Restaurant name |
Hishio(Hishio)
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Categories | Ramen |
086-436-7624 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
岡山県倉敷市阿知2-23-6 |
Transportation |
倉敷駅から徒歩10分 615 meters from Kurashikishi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted |
Number of seats |
11 Seats ( カウンターのみ) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 市営駐車場 北100mパーキング有り |
Space/facilities |
Stylish space,Counter,Outdoor/terrace seating |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
The opening day |
2012.9.27 |
4月も末を迎え、
ある日は肌寒く、またある日は汗ばむ程の陽気。
更には夏を思わせる豪雨にも見舞われる 。
ココハドコ ワタシハダレ
季節の迷宮に迷い込んだ私は、「ハレの国」岡山県は倉敷市の美観地区に於いて、季節外れの服装に思わず至極寒い思いを致したのである。
種々雑多な飲食店が建ち並ぶ中、小豆島ラーメンなる幟が目に飛び込む。
よくは分からぬが、右脳が暖を欲している以上、これに勝る選択肢は無いであろう。
赤い看板にデカデカと描かれたラーメンの渦に、頭の先から吸い込まれるかの如く、地球のコリオリの力を味方にしながらの高速右回転でピットイン。
店内は昼前ながら満席。
どうやら食券式の注文スタイルらしい。
メニューを眺めている間にも続々と客が訪れ、気が付けば長蛇の列。
迷う暇もなく、とりあえず看板メニューの醤そばと倉敷めしなるものをチョイス。
店内は小綺麗でどことなくお洒落な雰囲気。
「ラーメン屋、中華料理屋、焼肉屋は店構えが小汚ない程うまい!」を座右の銘とするワタクシにとっては些か不安な店構えではあるが、その不安を他所に、店内に漂う醤ラーメンの独特な磯の香りに、胸の鼓動の高まりを徐々に感じられずにはいられなくなった。
起立!着席!着丼!
目の前に現れたる醤ラーメンは、魚介系ラーメン特有の濁りと磯の香り、詳しくは鰹の香りを放ち輝いておられる。
まずはスープを一口。
濃厚で少しとろみのあるスープはイワシの香りを強烈に、しかし、しつこくない程に優しく、そこに海苔の磯の香りが優しく手を差しのべ、仕上げに醤が味の輪を和と成し、調和している。
細麺にも関わらずスープが麺によく絡みグンバツ。
倉敷めしは、ほかほかのご飯の上に昆布の佃煮、わかめの根株、鰹節が乗ったシンプルな飯。
ラーメン屋では普段、チャーシュー飯をお供とする私には、あまりに渋い飯の構成にご年配向けの飯かと思わずにはいられなかった。
のもつかの間、一口パクり、またパクり、、パクパクパクり、、パクパクリ、、、バクバクバク!!
あっという間の出来事。
シンプルあっさりでありながら、異様なまでの白飯との親和性!
大満足デアル。
遠い地にてたまたま出くわした名店。
人の出会いも味の出会いも一期一会。