比類なきパン屋さん : Garaku bou

このパン屋さんを知ったのは１０年近く前です。　私の知る限りちょっと類を見ないパン屋さんです。

何が驚きってパンの大きさ！！　　直径25ｃｍのパン　幅12ｃｍ長さ30ｃｍのパン等
種類によって形状は違いますが殆どの人があまりの大きさに笑い出してしまいます。
何度も通販で頼んでいますが届く度に嬉しさも相まってニヤリとしてしまいます。

大きいだけでなく味も勿論素晴らしい。　
今流行りのふわふわ系でももちもち系でもハード系でもなく、
ずっしりとした我楽房独自のパンです。　それは我楽房独自の製法があるからなんですね。　
特に私の好きなスモークドパンはスモークの香り高く、噛めば噛むほど感じる深い味です。
底力を感じる味わいです。　あまりにも香りが強いので、一人でこっそりと食べても残り香でわかってしまうほど。


☆ホームページ抜粋☆

[電気やガスを一切使わずに、まきを使い、1000℃以上に熱した自然石の余熱だけを使ってパンを焼く。そのために100トン以上の天然石と、遠赤外線を出しやすい岩石などを何層にも組み合わせる事により、完全に石窯の余熱の遠赤外線だけで5時間～6時間以上パンを焼き続けられる世界初の「窯」が完成しました。
この窯を使うことにより、一個5kg以上のパンですら、ふっくら中まで火を通すことができ、やわらかく焼き上げることができるのです。　また、我楽房のパンは砂糖を一切使いません。
そのため、自家製の天然酵母で20時間～40時間かけてゆっくりと発酵させ、生地にほのかな甘みと風味を与えています。　パンに使う「水」もこだわりの一つです。
我楽房の森の中には大小10以上の洞窟があり、長いものになると数百メートルにもなります。そのうちの一つは、戦後の金鉱山跡の洞窟で、パン作りにはその中から湧き出る天然水を使っています。この水はアルカリ性で完全無菌が特徴です。 この水を守るために森の自然林を保護し、パンの売り上げで木を植える活動を行っています　]


前回訪問時には広い庭（と言っても自然のまま？）の池に写真でしか見たことのないような魚が泳いでいました。　なんとチョウザメでした！　キャビア用ではなく、コース料理にチョウザメを使うそうです。白身？で癖のない味だとか・・・骨まで戴けるそうです。
残念ながら現在はオーナーご夫婦が多忙の為レストランは休業で喫茶利用のみだそうですが、
ファンからの希望も多く、再開の方向を検討中だそうです。

敷地内と建物の雰囲気はアジアの何処かという印象　
私の音楽的イメージは坂本龍一作曲の“戦場のメリークリスマス”
桃源郷ってこんな感じなのかもとちらりと思ったりします。

一見の価値のある我楽房の施設です。