信の進化が世の中を変える、と言い続けたのは日本経営合理化協会の前理事長だったけれど、その #冷徹な事実 #冷酷な現実 の前にはただただ声を失うばかり。
そんな中、駅前食堂を皮切りに、宴会もできる料理屋、そしてエチゴシティに通学の学生諸君、界隈の勤め人や家族向けファミリー居酒屋？ に姿を変えながらも、酔客諸君の支持を受け、いまだ賑わいをみせているのがこちら。
やや旧聞に属するが天子様交代の連休中、カイシャの事務所にひとり籠もりきりで机に向かい続けた夕方のある日、家に戻ると、少しは外で夕食でもとって休日の気分をだしましょうか、という事になり、高校卒業後、なんと30年あまりぶりにこちらの暖簾をくぐる。
広い入れ込みの座敷に座卓がたくさん。休日ながら、いや、ゆえか、ゴルフコンペ帰りと思しき日焼けしたオトウサン御一行、近所の老夫婦、連休で帰郷し集まったと思しき同窓会気分の学生諸君、そしてわたくしども含む家族づれ、と、店内はいっぱい。
品書きはどちらかというと安直な「居酒屋料理」中心であるが、それなりに目利きをした「おススメのおさかな」、ファミリー向けのカツライスやハンバーグ定食、そして界隈の定法「カレーラーメン」などもメニュに書きつけられている。
さてと天子様のお祝いですからお神酒をいっぱい、を、石本酒造謹製越乃寒梅普通酒、通称「白ラベル」があるね、ふむ、正一合とな、それは結構。ひとつよろしくお願いします。
ガブリとやれば特徴がないのが特徴という、オールドスクール・エチゴ・ジャパニーズ・サケの教科書的なあたり。善き哉。
善き酒にはキンキのヒラキに決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば、この手の大衆店で出てくるキンキだし、お値段がお値段だから、キンキと呼ばわっても吉次じゃなくて輸入物のアラスカキチジだろーし…なんてことは #いんだよ細けえ事は！ で、親子三人でちまちま突くには丁度いい型だし、オトウサンの懐にも優しいから黙っている。
そう思いながら、わかり切っているが吉次よりやや桃色がかった皮の色合いに「あゝやっぱり」と知ったかぶりをし、箸をつけると、身はホロホロと解け、ふむ、冷凍は冷凍でも船内で丸ごと凍結の「姿冷凍」を国内で戻してから開いて干物にしたものらしいね、と、 #知ってることを全部いう し、口に含むと活け物の玄妙な舌触りも脂の豊かさもないが、いわゆる「焼け」や「冷凍くささ」はなく、酒に「合わない事はなく」無心で半身をむしり、合間に猪口を使っていると、向かい側に座った息子も同じように「もう半身側」から攻め込み、教えたわけでもないのに適切に箸を使い、二人でほぼ同時に食べ終わり、各々「鯛の鯛」を確認しあい、なんとなく頷きあうと、これも一種の「食育」なのかしら？ と思う一方、いや、これぞ「食い意地」の遺伝子が為せる業、親の因果が子に報い…と、首をすくめない、事もない。