大阪でトップクラスの蕎麦を出す店!
昼営業していれば、土日にいくらでも蕎麦屋酒が出来るのに、火、水、木曜が定休日なのでなかなか都合がつかない。
蕎麦の味は他人と呑んでいるとぼやけるので、蕎麦屋酒は「一人酒」と決めている。
たまたま金曜日に「一人酒」のチャンスが訪れた。
オープン直後に訪れる。
フレッシュでキュートな女将さんが笑顔で迎えてくれる。いつものようにカウンターの端に座らせてもらう 。
この日の蕎麦は、定番の「二八せいろ」と変わり蕎麦の「生青海苔切り」。
定番の「二八せいろ」以外はその日によって変わり、今日のように「変わり蕎麦」や「田舎」、「粗挽き」、「十割」、「更科」などがあり、楽しみである。
まずはお酒から「播州一献 山廃純米 播州愛山」をもらう。
肴はこの日のおすすめボードのメニューから鱈白子の醤油焼きを選ぶ。
「播州一献」は山廃らしい酸味と甘みで米の旨味がしっかりとする美味しい酒で、鱈の白子とも相性が良い。
女将さんは常に気を遣ってくれていて、たわいない会話が居心地がいい。
大将も手が空けば話しかけてくれて、興味深い蕎麦の話しをいろいろしてくれる。
会話を楽しみながら「播州一献」と鱈の白子の醤油焼きをゆるりと味わう。
蕎麦は「二八せいろ」と「生青海苔切り」の二枚盛でお願いする。
「青海苔切り」から出される。
変わり蕎麦は更科蕎麦がベースになっていて、極細切りでしっかりした腰で抜群の喉越しだ。
ほんのりと青海苔が薫り、青海苔の風味満点。
つゆを必要としない。
「二八せいろ」がベストなタイミングで供される。
顔を近づけてみると蕎麦の清々しい香りが立つ。
そのままひと手繰り口へ運ぶと穀物の風味が広がり、咀嚼すると甘みがやって来る。
うん、美味い。
腰も喉越しも申し分ない。
最近、大阪の蕎麦の有名どころを何軒か試してみたが、この「二八せいろ」は完全にそれを凌駕しているだろう。
「二八せいろ」はこの店の定番中の定番だけど、私はこの蕎麦が一番好きだ。
もちろんランダムで打たれる「田舎」や「粗挽き」なども美味いのだが「二八せいろ」がバラつきなく安定していつでも美味い。
蕎麦が美味いので、つゆはほんの少ししか使わないのだがこのつゆの出来が抜群にいい。
濃いストロング系だけど、出汁感とのバランスが良く、一見辛口ながら、深みのある味わいの中に甘みを感じる。よく出来た凄いつゆだ。
この「二八せいろ」と「つゆ」が自分の中のベンチマークなのだ。
今、自分の知る限りの大阪の蕎麦屋ではトップクラスの蕎麦を出す店だと言える。
美味い蕎麦と旨い酒!
9ヶ月ぶりに訪れた。
火、水、木曜日が定休日なのでなかなか寄る機会がなかったのですが、仕事始めの営業日が変則営業で水曜日にあたり、久しぶりに訪れることが出来ました。
先ずはいつものようにお酒から、「秋鹿」をグラスで頂きます。
肴は穴子の焼き霜をお願いする。
「秋鹿」は純米酒らしくキレが冴える酒で香りよりもコクと旨味のバランスがいい。
穴子の焼き霜とよく合う、旨いです。
「秋鹿」はすぐに杯が空になりお酒を追加する。
フレッシュでキュートな女将さんが間をみて話しかけてくれる。
お正月の話しなどをしながら、ゆっくり酒と肴を楽しむ。居心地のいい店である。
そろそろ蕎麦にしようか。
二八と田舎の二枚盛りにする、二八と田舎の順番は大将に任せます。
そして、もう一杯お酒をお願いする。
先に二八が来る。
蕎麦の香りがよく薫っていて、前半は幾分甘みは弱いと感じたものの後半は蕎麦の風味と共に甘みも増してくる腰は立ち、跳ね返しも良い具合。
僅かにラップして田舎が来る。
大将の絶妙な見計らいだ。
田舎もよく薫っている。
ほんの僅かなザラつきを感じながら咀嚼すると二八よりも強く跳ね返して来る。
甘みも二八同様、後半になるにつれて増して来る。
二八も田舎も満足の行く仕上がりでした。
美味しいです。
辛汁は出汁が強く効いていながら返しの存在感があるストロング系の好きなタイプ。
このつゆを蕎麦湯で伸ばすと抜群にうまい。
久しぶりに寄らせてもらいましたが、相変わらず美味い蕎麦と旨い酒を楽しませてくれるいい店です。
ちょいワルな粗挽き!
相変わらず、極上の蕎麦酒の時間を提供してくれる若き大将とフレッシュな女将さん。
この日の酒は梵ゴールドから。
メニューの中の蕎麦の実とろろが気になって試してみた。
なるほど!
蕎麦の実を噛んでいると、フレッシュな香りと味わいがダイレクトに伝わる。
とろろと相まって実に良い蕎麦前だ。
新発見!
これだけで酒が1合空になる。
次の酒は裏十四代の異名を持つ花邑。
梵ゴールドが霞んでしまう重厚さと香り。
美味すぎる。
蕎麦に合わすには、美味すぎる?
ちょっと間違えたか?
でも酒が美味すぎることには後悔はない!
今日は粗挽きと定番の二八を食べ較べて見よう。
大将のすすめで粗挽きから出してもらう。
粗挽きは野趣溢れる趣き。
二八の抜群の香りと味わい、甘みをそのままに全体をワイルドにしたちょいワルな感じだ。
粗挽きも二八も福井県丸岡産の同じ蕎麦粉とおっしゃっておられたが、腕も蕎麦粉も凄く良いコンディションなんでしょうね。
申し分ない仕上がりでした。
美味い蕎麦を堪能しました。
ご馳走さま。
最近、お酒を値上げされたのかな、お酒が高いのがたまに傷。
最高に美味い蕎麦と酒!
この日は太刀魚の炙りを肴に梵ゴールドでやり始める。
相変わらず、いい雰囲気の中で飲めます。
まだ立て込まない早い時間に行って、カウンターの端席で呑むのが好きだ。
カウンターに座ると、若くてフレッシュな女将さんが絶えず気を配ってくれる。
質実剛健な大将も厨房にいながら常にお客さんをよく見ておられる。
それが客としてすごく心地いい。
これがこの店の魅力だと思う。
平日の営業日は少ないが都合が合えば真っ先に足が向くわけだ。
蕎麦には今の時期が良いのだろうだけど、それにしても蕎麦が美味い!抜群に美味い。
この日の蕎麦は福井県丸岡産と言っておられた。
香り、腰、甘味、喉越し、どれも申し分ない出来だと感じる。
あまりに美味すぎてもう一枚追加してしまった。
酒も実に美味い。
ついついもう1合となってしまう。
これは、酒だけが美味いんじゃない、この空間で呑んでいるから美味いんだ。
酒2合と肴一品、蕎麦を二枚で5千円ちょっと。
普通ならちょいと高いかなと思うところだが、ここはそれだけの価値が十分にあると思う。
いつも通り美味い蕎麦と酒。満足!
変則営業の水曜日、久しぶりに訪れました。
出汁巻き玉子と菜の花胡麻和えの蕎麦前のあと更科蕎麦と二八蕎麦をいただきました。
酒は凡ゴールドを二合。
出汁巻き玉子はつくり置きでしたが、中途半端に温めずに常温で良いと思う。
他では味わえない独特な食感の出汁巻き、美味いです。
菜の花は火の入れすぎかな?柔らか過ぎて苦味と香りが感じられない。
酒は相変わらず旨い。
更科は独特な喉越しとほのかな甘み。
美味いです。
つゆはガツンとくる濃い辛口。
舐めた余韻で更科がいけます。
酒によく合う。
次に二八蕎麦、鼻を近づけて香りを聞く。
蕎麦の良い香りが立ち昇ってきます。
あぁ~良い香りだ。
口いっぱいに啜り込む。
蕎麦の風味が広がり咀嚼すればほのかな甘み。
美味いですね。
以上で5180円、少々高めだがこの店には雰囲気や大将と女将さんの接客など、その価値がじゅうぶんにあると思う。
一人蕎麦呑みのちょっとした贅沢が出来る処なのだ。
蕎麦呑みの時間をありがとう。
水木が定休日。
都合のいい曜日と定休日が重なってなかなか行く機会がなかったのですが、たまたま水曜日に営業しておられたのでやっと行く事が出来ました。
いつもは定休日での営業なので空いていて蕎麦呑みにはもってこいのコンデションです。
店内は凛とした雰囲気で若い女将さんの接客も完璧です。
一人蕎麦呑みにはうれしいです。
先ずは出汁巻とお酒を頼みます。
酒はいろいろな銘柄があり店主のこだわりと確かな選択で間違いないものばかり。
意外に早く出汁巻が出来ました、少し変わった出汁巻です。美味いですわ!
ご主人に聞くと茶碗蒸しのイメージですとおっしゃっておられた。
おそらく卵を丁寧に裏ごししてオムレツのように焼かれたのかも、なにしろ美味い。
酒も旨い、定番の酒メニューに「梵」と云う銘柄かあるのだけれども、コイツが旨いね、美味しいんですよ。
最近の酒の事情は良く知らないがストライクゾーンに入る酒が多いですな、うれしいかぎりだ。
お酒のお代わりする。
次は「梵」のワンランク上のやつを貰う。
もう一重、重厚なった様だ一層美味い。
そして次の酒あては春菊のごま白和えをお願いする。
春菊は一把分あるのだろうか結構ボリュームがある。
普通に美味しいが少し水ぽいかな。
食べて行く内に気にならなくなったが…
そろそろ蕎麦にしようか、それとお酒も。
元のベーシックな「梵」に戻る。
二八せいろと芥子切りの二枚盛りをご主人に勧められお願いする。
二八せいろから供される。
程よい腰と喉越しの良い蕎麦だ、塩で食べると甘さを感じる上品な旨い蕎麦だ。
驚いたのが芥子切り蕎麦、口に含んだ途端に香ばしい風味がいっぱいに広がる。
そこにほんのり甘さが混ざってくる、美味いねぇ。
久々に酒と蕎麦をゆっくり落ち着いて楽しむことが出来ました。
蕎麦と酒の時間をありがとう。
Restaurant name |
Shimmachi Soba Kiri Teru Teru
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Categories | Soba (Buckwheat noodles)、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
06-6556-7860 |
Reservation availability |
Reservations available
予約は18:30まで |
Address |
大阪府大阪市西区新町1-31-3 ダイヤパレス四ツ橋 1F |
Transportation |
西大橋駅から162m 149 meters from Nishiohashi. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price(Based on reviews) |
¥5,000~¥5,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX) Electronic money Accepted |
Table money/charge |
なし |
Private rooms |
Unavailable |
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Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking |
Unavailable |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Family friendly |
小さいお子様は不可 |
緊急事態宣言を受けて夜営業から昼のみの営業に変わった。
ここしばらく外食を控えていたが、「てるてる」で昼呑みの蕎麦屋酒が出来るとあっては、居ても立っても居られなくて、昼営業が周知されるまでは、空いているだろうと早速「てるてる」に出かけた。
11時30分の店開けに合わして入店する。
いつものように女将が笑顔で迎えてくれる。
既にテーブル席に3人組の先客がいたのに驚いた。
皆さん情報の入手は早いようだ。
カウンターの左端の席に座る。
黒板の肴のメニューをみると、いつもの半分ほどにメニューが絞られている。
13時までは、食事目的の対応に主眼を置かれているようで、肴は「じゃこおろし」や「蛍烏賊沖漬け」などの手の掛からないもの3〜4品に限られている。
いつものように先ずは酒から。
日本酒のメニューの中から「秋鹿 純米おりがらみ」をグラスでもらう。
いつもながら日本酒のラインナップは充実している。
肴は、辛味大根の「じゃこおろし」を所望する。
「秋鹿 純米おりがらみ」は、酸味が先に来る味わい深い辛口。
「じゃこおろし」が来るまえに、大将が気をきかして「蛍烏賊沖漬け」のお通しをサービスしてくれる。
こう云う気遣いがうれしい。
そうすれば、酒をもう一杯もよけいに飲もうかと思う。
「じゃこおろし」は辛味大根の辛味がよく効く。頭から汗がじんわり。
すぐに杯は空になり「写楽 純米吟醸おりがらみ」をいただく。フルーティで濃い。
「旨い!」と思わず唸ってしまう。
後客の注文も出し終わって一息ついた大将が粗挽き田舎の切れ端を「辛味大根と食べてください」と出してくれる。ほんのり蕎麦の香りと噛むと甘さが味わいと共に増してくる。
ほんとうに酒とよく合う。旨い!
銘柄は失念したが大将お勧めの山口の酒を追加する。
同時に「二八せいろ」もお願いする。
大将お勧めの酒は「写楽」より一層フルーティで濃くスイート。シメの酒にふさわしい。
新蕎麦になってから初めて味わう「二八せいろ」は、想像していた通り、香りも味の濃さも甘み、喉越し共、申し分ない出来だった。
こちらの蕎麦は一年を通じてばらつきが少なく、大将の蕎麦への想いがよく表現されてると思う。
今の時期から初夏までは特にいい蕎麦食べれるだろう。
つゆは返しを強く振った方にリニューアルしたのか?と感じた。
どちらにせよ濃くストロングなタイプで、蕎麦とのマッチングはすごくいい。
蕎麦湯で伸ばせば、つゆが極少量でも出汁感がすごい。
よく出来たつゆだ。
今まで同様、昼営業も気分良く満足な蕎麦屋酒でした。