Restaurant name |
Maruko Bureddo Hausu Ando Raboratori
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Categories | Bread |
Phone number (for reservation and inquiry) |
048-711-8637 |
Reservation Availability | |
Address |
埼玉県さいたま市浦和区北浦和1-22-19 |
Transportation |
JR北浦和駅より、徒歩約11分 565 meters from Kita Urawa. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Electronic money Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングが複数箇所あります。 |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space |
Occasion |
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ジブリ映画のタイトルみたいになってしまったが、パンの研究所だなんて聞けばパンラバーならずとも血湧き肉踊るってもの。マルコなんてイタリアっぽい名も気になるところ。
見た目は至ってごく普通のパン屋然としているけれど、きっと店の奥には地下へと続く隠し階段があって、広大な地下空間では白衣を着た研究員らが日夜パンの研究に明け暮れているに違いない。シャビーシックな素敵な外観はラボをカムフラージュするためだ。きっとそうだ。
小柄で明るい女性店員が気持ちよくお出迎え。その奥の工房ではご主人らしい男性がパン生地と格闘しているのが見える。きっとあれがマルコだ。はたしてそれはコードネームなのか?あの工房のどこかにラボへと続く秘密の入口があるはず。
高鳴る胸を抑えつつ、平静を装おうもトングを持つ手が震えてパンがうまく掴めない。やっと掴んだパンだって、今度はトレイから落としそうになる。冷静にならなければ。
ラムレーズンブレッド
紅茶サンライズ
カレーパン
以上3点を必死の思いで購入。レジに立つエージェントかもしれない女性店員にラボへの入口を尋ねようとしたが、なぜかここまで出かかって言葉が出ない。
*
ラム酒に漬けられたとあるラムレーズンを練り込んだ、コードネーム "ラムレーズンブレッド" 見た目も味のほうも至ってごく普通のぶどうパンでしかないが、必ず何か隠されているはずだ。
"紅茶サンライズ" というコードネームのメロンパンのようなパン。ほのかに香る紅茶のフレーバーが嗅覚を通してメッセージを送信してくるよう。敢えてメロンパンの名を外したあたり、絶対になにかあるぞ。
十字に切り込まれた切れ目から溢れ出すカレーがなんとも美味しいカレーパンだって、おそらくこの切り込みの深さと形状に暗号が隠されていると信じて疑わない。疑ったところで美味しくいただいてしまったので、結局分からず仕舞い。
もういろいろ、ちょっと何を言ってるのか分からない。それでもパンは美味しく接客もフレンドリー、雰囲気も良しと三拍子揃った店。もとい研究所。