Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Online reservation
Close
Restaurant name |
Sumi Kappou Hiraku
|
---|---|
Categories | Japanese Cuisine、Creative |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5596-6750 |
Reservation availability |
Reservations available
アレルギー、お苦手な食材等がある場合はご記載下さい |
Address |
大阪府大阪市中央区安堂寺町2-2-19 |
Transportation |
1 minute walk from Exit 5 of Tanimachi 6-chome Station 162 meters from Tanimachi 6 Chome. |
Opening hours |
|
Average price |
¥10,000~¥14,999 ¥10,000~¥14,999 |
Average price(Based on reviews) |
¥15,000~¥19,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Receipt (Qualified simple invoice) |
Qualified invoice (receipt) available Registration numberT1120001225079 *For the latest registration status, please check the National Tax Agency's Qualified Invoice Issuer Publication Site or contact the restaurant. |
Number of seats |
26 Seats ( 8 seats at the counter, 1st floor table seats for 4 people x 2 seats (5 people possible), 2nd floor seats available for 3 to 10 people) |
---|---|
Private rooms |
Available For 8 people 2nd floor seating *Completely private room available for groups of 3 or more to 10 people |
Private use |
Available |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking |
Available Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Relaxing space,Spacious seating,Counter seating,Tatami seats,Horigotatsu seats |
Drink |
Sake (Nihonshu),Shochu (Japanese spirits),Wine,Cocktails available,Particular about Sake (Nihonshu),Particular about Shochu (Japanese spirits),Particular about wine |
---|---|
Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
Beautiful view,Hideout,A house restaurant |
Service |
Parties over 2.5 hours,Celebrations and surprises(Birthday plate),BYO drinks,Sommelier available |
Family friendly |
Children welcome(Babies welcome,Preschoolers welcome,School-age children welcome),Strollers welcome |
The opening day |
2017.4.2 |
Phone number |
06-6777-6161 |
なんども前を通ってはチョイのぞき、粋な素敵な店だなぁとため息をついていた。
私が大阪市内で1,2番くらい好きなエリア:谷町六丁目の、ちょい 坂の上。
三軒長屋がそれぞれ粋に改装してあり、
夜に浮かぶシルエットは少し異空間みたいに もの静かで神秘的。
**
和食がいいな て知人が言う。
じゃあ、じゃあ、じゃあ、それなら、谷町六丁目に行ってみたかった店がある!
**
初めまして。粋な店内が見渡せるガラス扉を、ようやく初めて開けるワクワク感。
ものっすごクールそうなチョイとヒゲの店主さんが、慎重に何かを料理していて、カウンターが、L字に組んである。
L字の途中から小上がりになっていて、
私の 大好きなちょうな掛けフローリングが私が靴を脱ぐのを出迎えてくれた。
少し離れた庭に息を飲む。
ひょっとして今がいちばん美しいのでは?
いい枝っぷりのカエデモミジが、歌うように真っ赤だった。
**
連れが遅れて来るので、ワインでも飲んで、内装を楽しんでおこう。
サポートスタッフに好みを質問され、スッキリ白をグラスで頂くことにする。
“スッキリ白”、ホントちゃちなリクエストしか出来ない自分を、こういうお店では恥じるわ。
Sub Rosa.(オーストラリア)
それこそスッキリ白なんてたくさんあるのだろうけど、この白いワインのスッキリ感が、なんとも また、おいしかった。
あとでお料理の途中でまたオーダーしてしまったくらい。
**
スタートは 伝助穴子。
私が今かな~り好きな、伝助穴子から始まるなんてね。
*
皮を絶妙にパリッと焼いた寒ブリの、芳ばしい幸せを 何時間も何時間も忘れられなかった。
*
鰻の白焼きのパリッ感も上品で、チョンとのせたワサビといただく。贅沢・・・おいしい。
*
スリムな茶わんで出た白子の、上品なとろみと温度。
隣でお連れ様が 白子うまい、白子うまい、とくりかえす。
*
赤もみじを添え、
さっと衣をまとった大根の焼き物は 粋で美しく、日本と西洋が混じったような空気でやってきた。
噛むとおだしがしみ出てきて、日本食って美しいなぁと思う。
*
セコガニと卵のとろみあんの、ほのあたたかな温度が、なんとも優しい。でも蟹はめっちゃ身の甘さで攻めてくる。おいしい!
*
さて 鰆と大葉と梅肉で炊き上げて白ごまを効かせた、たきこみご飯のとっておき感。
まだこんなスゴイの待っていたか!
お客様3組が同時に炊き上がって、小さな悲鳴みたいな歓声をあげて それぞれ頂く。
でも いちばん、おいしい~、おいしい~、と2回もおかわりしてしまったのは、私とお連れ様かなあ。最後にはお焦げまで楽しめた。
色鮮やかな卵黄の醤油づけとお漬物を乗せると、もう、なんだか目出たさまで出てくる。
マネできるかなぁ、このご飯、なんて美味しいんだ。
*
〆のほうじ茶プリンは、〆にふさわしく、主張しすぎない量と甘さ、でもほうじ茶香の落ち着き感。
料理を1つ1つ言うのがなんだかおろかに思えるくらい、凛と素材を活かして、そしてひと技かふた技効かせてある。
まだまだ、お刺身、椎茸の椀、おだしの味の効いた鍋、牛肉のステーキ、全部で14、15品。
時にはパリッと、時には少し火を通してあり・・ そっか、ハタと気づく。
“炭焼き割烹”だった。「焼き」には恐ろしいほどこだわって出してるんだ。
そして、絶妙に温度を管理して出してるんだろうな ということに途中で気付く。
ええ塩梅のぬるさや、ほの温かい料理に、「すご」と言葉が漏れる。
アッツアツでも 冷めきっててもダメ。
絶妙の温度もまた、料理なんだ。
これ、このお店のプライドなんだろうなあという「念」が見えた瞬間て、なんだか、嬉しくなる。
チョイとヒゲの店主さんは、お客様の、おいしい、わあ、の瞬間 ニコ と嬉しそうな顔をする。いいな。
嬉しいのはこちらこそです。
“絶妙”な手仕事の 御馳走をいただきました。ありがとうございました。