まさか「とみすすし」？ : Fuji Zushi

渋い店です。
直ぐ近くにもう少し構えの大きそうな寿司屋さんもありましたが、好物はこちらですが最終的には相性の良いお店が好き。
相性なんで、ひとそれぞれですが私は美味しくて居心地が良い方が好き。あちこち行って自分好みのお店を日々探しています。

利用すると口コミをする。口コミの段階になって、最初に調べがちなのは「店名」であります。
コチラも特徴ありますね。「ウ冠」では無く「ワ冠」の「冨士」。鬼子母神の「鬼」の字の上のチョンが無いバージョンは、子を食べる鬼から、子を守る鬼になり、角が無くなった・・・なんてお話がありますが、「冨士」には何か謂れがあるのかな？

と調べていたのですが、これと言って収穫無し・・・あ、上のチョンを「人」とみなし、神の山の頂上に立つなんて恐れ多いとしたとか、チョンを「神」とみなし、神は見えないものだから・・・と消してしまったなどありがちなものはヒットしたんですが、そこ止まりでした・・・

と思ったら「冨士山（とみすやま）」なるものがあることを発見。まさかそう読むお店？なんて深読みしつつ、そんなことは無いだろうとここまでで止めておきます。

入る。
カウンター実質４・５人なお店かな？
昔らしい飲んだ後に寄れそうな雰囲気ですね。
ランチはにぎりと１.５人前にぎり。
ちらしとちらし大盛り。
冨士ちら。
横綱にぎりなど・・・
ミニうどんか吸い物がつきます。
ランチビールなんてあった。

握りを選択です。吸い物にて発注。９００円。おそらく量の多い横綱にぎりで２０００円です。
他は１０００円くらいです。

しばし待ちます。

私やっぱり回転寿司はダメだなぁ・・・もう少し行こうと思っていたのですが、どうしても個人店のランチ営業のお店を応援したく贔屓してしまいます。
そんな心理的原因も手伝って、回転寿司を「美味しい」とはどうしても感じないってのもあります。
もちろん、探せば鮮度よくカッコよい寿司を出す回転すしもあるでしょうが、めったに出会わないそこを引っ張り出してきて「回転すしだって旨いんだぞ！」と言われてもピンとは来ないです。

わざわざ無理して行って、そんな気持ちになんてなりたくないですよね？

苦手な作家の漫画や本をわざわざかって読まないですよね？それと同じ。皆が名作と言うモノにはちょっと手を出すかもですが・・・

到着。
玉子・赤身・白身・赤身もう一丁・蒸しエビ・タコ。そんな感じです。この後に巻物が付きました。

やわらかめの握り。ほんのりと温かい寿司飯。酢は控えめ？
うん、これでいい。これがいい。これもいい。

回っているお寿司も、一回だけ行かねばな・・・