世間の動きについていけない私
2023年6月
「汁なし担々麺 890円」
最近は割とすいている店なのだが、いつになく駐車場が埋まっていた。まあこういう日もあるか。ひょっとしてまた雑誌かローカルTVにでも紹介されたのかも知らん。
券売機前で「ブラック塩担々麺」にするか「汁なし担々麺」にするかしばらく迷う。なんか蒸し暑いので、結局「汁無し」にした。
加水率低めの22番細麺。湯通ししただけのしゃっきりもやしが印象的。私はもう少し火を通した方が好きだけど。よーく混ぜて、真っ赤なタレによくからめて食べる。好感の持てる適度な辛さ。
隣の若い男性一人客が、食べ終えて厨房に元気に話しかけてから帰って行った。きっと食べ歩きを始めたてなのだろう。いろいろおいしい店を見つけてくれよ、青年。とりとめもなくぼんやり食べていたら、シャシンも一枚しか撮らなかった。まあいっか。このメニュー二度目だし。…こういう感動の無い食事をしてはいかんなあ。…つーか、二日酔いなんだよね、
今日も。広島流汁なし担々麺、前回同様旨かった。
この店の規準での、濃厚・太麺
2023年1月
「濃厚塩ラーメン」850円
尾道ラーメンを名乗る県内唯一のお店。魚介のダシが効いたサッパリ系の素朴なラーメンをいただこうと来店。しかし、券売機の前に立った時、上段右端のメニューに目が行った。何だって?濃厚塩ラーメンだって?魚介&太麺だって?聞いてないよ~。魔が差した。
濃厚塩ラーメンを購入。でもまあ、それもまたいいじゃないか。未食メニューにはチャレンジしてみる、というのが食べロガーの宿命だ。やがて来たのは…。
濃厚スープ(当店比)という感じのモノでした。なんかチラシでよくあるじゃない、「有効成分は従来の二倍(当社比)」ってのが。あれです。絶対評価として見たら、むしろあっさり系かなあ。魚介の旨味が強いし、塩味も強いから、濃厚っていうんだろうね。おいしかったけどね。
で、太麺も(当店比)って感じでした。18番中太麺じゃないかなあ。コシが強くて、しっかりかむから麺の甘味を感じておいしかった。旨味調味料無しでシンプルな組み立ての塩ラーメンで、あまり食べたことのない感じではあった。
だけどやっぱり、この店だったら細麺の醤油か広島汁なし担々麺の方がいいかな。
「尾道」感を楽しめるラーメン店
2022年8月
「瀬戸内塩ラーメン800円」
22番あたりの極細麺。低加水タイプのザクッとした食感。推定加水率は30%といったところか。
スープには少し塩味を強めに感じるが、年齢的に若い人はこれくらいがいいのかもしれない。乾物魚介の旨み、非白湯の豚骨の旨みがあっさり目に感じられて、押しつけがましくない。どうだ旨いだろ、日本一だろ、というような主張の強さ、我の強さを感じないのだ。気に入ったらまた来てくださいね、というスタンス。こちらが勝手に、尾道を舞台にした映画の印象をラーメンにも持ち込んでしまうせいだろうか。店内装飾は、今はなき大林亘彦監督の関連映画で一杯である。実際にこの店にも訪れたようだ。長岡花火の映画を作ったもんなあ。
穏やかな瀬戸内海の町を訪れたような、落ち着くひと時だった。基本的に西日本文化圏のラーメンで、関東・東北・北海道の文化圏にあるラーメンとは、根本的なところで異質なのかもしれない。一番大きい違いは、やはり麺だなあ。
汁なし担々麺は広島のご当地ラーメンなのだ
2022年6月
「汁なし担々麺850円」
CATVの「ご当地ラーメン探訪」で広島の回を観ていたら、汁なし担々麺の発祥店ともいわれる「きさく」の紹介をしていた。この回を観るのは二度目なのだが、今回とても魅力的に思えた。汁なし担々麺って、札幌の「175℃DENO担々麺」のシビカラ担々麺が全国的に有名になったから、広島のご当地ラーメンだという意識が正直薄い。なのに、この番組でリポートされたせいで広島風の元祖汁なし担々麺をとーっても食べたくなってしまったのだ。そういえば、長岡市内にも広島・尾道ラーメンの看板を揚げてる店があったなあ、と思い出す。ネットで調べてみると、ちゃんとメニューに汁なし担々麺があるじゃないの。…それ行けっ!
券売機で慎重に「汁なし担々麺」のチケットを買い、二人連れだったのでテーブル席に案内された。
着丼したら、天地返しを数回繰り返しながらよく混ぜる。加水率低めの(たぶん)22番細麺で、ザクッとした食感。このタイプは本来あまり好まないのだが、この辛いタレに合わせると実にしっくりくる。ジワジワ来る辛さで、頭部がホカホカ汗ばんでくる。ザクザクした麺を噛んでいると、小麦の甘味が感じられる。汁なし担々麺に低加水細麺、合うわー。「ご当地ラーメン探訪」で佐藤二郎が解説していた通りの味に思えてくる。旨いわー。
このメニュー、見直したわー。ついでにこの店も見直したわー。
Review not for normal use
These reviews are based on the use of unusual services such as tastings, pre-opening and reception use.
ラーパスⅢの協賛店
2017年12月 NEO濃厚味噌ラーメン
ラーメンパス第三弾を使って、特製味噌ラーメンを500円で味わう。えーと、お店に迷惑をかけないように一番客を目指します。へいへい、駐車場に一番乗り。ラーパス出して現金精算、と。
麺は16番太麺で推定加水率35%の多加水タイプ。コシがあって旨い。ツルツルしていて、プリプリ感もある。この麺はいいなあ。
スープは、赤みそ主体だが、塩味があまり尖っていないね。トッピングにはピリ辛ひき肉炒め。
徐々に辛みが増し、これはサッパリタイプの担々麺といったところ。冬にはいいね。
ウオロク蓮潟店の隣に移転
2012年12月 梅塩ラーメン\750
尾道ラーメンのお店。瀬戸内海の小魚だしが素朴なうま味を出している。広島から材料を取り寄せているという話だ。
店内ディスプレイは映画監督の大林さん関連のものでいっぱい。お店にも何度か来たらしい。
塩ラーメンは、見た目もすっきり。スープはやや濁っているが、天然素材の味でしつこさがない。麺は22番極細麺。で、加水率が低い。まるでそうめん。お酒を飲んだ後に「にゅうめんです」と出されたら、何の疑問ももたないだろう。かなり特徴的だ。
チャーシューは2枚。しっかり豚肉の味を楽しめる柔らかめの仕上がり。他にメンマ、板のり、煮卵ハーフ、刻みねぎ。
おっと、大きな梅干しを忘れていた。途中で崩して味変するもよし、最後にデザート感覚でしゃぶるもよし。
2011年7月
暑い日だったので、「広島流つけめん」を選択。850円なり。
冷たい麺に、冷たいつけ汁のつけ麺。つけ汁は酸味のある冷やし中華タイプの味だが、唐辛子ベースのスパイスがガッツリ効いて、かなり辛い。さっぱりしていて辛いから夏メニューにはぴったり。
麺はゆるく縮れた無かんすい細麺。加水率は低めで、中華麺とそうめんの中間くらいの食感だ。つけ汁によくなじむ。
トッピングが面白い。湯がいたキャベツが4~5枚載ってくる。このキャベツがつけ汁によく合うのだ。他にメンマ数本、刻みねぎ、チャーシュー2枚。チャーシューは冷たいメニューなのに脂身の多いタイプなので、脂身がニッチャリしているが、冷製メニューなので仕方がない。
味付け煮卵は、サービス券でゲットしました。
塩ラーメン、こってりラーメンもおいしいですよ。
Restaurant name |
Onomichi Ramen Nanaya
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Categories | Ramen、Tsukemen |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0258-29-7780 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
新潟県長岡市蓮潟1-14-18 |
Transportation |
関越自動車道の長岡インターから車で約7分 3,499 meters from Nagaoka. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
23 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 16台,店前と左隣砂利空き地に駐車可能 |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Tatami seats,Live music |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Healthy/beauty food menu |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
2024年5月
「尾道ラーメン(細麺) 」850円
平日昼やや遅くに利用。久しぶりに看板メニューを食べてみようと思い、券売機にお金を投入。細麺と太麺がある。尾道ラーメンは平打ち麺が多いらしいので、本来は太麺を選ぶべきなのだろうが、何となく細麺をチョイス。
鶏ガラベースに、わざわざ取り寄せた瀬戸内海の小魚からダシをとって足しているらしい。結構こだわりの尾道ラーメンなのだ。そして、背脂ミンチを少し振りかけてある。徹頭徹尾「尾道ラーメン」の定義に沿った一杯。
22番くらいの細麺は、低加水タイプのゴワゴワした固めの麺。スープはとことん和風。小豆島の醤油をベースにしたタレを使っているので、この辺で出回っている千葉産醤油とは風味が全然違う。甘みのある醤油スープ。キレは無く、余韻の広がる印象だ。
いやー、まるで尾道小旅行。すぐ近くに海の気配がする。……すみません、カッコつけすぎました。