完全にハマりました、^_^ やっぱりコスパ最高ー！ : Wainchan Kawara Machi Roji

ツレと夜に行きました。今回で3回目。このお店は夜がヤバい！生魚介系のアテは新鮮そのもの。火の通し方、付け合わせの野菜に至るまで拘り、一切の手抜きがない。気さくなマスターの優しい雰囲気で料理が一層美味しく感じます。太刀魚は身はふっくら皮はパリパリ。猪のロティは食感しっとり旨味が凝縮。蝦夷鹿のロティは綺麗なロゼ色しかし火の入ったレア仕上げ。肉汁と共に旨味が溢れ出す。あまりの美味しさに思わずシャンパーニュ テタンジェをオーダーしてしまいました。
ハンバーグは付け合わせの野菜がお昼の物と違い拘りの野菜を添えているとの事。確かにソテーされたネギもレンコンもズッキーニも一味違います。ハンバーグは言うに及ばす安定の旨さ。ナイフを入れると溢れ出す肉汁！
ビール、ボルドー赤ワイン2杯、シャンパーニュのフルボトルを開けて、たっぷりジビエを食べてこのコスパはヤバい！今回も大満足の晩御飯でした。

前日に食べたお昼のハンバーグ定食があまりに美味かったので、夜のワインバーを予約。夜はコースのみとの事。このお店は昼はハンバーグ定食屋、夜はワインバーになるらしい。マスターによると元々ワインバーだったが紆余曲折を経てお昼のハンバーグ定食も始めたとの事。お昼のハンバーグ定食屋も大盛況であったが、この夜も本町のオフィス街のサタデーナイトにもかかわらず私を入れて店内は満席であった。
今日は1人飲みなので、先ずはは瓶のハートランドをオーダー。

前菜は、ワンプレート式でよこわのサラダ、生ハムと洋梨ブルーチーズ、カニのポテトサラダが一皿に盛られて提供される。

よこわのサラダは薄切りアボカドの上に洋風マリネされた厚切りよこわが乗っているスタイル。マリネされたよこわとアボカドが絶妙なハーモニー。
生ハムと洋梨とブルーチーズ不味かろう筈はない。
ブルーチーズが苦手な人でなければ納得の旨さに思わず頷いてしまう逸品。カニのポテトサラダも蟹身が上に添えられて上品な味わい。

ここでく白ワインをグラスで注文。マスターお勧めのレオナルド ヴェルメンティーノ トスカー2018が提供される。オイリーな樽香とイタリアンワインらしい葡萄の力強さを感じるワイン。癖のある樽香がやや強いので好みが分かれるワインかな。
すぐに飲み切り、マスターお勧めのカヴァ　ヴァルフォルモッサ カヴァ ムッサ･ブリュットをフルボトルで注文。爽やかな柑橘系の果実風味が感じられる。コレも樽香にやや癖があり好みが分かれるスパークリングワインかな。どうやらここのマスターは癖のあるワイン好きとみた。

魚料理は三重県鰆のポワレ。身にふっくら火が通されていてお箸で切れるほど柔らかい、しかし魚本来の旨味がしっかり味わえる逸品。

肉料理は2品選べます。先ずは合鴨のコンフィーが提供。合鴨の皮目はパリパリ身はふっくら仕上げ。グリーンマスタードのソースとグレープコンフィチュールのソースが添えられる。鶏と違う合鴨の濃厚な旨味はカヴァに合う。また添えられたグリーンマスタードソースはマスタードの香りと程よい辛さが抜群のバランス、そう来るか！コイツにはやられた。あまりの旨さに夢中になって食べ飲み進め、あっという間に皿もボトルもカラになりにけり。

肉料理2皿目は熊本和牛のサーロインをセレクト。
ここでマスターお勧めの赤ワインをグラスで注文。
来た赤ワインはボルドー、あんましボルドーは好きではないので、できればブルゴーニュが良かったのだが。一口飲んでみたらやっぱり、しっかりボディに癖のある樽香。和牛サーロインは和風のソースと相まってこれ自体が絶品。よく噛み締めながらボルドーの赤をやる。あれれ？あれ程癖の強さが気になってた樽香がさほど気にならないぞ、ワインのしっかりボディも和牛の力強さに負けてないぞ、いやむしろ、この樽香とボディが和牛の獣臭さを打ち消しええとこだけを引出しお互いに高めあって絶妙なハーモニーを奏でだしているではないか！
コイツがマリアージュってヤツですね。
嫌いだったボルドーも悪くないと思いつつ感動の内に和牛サーロインを完食。

総評: 一流レストランと変わらないと言うかそれ以上の美味さと感動を味わせてくれるお店。
本町のオフィス街にこの様な名店が存在したとは。
大阪の底力恐るべし。このコースが4200円？安過ぎやしませんかー？
納得のコスパと美味しさ。小さいお店なので客が押しかけると予約が取れなくなるので人にはあまり教えたくないお店。

手ごねハンバーグでしょうか？手作り感満載です。付け合わせのモヤシが変わっている？モヤシのシャキシャキ感が良い。和風ソースが好みが分かれるところかな？