大宮・氷川参道にあるママ友グループ御用達のピッツェリア : Pizzeria Ciccio

埼玉・氷川参道ランチ巡り　その１


松葉杖がとれて数日が経過。
私はリハビリを兼ねてランチタイムに歩くことにしている。
ひとり飯が嫌いな私に対して運動不足気味のスタッフ達も協力してくれるという。

とはいえ、ここさいたま新都心はチェーン店の聖地のような場所でイマイチやる気が起きない。
でも「歩く」・・・にはここには「氷川参道」というとても良い散歩道がある。
また最近では、氷川参道沿いに飲食店もできてきたと聞く。
皆と話して、とりあえずこの参道沿いの店を一軒一軒巡ってゆこうという事になった。


この日はさいたま新都心から氷川参道に入ってすぐのところにあるこの店「チッチョ」さん。

このピッツェリアは、参道側からも入れないことはないが、一本裏の道が入り口になっている。
二階建ての明るい造りで、玄関脇にはテラス席も用意されている。

特に２階は明るい造りの中でもゆっくりと食事ができる。
逆に１階は落ち着けない反面、ピザの調理過程を見ることができる。

初めてこの店に行った時、我々は２階席でパスタランチをいただいた。
数種類の中から選べるパスタはサラダとドリンク付きで1,100円～1,300円。
私は基本形の「ボンゴレ（白）」をいただいた。ちなみに連れのスタッフは「アラビアータ」。

さっぱりと美味しかったが量も質感も価格に見合うとは思えない。
食後に「大盛りはできますか？」と尋ねたら、逆に「少なかったですか？」と言われた。
（大盛りは200円増しだそうです）
「そうですね」と正直に答えたら、「ウチはピザがメインなので・・・」とサラリとかわされた。
まあ、店名からすればそうなんだろうけど・・・。

でも、美味しかったので次はピザを食べようと、数日後また同じスタッフとのランチの際に訪れ今度はピザをいただいた。
私のオーダーはこれまたピザの基本形「マルゲリータ」。
ピザは10種類以上から選べて、やはりサラダ・ドリンク付きで1,100～1,500円。

今回は１階だったので、ピザの調理過程を見ることができた。
「さすがにピザがメイン」というだけあって手際よく仕上げてゆく。

目の前であっという間に作られたピザは疑うことなく「焼きたて」そのもの。
当然のごとくとてもおいしくいただいた。
ただ、特徴があるわけではなく、遠くからわざわざ食べに来たいというほどではなかったかな？

ちなみに、店名の「チッチョ」は、雑食性映画好きの私の記憶によれば、イタリア語で子供を呼ぶときに使う言葉。

「かわいいわが子よ」とでも言うべきだろうか？

昔、ポルノ女優から国会議員になった超有名人がこう呼ばれていたことを記憶している人も多いことだろう。

「お子さんがいらっしゃるのですか？」と尋ねたら、
「いえ、私がピザの師匠からこう呼ばれていたのです」と店主。

職人として愛情いっぱいに育った人のようだ。
そういえば童顔でなかなかのイケメンである。

この人が人気なのか、この店の雰囲気が人気なのかはわからないが、
この店にはママ友と思しき女性グループ客が多い。
１組だけカップルがいたが、Yシャツ姿の我々は完全に浮いていた。
食事中には予約の電話も数本あった。

かなり人気の店のように見えた。