Restaurant name |
Hayakawa ken
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Categories | Pasta、Yoshoku (Japanese style western cuisine) |
048-667-5322 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
埼玉県さいたま市大宮区大成町2-172-2 |
Transportation |
709 meters from Tetsudo Hakubutsukan. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
27 Seats ( カウンター7席+テーブル12席+個室(和室)8席) |
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Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
OK |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
訪問:[2009/3/3 12:20]◇
普段パスタ屋に行かないのに昨日のランチでは東口の老舗とんがらしで低評価点を付けてしまった。パスタ屋どうしで比較しなければ不公平だと思い、今度は西口側で最も知名度の高いパスタ屋であるこの店で試してみた。こちらも夫婦で営む個人店。ただしお二人とも若い。
看板はパスタ屋だが、洋食も出していることを今回発見。夜用の壁メニューでは酒飲み用の和食系つまみ類もあるようだ。
大宮駅よりは鉄道博物館駅の方がやや近いが、国道17号線に面しているので分かりやすい立地。宮原から大宮に向かうと店頭の大きな看板が目を引くので、車で17号線をよく通る方は存在だけは知っているだろう。
過去店頭でメニューを確認したことはあったが、その段階では魅力を感じなかった。今回も同じで「パスタセット」と、3種の名称と価格しか書かれていない。セットだからサラダと珈琲ぐらいは付くかな、と思って「カマンベールとにんにく(980円)」をお願いした。
注文を終えると新聞と雑誌を持ってきた。黙って置くのは昨日と同じ。常連客ならともかく、どうして一見客に黙って置くのだろう? 一言加えれば、かなり印象は良くなるはずなのに。しかし、サービス面でのマイナス要因はここまで。この後は、標準かプラス要因だった。
まずはサラダではなくスープが登場。見た目は中華風玉子スープだが、岩のりのスープとの案内。熱いですから気をつけてくださいと声もかかる。岩のりは玉子の下にたっぷりと入っていた。味の方もわりと行ける。
メインのパスタが登場かと思いきや、ナント前菜盛り合せが出てきた。昨日より安い980円のセットでだ。これが、写真をご覧になればわかると思うが、価格からは想像出来ない内容。
薄いパンを焼いた上にたらこソースが乗ったカナッペ風のもの。大概はパンが作り置きで湿っているのに、その場で焼いて作ったのだろう。サクサクで美味しい。
海老1尾とアスパラ1本はタルタルソース風のドレッシングで、サーモンのマリネにはタップリの香草(欧米ではこんな感じのスモークサーモンのパックをスーパーで買ってよく食べている)、あとは2種あった定食からという感じ。洗練された味ではないが、盛りつけだけでも手を掛けている。賞賛に値すると思う。
パスタは店名が入った皿で出てきた。拘りはありそう。
ただ、味の方はイマイチの感。乾麺を使っているが日本のメーカー品だろうか。しっくりしない。
味に主張の少ないカマンベールと強い主張のあるニンニクの組み合わせをどう料理するかと期待していたソースも、それぞれがぼけた感じ。カマンベールがブロックで1/6ホール分入っていたが、ソースにもう少し溶かしてしまった方がコクが出て良いかもしれない。塩も足りないかな?
チーズとタバスコは要るかと聞いてくれたが、塩胡椒をテーブルに置いてあっても良い気がした。
ただ、このパスタ、ディナーメニューでは突出して高い価格設定(1280円)だったので、無理にランチで出していることがうかがえた。材料を節約してこのような味になってしまった気がする。
もう1つ気になった「白子(塩味)」がディナーメニューに無かったので、そちらにすれば良かったと後悔。
最後に小さなカップで珈琲も付く。これで980円。大宮の北に向かえば、ようやく地方価格のイタリアン系の店に出会えるということか。(南側にも、南浦和のByeByeBlueのような例外が多少はある)
パスタ自分で作る派の私がパスタを採点してしまうと、どうしても厳しい採点になりがちだが、千円未満でこんな感じで料理を出してくれれば、西口サイゼで500円程度でランチパスタを食べるよりも、少しこちらに通ってみようかという気になってしまった。