Restaurant name |
Firo
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Categories | Italian |
Phone number (for reservation and inquiry) |
048-874-5514 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
埼玉県さいたま市緑区東浦和5-28-6 |
Transportation |
JR東浦和駅より、徒歩約11分 588 meters from Higashi Urawa. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price |
¥2,000~¥2,999 ~¥999 |
Average price(Based on reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Number of seats |
20 Seats ( テーブル席) |
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Private rooms |
Unavailable 隔離席はあり |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking |
Available 店舗の裏手に3台 |
Space/facilities |
Stylish space,Relaxing space |
Drink |
Wine,Cocktails available |
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Occasion |
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Location |
Hideout,A house restaurant |
Family friendly |
Kids menu available |
Restaurant highlights |
閑静な住宅街にあるアットホームなイタリアンレストラン。
東浦和駅から徒歩5分、『イタリアンダイニング Filo(フィーロ)』。閑静な住宅街にある一軒家風のアットホームなお店です。店の外装や内装などに細かいこだわりを持ち、優雅で清潔な高級感あふれた雰囲気だが、料理はカジュアルでリーズナブル。メニューの他、日替わりのシェフおすすめ創作料理などお楽しみいただけます。フィーロとはイタリア語で糸。見えない糸で結ばれているお客様に長く愛される店にしたいという願いを |
訪問:[2008/10/5 11:10]◇
先月は11:30でも満席で入れず、150m先のイル・カステッロに行ってしまったので、出直し訪問。ホームページに記されているアンティパスト・パスタ・メイン料理・ドルチェ・珈琲で2000円という安価な価格設定に注目していた。
外観は新築でキレイだが、中は思ったよりも質素な造り。少し区切られた造りの窓側席には70cm角のテーブルが3台。3名運用しているのでかなり狭いし、空間も狭いので窮屈感大。かといって、窓側でないと暗い雰囲気で安食堂といった感じもある。
前回のこともあるので、今日は開店直後に到着。12:15頃店を出るまでに来た客は家族連れの2組だけだったので、前回が例外だったのだろう。(近くの私立の幼稚園か小学校で文化祭みたいなものをやっていたようだし・・)
ランチは他に、サラダ・パスタ(5択)・珈琲か紅茶をベースに、ラザニアかリゾットを選ぶセット(各1200円)とドルチェ2種のセット(1300円)がある。目的だった「シェフおまかせコース」は、パスタもメインも一切おまかせとのこと。聞いても教えてくれないし、苦手な食材を聞いてくれるわけでもない。でも、これが目的だったのでお願いしてみた。
まずは前菜。小さなタコ2切れのカルパッチョにパルマ産生ハムを巻いたグリッシーニ。
見栄え的には悪くないが、価格設定が安いなりに安い食材が出てしまう。もう少しマシなタコで出せば印象が良くなるのに。
続いてパスタ。他のセットと同様にハーフポーションで出てきたのは、秋なすと牛肉の少しピリ辛のトマトソース。他の客が通常のセットで頼んでいたものだから、おまかせとはそういう意味なのかもしれない。
ソースは無難にまとまっていると思うし、フェデリーニの茹で上がりも良かったが、いかんせん具材が貧弱。茄子も少ないし、ほんの2切れ入っていた牛肉は牛丼用の筋だらけのバラ肉といった食感で、こういった料理に使うものではないだろう。
メインは愕然とするような内容。「魚介のペペロンチーノ」と言われていた。実際これを「ペペロンチーノ」と称するのか知らないが、パスタに和える前のペペロンチーノソースにしては、ニンニクも唐辛子も足りない。しかし、塩味は十分すぎ。
たった1切しか出されなかった大手製パンメーカー品風のバゲットをソースに付けて食べるように案内されたもののソースが余ってしまう。かといって、塩がきつくそのまま飲むには無理。具材のうち渡り蟹はかなり小さく食べる蟹ではないだろう。出汁用のサイズだ。腹の部分を少しほじっただけで断念。
可食部があまりにも少なく、不満だらけの皿だった。内容を教えてくれない理由に納得してしまった。
最後のデザートでも唖然とした。見栄えには拘っているようだが、いかんせんサイズが小さすぎ。3cm角の一口サイズのティラミスだ。もっともサイズが小さいのでオレンジリキュール系を効かして主張させたために、もはやティラミスとは思えないものになっていた。美味しいかと聞かれれば不味いと答えると思う。
食後のミルクティのミルクは面白いというか合理的な出し方をしていた。
クレマトップの類のクリームを小さな急須に入れていた。賛否は分かれるだろうが、ゴミも入らないし衛生的。衛生面を気にしてクリームをポーションで出している店は、こういったアプローチを考えても良さそうだ。
全体的にイタリアンを名乗るだけあって見栄えに拘りは見えるのだが、客が喜ぶ料理を出しているかと言えば否だろう。パスタ屋と割り切って軽くパスタを食べに行くなら良いかもしれないが、イタリアンとして見れば力不足は否めない。
あまりにも物足りないので、この後、次回訪問予定だった店に向かってしまった。