Restaurant name |
Kushibou
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Categories | Kushi-age (Fried Skewer)、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
080-7031-9816 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
大阪府大阪市北区天神橋5-6-23 一松食品センター |
Transportation |
JR天満駅徒歩10分ほど 264 meters from Tenjimbashisuji Rokuchome. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
12 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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感動したお店です。
何にって。
そのお料理の質とこだわりと、お父さんの美しき所作にです!
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お店は天満の古~い市場みたいな(一松食品センターというらしい)中、
まー 70年クラスの建物らしいので お世辞にも美しいとか整備されているとかではないですが、『串忘』さんを訪れる。
15:00。おやつの時間・・・
店がまえはこじんまり、地味で控えめ。
昼を食べてなかったので 恐る恐る、いけますか?と聞いて入る。
夜の準備をまだしていないうちだったのですが(だって15:00だもん)、愛想よく手早く丁寧に片づけたり清掃したりしてくれる。
そこらへんに店の姿勢や性格が出ますね
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「うちはね、まず“ひよこセット”を食べてもらってるんです」
串6本と飲み物(ビールやチューハイ、ハイボール、ワインなどから選べる)、1300yen。
まずレモンサワーとビールで乾杯。
ノーマルな感じだと、1300円の「串6本の始まりのセット」といえば、豚串と エビ1匹と タマネギとーしし唐と~?みたいな想像をする。
ところがどっこい。極めてちがう。
「佐賀県のアスパラです」
お父さんの手が、誇らしげに網に置く。そう、誇らしげに置く。
うわっ…。おいし!
パン粉が 緻密なくらいきめ細やかで、
サクリとカラリの中間の感じで綺麗な色で揚がっている。す ご い お い し い。
佐賀がアスパラのすごい産地かどうかは知らないが、このアスパラがすごいことはわかった。
丁寧に、続きがやってくる。
「姫たけのこ」
「徳島県のどんこ椎茸」
「半レアのホタテ」
「琵琶湖の稚鮎」
揚げ方は言うまでもなく薄い金色で美しいんだけど、
このお父さん、“今仕入れられる最高のもの”をこの「ひよこセット」に持ってきてるんだな、と途中でウルウルくる。
1300円でまさか、そんなレベルのものが出てくると思ってないもの。
姫たけのこは繊細にやわらかく。
どんこ椎茸は椎茸が実はニガテな私でさえ その弾力ある美味しさがわかる。
半レアほたては新鮮でぷりりと甘く。
稚鮎の魚身のうまみの濃さに、おお!と言う。
自分が納得した食材で 串を揚げるのが 好きで好きでたまらんのじゃないか・・・
(串は季節や仕入れで つど変わるらしい)
極めつけ、
「多分これはあなたがたのご両親も食べたことない珍しいもの」
そういって出された「ハモの子」。
やわらかな白い身の中に 卵巣のようなふわふわな甘い身が。。
もう、これは、食べてみて。
ご主人さんはもしや、もと割烹の板前さんか何かかなあ、と思い、出自をきいたら、
にこやかに微笑んで
「いいえぇ。よくきかれるんですけど、この道はこれが初めてですわ」
そう笑って お父さんは最敬礼でうやうやしくお辞儀をして、おやつの時間に来た私達を見送ってくれたのだった。
黄色のカジュアルなポロシャツを着た紳士。
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佐賀県アスパラ
姫たけのこ
徳島どんこ椎茸
琵琶湖の稚鮎
半レアホタテ
はもの子(卵巣)
+レモンチューハイ 計1300yen(税込)