Restaurant name |
Shakodon No Mise(Shakodon No Mise)
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Categories | Ramen、Cafeteria |
0865-63-4506 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
岡山県笠岡市笠岡5914-5 |
Transportation |
JR笠岡駅から徒歩15分ほど 833 meters from Kasaoka. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
26 Seats ( テーブル6卓22席、小上がり4席) |
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Private dining rooms |
OK For 4 people 半個室の座敷 |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables テーブルすべてに灰皿無しです |
Parking lot |
OK 10台 |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
With children |
Kids are welcome |
山陽の小都市、笠岡。
小さな駅を降りると、僅かな送迎のクルマのほか、綺麗に整備された駅前広場にはあまり人影がありません。
暫く歩き、小さな漁船がたくさん繋がれた、海沿いの集落に。
うららかな春の陽射しの中、青く穏やかな瀬戸内の入江が、キラキラと輝いています。
さらに歩いて、比較的最近開発された雰囲気の、国道沿いの一角へ。
目指す「シャコ丼の店」の前まで来てみると、昼飯目当てにやってきた人たちが列をなしています。
店の前に停められた車のナンバーは、神戸、大阪・・・・
旨いものの噂は千里を駆ける、恐ろしい世の中になったものです。
自分など、関東の外れから来ているわけですから・・・・
さて、ようやく空いたテーブルに、相席で案内されます。
超満員の店内で、皆さんが旨そうに食べているのは、ここの名物である「シャコ丼」等々、それにシャコのフライが乗った「シャコラーメン」なんていうものを頼むツワモノも。
店の中ほどには種類こそ少ないけれども、おでん鍋も設えてある。
品書きを見ると、ご当地岡山のご飯に、シャコ天、シャコ酢がついた「シャコ定食」が1,050円、そして、そのご飯を「ミニシャコ丼」に変えた「シャコ丼定食」にすると1,500円なのだと。
街の定食屋さんにしてはちょっと値が張るなぁ・・と思いつつ、せっかくここまで来たからと、後者を選択します。
暫く待って、盆にのせられて登場したのは、ミニと言いながらなかなか立派なシャコ丼といくつかの一品料理。
まずは、シャコ丼から手をつけます。
これ、要はかつ丼のとんかつがシャコフライになったということ。
玉葱の甘さと固まりきらない卵のトロトロが奏でる、全国共通の味ですね。
ただ、肝心のシャコフライ、シャコの味はあまりしません。
今回、シャコ料理を都合三種類食べたことになりますが、この「丼向けのシャコ」が、一番細くて小さかった。
全体として旨いには旨いんだけど、正直なところ、シャコが旨いんだか、衣が旨いんだか、よくわからない・・・
シャコというのがもともと繊細な味わいなところをフライにして、甘辛いたれをかけ、卵でとじる調理法そのものの宿命なのかもしれませんが。
次に、シャコ天。
サクッと揚がったところを天汁にくぐらせて、これは旨いですね!
油も良かったのか、とにかく揚げ具合も良いし、ふわっとした香りとも秀逸でした。
サクッとした食感とともに、シャコもフライより立派な奴で、ホクッとした身の食感と旨みをしっかり感じます。
このシャコ天はわざわざ食べにくる値打がありますね。
こんなことなら、最初から1,000円ちょっとのシャコ定食にしておけばよかった。
そして、シャコ酢。
これはどこかの料理屋で食べたことがありました。
衣も何もつけない、素のまま湯がいたシャコが勝負。
さすがに比較的サイズの良いシャコが並びます。
やはりこのシンプルな一品が、一番シャコの旨さがわかりますね。
ふっくらと大釜で炊けた岡山のご飯に自家製と思しき沢庵をポリポリと。
合間に啜る豆腐の味噌汁は、いたって家庭的なもの。
さすが、ご当地笠岡諸島で獲れるという蝦蛄づくし。
これもまた、ご当地色が満載の「個性ずくし」でありました。