お米、日本酒、山菜旨し。
秘湯と言われる、定義は判らねど、
この雪の中わざわざ足を運ぶ価値があるのは、
その湯質もさながら、国登録有形文化財の歴史ある建物、
そして
レトロなBarカウンターの横、
図書やレコード並ぶパブリックスペースにある
未来ポスト(12年後に投函した手紙が届くという)
粋な企画を設置しているのも面白いですよね。
少し塩気を感じる温泉と混ぜたほうじ茶サービスなど、
しんしんと降り積もる雪を窓越しに眺めながら
静かに1杯温かいお茶を戴くのも、また一興です。
勿論、そしてお宿で戴ける、
こちらの素朴で自然の恵みを戴ける山郷料理。
お食事処は、別室、完全個室で供して頂けます。
献立に料理長の名前などが無いので、お伺いしたところ、
女将(大&若)の采配で、料理の味付けや献立が決まるとのこと。
若女将が英語できるので、お酒の説明も裏に英語表記が。
確かに、こういう秘境には、必ずや外国人がつきもの!
さて、先ずは地元の芋で作られた焼酎を飲みつつ、
やはり地酒いっちゃいますよね~爆
この時ばかりは、日本酒も解禁っ!(って最近いつも?笑
フルコースのお献立は、
・食前酒:野草種。
お宿特製の、マタタビ酒/いかり草酒/山桃酒/アンニンゴ酒
をブレンドしたものらしく、中の山桃も食べられますとのこと♪
・前菜:ずいき白和え/みずなの実のたまり漬け/鮎せんべい
竹器:あざみ油炒め/海老うに焼き/エシャレット特製味噌
干し柿バター/柚子なます
・名物:地元・下田(しただ)で採れたぜんまい。
立派な太さのぜんまいを、切らずに1本で煮ており、
甘め醤油の味付けが、お酒をぐぃぐぃ引率します。
・小鉢:蕨(わらび)のお浸し 長芋千切り
塩漬けしたものを赤鍋(銅鍋)で塩出ししたものらしく
旬ではないものなのに、シャキシャキとした食感が
感動ものっ!この優しい出汁の含ませ方も最高っ♡
・お造り:清流の鯉の洗い 酢味噌で。
鯉のあらいは、実はこの冬の時期が1番脂のって
美味しいんだとか!あの庭の池に居た鯉ではありません(笑
臭みも全くなく、氷上の鯉は、ペロりとイケまする♡
・焼きもの:深山上流に棲むイワナ。自家製またたび塩漬け。
え?!マタタビ、まさかの二日連日で口にするとは!笑
(昨夜は都内のスパニッシュで、笑)疲れ取れるんですか?
猫が酔っ払うのと違い、人にはそのような作用は無いのですw
・煮もの:たら子寄せ 竹の子 蕗 梅麩
蕗♡大好物っ!シンプルな出汁で煮含められ、
食材そのものの味わいが堪能できる、至福の大人の一椀。
・中鉢:茶そば 自然薯
・鍋もの:湯葉鍋 湯葉 蛤 葛切り 他野菜
・肉料理:牛の石焼き 特製ダレ
八海山「別格雪室貯蔵にいがた和牛」A4級、
とのことで、5級じゃなくて嬉しい(笑)
・洋皿:南瓜グラタン。
トロっとしたホワイトソースの中に、車海老、
帆立?諸々、めちゃくちゃ具沢山な上に、
焼かれた大きな南瓜そのものが旨しっ!
蓋(ヘタ?)の部分までくり抜いて完食っ!笑
・お吸いもの:むかご豆腐 ソーメン みつ葉 柚子
・ご飯もの:鮭ご飯(下仁田産コシヒカリ)
このコシヒカリ、まごうこと無き旨さですっ!
白飯判定委員☆ドラミが太鼓判押しますっ!!
お米自体もそうなんでしょうけど、やはりその地の
水で炊かれたお米は最高の実力を発揮するのかな、と。
地酒祭りで浮かれまくり、既にお肉やグラタンも
完食し、腹パンなドラミでさえも、この白ご飯を
目の前にして、食べないなんて選択肢は皆無っ!!
1口だけ味見…なんて思ってたのに止まらないっ!爆
・水菓子:さつま芋のブリュレ(下仁田産紅はるか)
”山の塩羊羹” 上質な白インゲン餡にこちらの旅館の
源泉を練り込んだ嵐渓荘オリジナル塩羊羹らしいですが、
もぉ~ドラミお腹いっぱいで、こちらデザートには
一指も手を着けておりません(ゴメンなさい!)
部屋に持ち帰って食べれば良かったんですがwww
いゃーこの日は地酒に1本取られましたなぁ~
っていうか、こちらのお宿へ着くまでにも、随分と
早い時間から(お酒)やってたのが、敗因ですにゃぁ~爆
山菜♡ホント美味しかったー!
このまま布団へダイブできる幸せっ!笑
歯は、起きたら磨きます(笑×汚っ!w
ご馳走様でしたぁ~☆彡
Restaurant name |
Rankei Sou
|
---|---|
Categories | Inns,Guesthouses |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0256-47-2211 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
新潟県三条市大字長野1450 |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥8,000~¥9,999 ¥3,000~¥3,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
OK |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
OK |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website |
お茶も何も入れてくれないんですが…
少数先鋭のスタッフなのかな?
まぁ~逆に気を遣わず、付かず離れずで
丁度良いっちゃぁ~丁度良い距離感かな、と。
温かいもの、湯豆腐、茶碗蒸し、お味噌汁とお粥は
朝食スタート開始直前に配膳されます。
サラダの人参ドレッシングは自家製。
山菜、わらびの味付けが昨夜とはチョット変わっており、
塩気が強めで、特にお粥のお供に合いそうな仕上がりに。
意外にパサついてそうに見えた鱒も
西京漬けにしてあり、濃厚美味でした。
海苔置いてあったけど、フツーの旅館みたいに
生卵、納豆も無いので、味付け海苔は白飯用?w
シンプルですけど、まぁ、この位が丁度良いかも。
普段から朝食食べないドラミには
プレッシャー少なくて、寧ろ有難いかな(笑)
白ご飯のお櫃も置いてかれます。
お粥あるから食べないんだけど、セルフでどうぞ、
食事後のサインに、ふすまの戸開けて帰ってくださいね、と。
といった感じで、ほぼ朝食は自分たちで、形式でした。
ご馳走様でしたぁ~☆彡