Restaurant name |
Za Nahaterasu
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Categories | Hotel |
Phone number (for reservation and inquiry) |
098-864-1111 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
沖縄県那覇市おもろまち2-14-1 |
Transportation |
ゆいレール「牧志」下車 タクシーで約5 分 678 meters from Omoromachi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) |
Private dining rooms |
OK |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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Website |
今回の沖縄出張及び休暇の那覇での宿泊は、新都心にある「ザ・ナハテラス」。
昔は新都心側に抜ける道がなかったので不便だったが、現在は仕事でも使いやすくなった。
ここに初めて宿泊したのは、このホテルがまだ「リージェント沖縄」だった頃。
30年以上前のその頃でも、やや殺風景ながらもこれ以上ない清潔感と広いこのホテルの客室は、当時の東京の一流ホテルをもしのぐ素晴らしい客室だった。
バスルームもとても広く、外国の仕様をそのまま持ってきたかのような高い位置にある洗面台にはやや戸惑いながらも、カーテンのない大きなバスタブはまるで圧迫感がなく、バスタブと客室の間に開閉可能の窓があるのも当時は斬新だった。
各客室階のエレベーターホールには常時「フルーツ」と「チョコレート」がおいてあり、いつでも好きな時に食べることができた。
また、このホテルの2階のレストランフロアのエレベーターの扉が開くと、目の前にピアノがあって、まるで自分を待っているためだけにピアノを弾いてくれていたのかと錯覚するような演出が見事だった。
朝食時には、オーダーする前に何も言わなくても「フルーツ」が提供され、「一日の始まりを沖縄の美味しいフルーツから」と言わんばりだった。
以上のように、当時のこのホテルはとにかく全てがスペシャルだった。
その後このホテルはANA系の「パレスオンザヒル沖縄」になり、経営の効率化が追及され、ただ客室が素晴らしいだけのホテルの変わった。
そして、施設の老朽化が目立ち始め、ANAが所有するすべてのホテルの売却を検討し始めたタイミングで、沖縄サミットのメインホテルとなった「ブセナテラス」が那覇の拠点としてこのホテルを買収した。
時は折しも元の米軍用地の再開発で新都心が計画されてこのホテルの立地が注目されていた頃。
「ザ・ナハテラス」として生まれ変わったこのホテルは、大規模なリノベーションを施し、設備的には、また昔の輝きを取り戻すことに成功した。
今では色調もだいぶ変わって「リージェント」時代の面影は、客室となんとなく場違いな感じのするそのプールに残すのみとなった(気がする)。
それでも、クラブフロアを利用すると、常時何かしらの飲食物を提供している「クラブラウンジ」を利用することによって、昔の贅沢な「リージェント」時代の雰囲気の一端を感じることができるかもしれない。
2泊目に昼ごろ、休暇のために妻と同僚の奥さんが那覇に到着した。
「『ブエノチキン』が食べたい」という同僚の奥さんの希望で、我々はテイクアウトのそれを買い求め客室で食べ、その後我々は「クラブラウンジ」ではなくある目的のために1階にあるロビーラウンジ「リビングルーム・マロード」に行った。
「バナナスムージー」
あまり知られていないが、これは「リージェント沖縄」時代から「パレスオンザヒル沖縄」の時代も含めて脈々と受け継がれているこのホテルの隠れた名物。
今でこそ当たり前にどこにでもあるが、このホテルでは30年以上前からこの飲み物を出していた。
バナナだけでなく、パインやココナッツ、クリーム、ハチミツをブレンドしたというとてもマイルドでクリーミーな高級感漂う美味しいスムージーだ。
私は那覇に来ると、このホテルの宿泊していない時でも、たま~にではあるが、この名物ドリンクを飲みにこのホテルに来ることもあった。
そして、今でも美味しいこのドリンクは、私が初めて沖縄を訪れた頃を思い出させてくれるとともに、妻には沖縄在住時の思い出を蘇らせてくれる。
同僚と奥さんにとっても、この「バナナスムージー」が今回の沖縄旅行の良き思い出の始まりになってくれると良いなと思った。