Restaurant name |
Nakamura ya(Nakamura ya)
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Categories | Unagi (Eel) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
048-822-2585 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
埼玉県さいたま市浦和区高砂3-2-12 |
Transportation |
JR浦和駅西口 徒歩7分 459 meters from Urawa. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥2,000~¥2,999 ¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999¥4,000~¥4,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Table money/charge |
サービス料なし、お通し代なし |
Number of seats |
60 Seats ( カウンター席、テーブル席) |
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Private dining rooms |
OK For 6 people |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
Website |
桜家
小川家
はて。鰻屋さんの名前に「家」が付くのはどうしてなんだろうか。
上記はじめ、以前食べに行った鰻屋をつらつらと思い出してみる。
三好
一鰻
芦柳庵
友栄
うな膳
越後屋、あ、そういえばここは「屋」だったねえ。
越後屋さんのマスターに聞いていた・・・鰻の旬は夏ではないことを。実は、秋から冬にかけて、とのこと。
普通に考えればそりゃそうだ、果実も魚もふくよかになり、くちばしが色づき、瑞々しくふかっとした可食部を一番いい時期にいただけば寿命がのびるっていうもんだ。
静岡県出身の私は多くの鰻をいただいた、いちばん回数いただいたのは風祭への移転前、歩いて数分のとこにあった「友栄(このころはまだゆうえいと呼んでいた)」。その次は「小川家」さんか。
静岡市内に住んでいた時は「瞬」も未だ千代田の刑務所の側でちんまりと商売していたので行ったことが無い。
秋休みの前半、「鰻食べよう」という事になった。
平日休みの為、予想はしていたものの仕事のメールが複数件あり、電話だの返信だのに泣きそうになりながら対応している私を元気づけようとしてくれた人が提案してくれた。正直、「天の声だ」と思った。
浦和まで小一時間のドライブ、電話で予約は「特上で」。
近所のコインパーキングに車を入れたら見えてきたのは風格ある佇まい。
福太郎や干支の置き物なんかが正面のガラスでお出迎え、暖簾をくぐって店内へ。
飲み物にノンアルビールをお願いして待つ。
瓶の底にきちんと下支えする器を使う、ちゃんとした店だという事がわかった。
間もなく蓋つきの肝吸いに、色気のある盛り付けの香の物。
そしてお重。蓋の表の松葉に感じる縁起の良さ。
静かに開けると、二つになった蒲焼が4枚、ぴっちり整然と。
箸を入れる。程よい柔らかさ。
焼き目の端に感じる上品な塩気。さらりと甘すぎない、昨日今日でできたとは思えないバランスのたれ。これは食べ飽きない。
丁度良く脂の乗った、まさに「旬」を頬張っていると、何と敷かれたごはんの間に中敷きで大きな蒲焼が一枚が現れた。
これのおかげでもう、嬉しい、美味しい、嬉しい、美味しい、一口ごとに食べ進むのが本当に幸せで。
ごはんの量も丁度良く、お米一粒残さずきれいにいただいた。
香の物の手塩皿にはやなせたかしさんの描いた「うなこちゃん」が。ああ、これが噂の。浜松は「ウナギイヌ」なんだよな、確か。
それにしてもこのうなこちゃん、小唄まであるらしい、「うなやっこ」としてお座敷にも出られそうじゃあないか。
器を下げに来たお店の方に聞くと、CDまで出しているのだそう。恐るべしうなやっこ、もとい、うなこちゃん。
湯呑には歌詞が書かれている。調べてみると、「うなぎ小唄」のみならず、カップリングとして「ウナギヌラヌラソング」なるお色気ソング(死語)まであるらしい・・・恐るべしうなこちゃん、そして浦和。
もろもろ元気になったのでここから職場に直行。
小一時間で対応完了、パワーが付いたおかげだな。
そして明日からちみっと帰省。
圏央道からの天城越えのロングドライブに向けて、体力温存できてよかった。
そんでもって、美味しかったあ。
仕事を終えた帰り道、何故だかドラマ「きのう何食べた?」の中に出てくるスーパー「中村屋」のBGNが浮かんできてしまった。
♬毎度毎度と寄ってって
あなたのこころつかまえて
昨日の晩は何食べた
今夜のごはんなにしよか
たん たんた たたらた中村屋~♪
因みにうなこちゃんの歌は未だマスターできていない。
これから浦和近辺の鰻屋を開拓して空で歌えるようになりたい( ̄ー ̄)。