八号線食堂 : Hachigousen Shokudou

カテゴリー：らーめん,三条,中越[2012.1.21(土)13:06]
久しぶりの雪のない週末という感じ。相変わらず寒いですけどね。特に予定もなく、お昼ごはんだけ目的に外出。普段行かないところとか、行ったことのないところという流れで、今回は国道８号線沿いの食堂シリーズということで、その名の通り八号線食堂へ。お店に思いっきり「めし」と書かれた、昭和のドライブインのようなお店。以前から存在は気づいていても、なにげに入るには勇気のいる感じでした。お店の前には広い駐車スペースがあり、常に大型トラックが止まっていて、屈強なトラックの運ちゃんがモリモリ飯を食っているイメージを想像していると、なかなか勇気がいるんですよね。勝手なイメージですが。
恐る恐る来店してみると、広い店内は全てが座敷。４人掛けの座敷が５卓両側に広がっており、向かって右側は大きな座敷に座卓、漫画が並ぶいわゆるといった感じ。間口が若干狭い入り口に既にトラックの運転手さんや、工事関係者が陣取ってお昼ごはんを食べていました。さすがにその奥のスペースへは加われず、左手の座敷へ。小心者なもんで。(゜ー゜*)
男ばかりかと思えば、私の後から近くの病院の看護婦さんが団体でやってきたり、男の世界というわけではないので、普通に入れるお店として変な気概はいらないことが分かり、少し安心。(´▽｀)
メニューは定食類が充実しており、単品でも様々なおかずが用意されており、何でもあるといった感じ。一応ラーメンブログなもんで、定食に惹かれつつラーメンを頼もうとメニューを見ると、ラーメン定食という文字が。思わずラーメン定食(730円)をお願いしてしまいました。定食といってもライスと目玉焼き、漬け物のセットだそうで、味噌ラーメンやカレーラーメンなどでも900円で定食セットにできるそうです。
ちなみにラーメン単品だと520円とこちらの価格帯も昔ながらの食堂らしい、お得な価格設定です。普通のラーメンにおかずをセットする食べ方もありですね。
あっという間に出てきたラーメン定食は、ぷるぷるした目玉焼きの新鮮さが目立ちますが、ラーメンもしっかりとしたボリューム。
シンプルな醤油味で、醤油味自体はあっさり目ですが塩味が若干強い感じ。出汁はしっかりとしていて、鶏出汁系でしょうか、ライスにピッタリと合う感じです。燕三条系と比べれば味は濃くはないかも知れませんが、それでも味は結構強いのかも知れません。
麺は縮れた中細麺。茹で加減は柔らかめですが、しっかりと歯ごたえも残っています。いわゆる製麺所系の普通の麺なんですが、しっかりと茹で加減をコントロールしているあたり、さすが昔からの食堂。
トッピングは、チャーシュー、メンマ、焼き海苔、ワカメ、刻みネギ。チャーシューは昔ながらの食堂で頂く感じの、普通の味わいで印象はそれ程残りませんが、価格的に考えてもボリュームはあると思います。ワカメが昭和っぽさをさらに強めているかも。
ちなみに目玉焼き。単品だと160円だそうですが、プルンプルンの新鮮さで、普通のラーメンを頂く金額でこの目玉焼きとライスが付いてくると考えると、非常にお得な感じがします。
ラーメンもいいんですが、一人暮らしの人間としては定食類の充実したお店は貴重で、今度は夕ご飯に別の定食を食べに来てみたいなと感じました。
国道8号線沿い、新潟〜三条方面に向かった大島あたり。大きな駐車スペースの奥の方に左手に赤字で「めし」と書いてあるので、わかりやすいかも。