Sushi Kou
(すし幸)- Nearest station：
- Categories：
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Sunday
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Sushi Kou
|
|---|---|
| Categories | Sushi |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
086-253-9887 |
| Reservation Availability |
Reservations available |
| Address |
岡山県岡山市北区奉還町1-6-7 |
| Transportation |
JR岡山駅西口から徒歩5分 322 meters from Okayama. |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget（Aggregate of reviews） |
￥6,000～￥7,999
|
| Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Seats/facilities
| Number of seats |
10 Seats （ カウンターのみ） |
|---|---|
| Private dining rooms |
not allowed |
| Private use |
not allowed |
| Non-smoking/smoking |
− |
| Parking lot |
OK 提携コインパーキングあり |
| Space/facilities |
Counter |
Menu
| Food |
Particular about fish |
|---|
Feature - Related information
| Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
|---|
岡山に来ています。
夜になっても昼に行った海一の寿司が残っている感じでしたので炭水化物なしで寿司屋に行ってみようと画策します。
結果から言うと、この店でたらふく瀬戸内はじめ日本の豊かな海の恵みを味わい、寿司は２貫だけ。それで終わればよかったのですが、店を出た後ラーメンを食べて結局この日も終わってみればおなか一杯で歩くのも苦しいほど。岡山滞在の時間も無くなって来ましたのでがんばれるだけがんばっちゃおう、と。
このお店も岡山到着の初日から店構えを見てマークしてました。毎日毎日寿司店の訪問に明け暮れ、ようやく順番が来て。電話をしてみるとずっと満席ですが、予約が入っている時間前ならと短時間での入店を許可されます。
ホテルからぶらぶら歩いて店の前まで来ました。入口の戸をそろっと開けてみると、おお、外見よりもずっと感じのいい店内が目に飛び込んで来ます。つけ場には２人。二人にご挨拶して大将の目の前にどっこいしょと。ビールをお願いしてからゆっくりと店内を見まわします。老舗、ですね、間違いなく。お訊きすると大将は二代目で５０年以上続いているとか。目の前にはつまようじが１本ずつ出てくる昭和の小道具もそのまま使っていて雰囲気の醸成に一役買っているようです。
『何にいたしましょ。』
『子持ちシャコが食べたいんですが、入荷ありましたか？』
冷蔵庫から出して見せていただきます。でっかい。ここ数年、このサイズのシャコは瀬戸内では水揚げがなく、北海道産のようです。そのことは、他の寿司屋でも全く同じことを言われ続けてきましたので承知してます。
いやあ、やっぱり旨いです。食べ収めと思って味わいながらいただきました。
白板があって、いろいろおいしそうなメニューの数々。中から貝柱の塩焼きを選んでオーダー、
したところ、大将が長い棒を持ち出して来て、白板のメニューを指しながら、食材の説明を始めてくれます。教官の授業か！ってつっこみたくなるほど丁寧に教えてくれます。この時は後客も入って来て地元の常連さんが３人になり。そうそう、それおいしいですよ、ってすすめてもらいました。いやあ、こういうことってうれしいじゃありませんか。
イシダイの唐揚げ。イシダイって言っても、関東で言う石鯛とはまったく違う魚ですよって。配膳されたイシダイをみて、な～るほど。５ｃｍくらいの小さな魚です。食べてみると、これがめちゃめちゃうまい。骨まで食べれて身が実にアジっぽい。
『おいしいでしょ。』ってこれなら自慢できる味です。岡山ではイシダイとかイシダイジャコという名前で呼ばれ、ビールのアテには最高との評価を得ているそうです。分かります。
続いては、チンダイ貝。チンダイってチンがダイじゃなくって兵隊さんのことだそうですよ。兵隊貝と呼ぶ呼び方もあるそうです。焼いて目の前に出されます。おお、マテ貝ですね。これはおいしいに決まっている。瀬戸内の浜でよく獲れますね。
『ここのところが兵隊さんと鉄砲に見えるので・・・』説明してくれます。熱々の焼き貝、めちゃめちゃうまい。
やっぱり寿司も食べたい。目の前にりっぱな穴子が見えていて、１貫でもいいですかと訊いて握ってもらいます。焼き穴子が、皮目を中にして握られ。見た目はあまり気にしていないみたい（笑）。でも、味は最高。香ばしくて厚みがあっていい穴子でした。
続いては、これもおすすめのかます。出し初めで脂は乗ってないけどそれがおいしいというお客さんが多いというかます。塩焼きで出てきましたが、本当にその言葉通り。脂は乗ってませんが実に風味がいいさわやかな味わい。これも正解でした。
わいわいおしゃべりしているうちに約束の時間が迫ってきて、最後にたいらぎのにぎり１貫を〆に。
楽しい、おいしい、そしてびっくりするくらい安いお店で岡山の夜を満喫しました。