このは
このは2014年8月15日06:08
肥後橋にある表記のお店を訪問。10年くらい前のオープンしたての頃何度か訪問した事がある。当時はコースが4000円だった。若い女性グループ中心に賑わっていた記憶がある。店に入ると相変わらずかわいらしくてお綺麗な女将さんがお迎え。私の事をちゃんと覚えていてくれたのには感動した。この時点でこの店は大満足。
現在は8400円のコース一本勝負。ご主人とおかみさん以外に男性と女性の調理師が1名ずつ。最初にビールを頂いて食べたくないものだけを先に申し上げてお任せでどんどん出してもらう。
先付けは瑠璃のガラスの器に毛蟹とアボカドと湯葉と芋茎を和えたもの。ご馳走感満載でとっても美味しい。店はカウンターだけ。普段はなかなか予約は難しいと友人から話を聞く。
鱧の葛打ちしたものをオクラのすり流しでいただく。とってもいい出汁の塩梅で胃に沁み渡る滋味深い加減である。
お造りは平目と雲丹。。普通に美味しく頂いた。平目の熟成加減も上々。
初めて頂くぬめりのある青味野菜を白和えにしたものと水蛸を若布で和えたもの、鱧の玉子の炊いたものが登場。せっかくなのでワインを頂いてマリアージュを試す。店のマダムがソムリエールなので料理代金くらいと言う予算と好みを申し上げてお任せする。適当なものを5本くらい目の前に並べてくれてそこから選ぶ。
さっぱりしたミネラル系にしようか迷ったけど旨味のあるムルソーを所望する。セガンマニュアルは赤ワインは頂いた事があるけど白は初めて。ブルゴーニュのグラスとマダムの丁寧な説明もあってとても美味しく頂く。
焼き魚は大きなのど黒。選んだワインにぴったりで魚の脂に負けないワインのふくよかさと樽の風味がナイスマリアージュを醸し出す。
冬瓜と焼き茄子の胡麻酢和え。これもワインにぴったりとマッチした。こういったものが本当に美味しいと感じる年代になったと感じる。
オープン当時からの名物の天ぷら。三つ葉とえびのかき揚げとオクラの花。これこそ選んだワインとのマリアージュの真骨頂。。
とうもろこしの天ぷらも美味し過ぎ。。。
〆は生の朴葉に包まれたちらし寿司。飛騨に行ったらよく見かける。でも関西では枯れ朴葉を使った朴葉焼きしかあまり見かけない。
具は赤貝と穴子と錦糸玉子と酢蓮根と木の芽。素朴な味でとっても美味しい。
デセールは黒蜜につけていただくわらび餅。見た目も涼しげでプルプルに仕上げられた本蕨粉を使ったもの。最近はあまり見かけない。
薄茶を頂いてお腹いっぱいになる。9月から本町に移転。10年を期にお店も広くなってさらにパワーアップ。
大阪市西区土佐堀1-1-14 RIO土佐堀1階
06-6445-0058
17:30〜22:00
日・祝休み
This review is from the blog?
URL of the article:http://peropero-nikki.com/?p=16390
Restaurant name |
Konoha
|
---|---|
Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
06-6243-0228 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
大阪府大阪市中央区南本町2-6-22 プルミエール南本町 1F |
Transportation |
217 meters from Sakaisuji Hommachi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) |
Number of seats |
14 Seats |
---|---|
Private dining rooms |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,Tatami seats |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|
本町にある表記の和食店を訪問。裏通りにひっそりと佇む。清潔な店内はカウンター席と個室になったテーブルが一つ。穏やかそうなご主人と女性のお弟子さん2名、嫋やかでかなり美しい和装の女将さんで切り盛り。
食事のコースは天ぷらを主体にした12000円のもののみ。
座付は胡瓜のすり流し。。中には生雲丹と新蓴菜がはいる。柚子の香りもとても良い・・・胡瓜の青臭さが涼味を感じさせる。
煮物椀は皮目を炙った鱧とおぼろ昆布。。大阪の料理店らしい逸品。。出汁は昆布が効いたしっかりとした味わい。。
お造りはアコウ、炙った車海老、剣先烏賊の3種盛り。。夏の高級魚のアコウが脂があってかなり美味しい。
炊き合わせは柔らかく炊き込んだ蛸、小芋、破竹、オクラの取り合わせ。しっかりとした味わい。。
柔らかく火入れされた煮あわびは肝のソースで供される。これは手放しで美味しい。。麦の焼酎ととても良い相性。
続いて天ぷら・・・最初にカリッと揚げられて蓼塩をかけた稚鮎から。。続いてレアに低温調理された和牛をさっと揚げたものはおろしポン酢で供される。続いて水茄子をさっと揚げて醤油を塗ったものは驚くほどの美味しさ。車海老、極太のアスパラガス、よく肥えた鱚、とうもろこし、万願寺とうがらしと続く。揚げ油はごま油なんだけどほとんど胡麻の香りを感じさせない上質なもの。
締めは鰻丼かかき揚げの煮麺を選ぶことができる。私は煮麺を所望
自家製のわらび餅と薄茶でフィニッシュ。帰りはご夫婦でお見送りいただく。食事も美味しいけサービスも秀逸で、いつも温かい気持ちで帰ることができる稀有なお店。過去のこのははこちら
大阪市中央区南本町2-6-22
電話:06-6243-0228
日曜定休