Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Sushiya Gin Zou(Sushiya Gin Zou)
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Categories | Sushi、Izakaya (Tavern)、Tempura |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5600-6963 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
埼玉県川口市栄町3-1-21 |
Transportation |
JR Kawaguchi Station 1 minute walk 68 meters from Kawaguchi. |
Opening hours |
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Budget |
¥2,000~¥2,999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥3,000~¥3,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted QR code payment Accepted (PayPay) |
receipt |
Invoice-compliant receipts can be issued Registration NumberT4010001087874 *For the latest registration status, please check the IRS Invoice System Qualified Invoice Issuing Business Publication website or contact the restaurant. |
Number of seats |
78 Seats |
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Private dining rooms |
OK |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter,Free Wi-Fi available |
Set menu |
All you can drink |
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Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
Phone Number |
048-250-1343 |
今回の老練の職人さん、「強いにぎり」だな、と感じた。
こういう大衆寿司店を頭ごなしに下に見る風潮が好きでない。
食べてみて、そう感じ、論じるならまだしも、看板で判断するなんて、である。
僕は、こういう店で実際に握っている職人さんと会話をすると、なるほどな、と思うコトが多い。
以前から書いているように、今はこういう店で握っているが、実は、昔は某人気店・某有名店・某高級店で握っていたという人は多い。
かつて、京樽グループの「すし三崎丸」のとある店舗では、「銀座久兵衛」で長年握っていた職人さんだった。歳をとって通勤するのが大変になったから、という理由だけで第二の人生をソコで送っていたのだ。
寿司ダネなど食材のレベル感の差はあるにしても、別に技まで大きく落としているわけではない。
食べれば、わかる。
看板だけで食べている人は、気づかないのであろうか?
そんなグルメなど、一旦、脱した方がよいと、思うのだが・・・。
「季節にぎり10貫」(1,680円)+「鉄火巻」(380円) ーー 写真の通り。
運ばれてきたときから、何となく、コレは二葉系だろうと勝手に思った。
酢飯の量が多めで、やや丸っこく、かなり強く握られているのがよくわかる。
ラーメンに二郎系や家系があるように、寿司にも何某系があるのは当然である。
タネの優劣やレベル感だけで食べている人にはわかるまい。
天ぷらを提供する某有名人気うどん店よりも、富士そばの揚げ油の方が上だったりする。
地元・池袋西口の大人気海鮮料理店のお通しの、コレまた大人気のクリームコロッケは、ホクレイの業務用の冷凍コロッケで、1コ30円〜40円程度のモノだったりする。
別に、各々美味しく感じたのだとしたら、好きなように論じればイイと思う。
ただ、ソコに「さすが!〇〇!」は要らない。
せっかく美味しく感じたのに、何故に店名や看板の援護を仰ごうとするのか?
さて、話は戻り、この店の寿司である。
1貫目の中トロを食べたときから、コレは腹にたまるな。と、感じた。
前述したように、握りが強い分、酢飯も多いと感じる。
中トロ、サワラの焼き霜、カツオのタタキ、なかなか上々だった。
中トロは、大トロと中トロの境目あたり。
サワラは藁焼きのような風味。
カツオのタタキには、ネギのアクセント。
ビンチョウでややコケたかと思いきや、イカで盛り返す。
包丁先の細かい仕事、柚子塩の合わせの妙。
イクラ、シラスと軍艦が続く。海苔の風味も悪くない。
生シラスの新鮮さは上々だった。
赤貝は、こういう店では、このレベルだろう。
蒸しエビは、握りが顕著に出るタネである。逆さまにしても気丈にくっついている。
目を見て、尾に触れず、の流儀である。
最後に、鉄火巻をつまみながら、大団円へ向かい、甘い玉子で〆る。
うん、イイ感じだった。
ごちそうさまでした。
繰り返すが、もちろん、タネのレベル感はある。
でも、コレぐらいの大衆寿司店としては、まずまず、である。
僕は、寿司のタネのレベル感について、全く逆の主張をする時がある。
端的に言えば、高級寿司店では、むしろタネのレベル感に助けられすぎているのを嫌う。
逆に回転寿司レベルの寿司店であれば、タネの良さだけで持ち上げる。
各々の本来が、あるハズだからである。
(文責:京夏終空、2024.4.29)
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