素材と地のものを丁寧に装わせるこだわりと、ホスピタリティ。【スワロウシティ社会科見学旅行第五弾】 : Takashi No Yado Takashimaya

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4.0

¥15,000~¥19,999per head
  • Cuisine/Taste4.0
  • Service4.5
  • Atmosphere5.0
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.0

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per head
  • Cuisine/Taste-
  • Service-
  • Atmosphere-
  • Cost performance-
  • Liquor/Drinks-
2011/09Visitation1th

4.0

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service4.5
  • Atmosphere5.0
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 15,000~JPY 19,999per head

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  • Cuisine/Taste-
  • Service-
  • Atmosphere-
  • Cost performance-
  • Liquor/Drinks-

素材と地のものを丁寧に装わせるこだわりと、ホスピタリティ。【スワロウシティ社会科見学旅行第五弾】

燕三条にお住まいの友人のところにお邪魔し、足を延ばして骨休め。
ということで、岩室温泉に宿を取っていただき、
夕食を御一緒していただいた。

我々の食事に合わせて、御足労いただいた席となった。


岩室温泉を発見された庄屋様の邸宅を元に造られた宿だけのことはあり、かなりの老舗で 明治天皇もおいでになられたくらいの由緒正しきという すごい宿であった。

母屋の歴史的建造物や中庭の素晴らしさ
しっかりとした女将と、番頭よろしくの男性や、隅々まで行き届いた従業員のサービス。
温泉が男湯、女湯が入れ替わるシステムや、平屋のようで平面で伸びてゆく空間づかいが心地よかった。
一泊一人18000円という値段は、私のようなひよっこには少々高嶺の花の部類で、そんなに価値があるものであるのか、と当初不安げであったが、当宿に足を踏み入れて3分も見たないうちに、払拭されたのであった。


さて、友人との夕食ということで、他に部屋を用意してもらいそこでの会食となった。

やや奥に差し掛かったすこし高くなった斜面にあり、梟と鈴虫と竹藪が同居する庭を眺められるお部屋であった。

二間続きの奥の部屋で、荘厳な空気に包まれ、上座に座らせていただいた私達は、背筋がひゅっとなるような空気。

お食事はおまかせであったので、通常の宿泊用の料理とは異なっていたと思われるので、実際に自力で泊る場合はそうではないであろうと予想される。


食前酒が用意された前菜から宴は始まった。
季節の彩三種盛り  

スモークサーモンとイクラ  
下に敷かれたきゅうりの酢の物がサーモンとイクラのややゴージャスな装いを中和し、口の中に感動と安らぎをもたらす。
素材の良さと、丁寧な仕事が見受けられる。

湯引き鮪のぬたあえ
そのままでも十分すぎるほど美味しいマグロを湯引きし、ぬたと酢味噌で和えるという
主役級の美味しさを閉じ込める贅沢さ。

蟹豆腐
玉子豆腐か具だくさんの冷奴かと思ったら、蟹豆腐であった。
お出汁の効いたそれでいてしっかりと歯ごたえもあり、蟹もぎっしりと詰まっている。

箸やすめの酢のものもしっかりと憎い。

前菜でカウンターパンチを喰らい次へと続く。

お刺身は、やや薄めの切り具合で
初見はかんぱちだけにみえたのだが、しっかりと甘エビや鯛がある。
素材の良さは説明するまでもないのだが、あえてお刺身だけに満足させないという想いで、薄くしているのが
のちの料理の配分を考えてみて納得した。

お椀(鯛しんじょう)
シルバーと玉虫色を掛け合わせたような、なんとも形容しがたいお椀は、見る角度によってさまざまに色を変えるその様が、
妙に大人の席であることを再確認させられる。アダージョと能、狂言師をミックスしたような感覚。
ふたを開けたその先には鯛しんじょうが待っていた。
見事な純白さと小葱のコントラスト。マツタケの暖色がいい。
澄んだ出汁のくもりなきさに、職人の極意を感じる。


黒く重く光るお重の中には鮭の幽庵焼

西京漬けのような類であるのだが、あっさり目で、魚のフレッシュさと脂身が上手い具合に残っているのが嬉しい。
すもものような甘さと弾力、みずみずしさの残ったたいそうな梅干しは、主役級の存在感でまします。


金沢を思い出させる立派な漆塗りのお椀には
大根餅と餡かけ。
全体的に言えること。
円熟した一番そそられる食べごろの状態が、ここで一番高らかに謳われていたと感じられる。
濃厚な餡と素材のもつ美しさ、旨みが 最高に表現されているかのようであった。
トウモロコシの芯の部分は蒲鉾のうようで。全てたべられるのがいい。

揚げものはあえて油ものと表記されていたのだが、からっと油ものでないのがよい。

お酒は女将さんが勧めて下さったお酒がとても美味しく。
ミニマムなグラスにちびりちびりと飲むのがいい。


ここで、話が盛り上がり
料理を止めてもらい、弥彦の茶豆を頂いた。
とても香ばしく香りが立つその豆に、一同無言でむさぼる。


最後は、特別に宿が契約しているご飯がやってきた。
もともと、夜は炭水化物を取らない性質なのだが、
煌く米粒を観た瞬間に、唾をのんだ。
一見、芯が残っている?と見間違えるくらい固めの仕上がりで
しかし口の中でかみしめると甘さが広がる。
お水少なめで炊くのが好きな自分の趣向に見事に合致する。
あまりの美味しさに2杯もお代わりしてしまった。


デザートはジェラテリア・レガーロで特注してもらったというミルクジェラート。
かなりあっさりしていて口直しにいい。


この料金で、地ものを使い、さらに本格的な趣向を見せてくれるのにはかなり驚いた。


丁寧さと、安らぎと、気遣いを兼ね備えた本物の旅館とはこういうことを指すのだと思った。
次回またこの土地を訪れる際にはぜひとも再訪したいものだ。

  • Takashi No Yado Takashimaya - 岩室米 早稲米

    岩室米 早稲米

  • Takashi No Yado Takashimaya - あーん

    あーん

  • Takashi No Yado Takashimaya - 荘厳な

    荘厳な

  • Takashi No Yado Takashimaya - 梟ひびく中庭を背に

    梟ひびく中庭を背に

  • Takashi No Yado Takashimaya -
  • Takashi No Yado Takashimaya -
  • Takashi No Yado Takashimaya - 前菜

    前菜

  • Takashi No Yado Takashimaya - ご案内

    ご案内

  • Takashi No Yado Takashimaya - 季節の彩三種盛り

    季節の彩三種盛り

  • Takashi No Yado Takashimaya - スモークサーモンといくら

    スモークサーモンといくら

  • Takashi No Yado Takashimaya - 湯引き鮪のぬたあえ

    湯引き鮪のぬたあえ

  • Takashi No Yado Takashimaya - 蟹豆腐

    蟹豆腐

  • Takashi No Yado Takashimaya - お刺身

    お刺身

  • Takashi No Yado Takashimaya - かんぱち

    かんぱち

  • Takashi No Yado Takashimaya - お刺身あっぷ

    お刺身あっぷ

  • Takashi No Yado Takashimaya - きれいな蓋を開けると

    きれいな蓋を開けると

  • Takashi No Yado Takashimaya - 鯛しんじょう

    鯛しんじょう

  • Takashi No Yado Takashimaya - 鯛しんじょうアップ

    鯛しんじょうアップ

  • Takashi No Yado Takashimaya - 松茸

    松茸

  • Takashi No Yado Takashimaya - お重

    お重

  • Takashi No Yado Takashimaya - 鮭の幽庵焼

    鮭の幽庵焼

  • Takashi No Yado Takashimaya -
  • Takashi No Yado Takashimaya - すもものような甘酸っぱさと肉厚さをもった梅干し

    すもものような甘酸っぱさと肉厚さをもった梅干し

  • Takashi No Yado Takashimaya - お椀

    お椀

  • Takashi No Yado Takashimaya - 大根餅

    大根餅

  • Takashi No Yado Takashimaya - とろーりあん

    とろーりあん

  • Takashi No Yado Takashimaya - とうもろこし。  芯の部分はかまぼこみたいになっています。

    とうもろこし。  芯の部分はかまぼこみたいになっています。

  • Takashi No Yado Takashimaya - 油もの。蟹の湯葉巻きあげとしし唐

    油もの。蟹の湯葉巻きあげとしし唐

  • Takashi No Yado Takashimaya - 蟹湯葉巻揚げあっぷ

    蟹湯葉巻揚げあっぷ

  • Takashi No Yado Takashimaya - 抹茶塩

    抹茶塩

  • Takashi No Yado Takashimaya - 敷いてあった紙

    敷いてあった紙

  • Takashi No Yado Takashimaya - 女将さんがお薦めしてくれた お酒

    女将さんがお薦めしてくれた お酒

  • Takashi No Yado Takashimaya - 実は

    実は

  • Takashi No Yado Takashimaya - こんなに小さいグラス

    こんなに小さいグラス

  • Takashi No Yado Takashimaya - 弥彦の茶豆 香ばしくてとても美味しい。止まらない。

    弥彦の茶豆 香ばしくてとても美味しい。止まらない。

  • Takashi No Yado Takashimaya - ごはんのセッティング

    ごはんのセッティング

  • Takashi No Yado Takashimaya - 開けると

    開けると

  • Takashi No Yado Takashimaya - 固めでぱらっとしてるのに口の中でもちっとして甘さが広がる

    固めでぱらっとしてるのに口の中でもちっとして甘さが広がる

  • Takashi No Yado Takashimaya - ミルクジェラート 

    ミルクジェラート 

  • Takashi No Yado Takashimaya - ジェラートあっぷ ジェラテリア・レガーロに高島屋特別仕様で作ってもらってるそうです。

    ジェラートあっぷ ジェラテリア・レガーロに高島屋特別仕様で作ってもらってるそうです。

  • Takashi No Yado Takashimaya - 朝食

    朝食

  • Takashi No Yado Takashimaya - 納豆の覆い

    納豆の覆い

  • Takashi No Yado Takashimaya - 築250年以上の母屋

    築250年以上の母屋

  • Takashi No Yado Takashimaya - 囲炉裏のある

    囲炉裏のある

  • Takashi No Yado Takashimaya -
  • Takashi No Yado Takashimaya -
  • Takashi No Yado Takashimaya -
  • Takashi No Yado Takashimaya - 立派なお庭

    立派なお庭

Restaurant information

Details

Restaurant name
Takashi No Yado Takashimaya
Categories Ryokan、Japanese Cuisine
Phone number (for reservation and inquiry)

0256-82-2001

Reservation Availability

Reservations available

Address

新潟県新潟市西蒲区岩室温泉678甲

Transportation

4,065 meters from Iwamuro.

Opening hours
Budget(Aggregate of reviews)
¥20,000~¥29,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Accepted

(AMEX)

Electronic money Accepted

Seats/facilities

Number of seats

30 Seats

Private dining rooms

OK

Private use

OK

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

OK

Feature - Related information

Occasion

Website

http://www.takasimaya.co.jp/