Restaurant name |
Okonomi tei(Okonomi tei)
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Categories | Okonomiyaki |
049-263-5020 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
埼玉県ふじみ野市大原1-1-10 |
Transportation |
東武東上線上福岡駅(北口)から約6 分(500 m) 414 meters from Kami Fukuoka. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables お食事の方のため禁煙になりました。 |
Parking lot |
OK 店舗先の左手に専用駐車場あります。(周辺にもコインパークも多数あり) |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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PR for restaurants |
広島風と関西風のお好み焼の食べ比べでうれしい!電話予約でお持帰りもOK!
マスターが焼き上げた広島風、関西風お好み焼きは、マイ鉄板でご提供され熱々で頂けます。広島風は風味豊かに。関西風は、豚がカリッと焼かれていてうまい!さらに定食セットにすればご飯にみそ汁と漬物がついてくるので、これでお好み焼きがおいしくなる!決めてはやっぱり定番のオタフクソースだ。持帰りも出来るので電話注文か、食べている間にオーダしよう。ビールのつまみにも最高です! |
君は「愛してナイト」を知っているか。
古き良き昭和の少女漫画のタイトルだ・・・「かっこいい枠」はいわゆるバンドをしてる男の子・・・なんと昭和のシチュエーションだこと。
この「愛してナイト」のヒロインの実家こそが「まんぼう」という名の「お好み焼き屋」だったのだ。まだ小学生だった私はお好み焼き屋の無い田舎育ちだったので憧れたのなんの。
「まんぼう」といえば、小池百合子ちゃんの得意技では無くて「お好み焼き屋」なのだ。
平日休みのお昼時。
すっかり干からびた顔を何とかしようと予約したエステの前。さて、お昼はどうしようかと地元の古い商店街をぽとぽとと歩けば、自前のジャージを制服にしていると見受けられる足腰の強そうな女性が二人、すっと入る店を発見。お好み焼き、かあ。思い切って、自分も店に入る。ぐるっと囲んだカウンター席の鉄板の前を案内されて腰掛けた。
メニューを手に取る、面白い、ここ、関西のもあれば広島のもある。
わたし実は、広島のを食べたことが、無い。最後にお好み焼きを外で食べたのは浅草の染太郎が最後か。
ここはひとつ、面白そうだし注文してみようか、広島系・・・これがなかなか良かった。
それならここの、関西系はどうなんだろうかと、興味津々。
再び行ってみることにした、今度は関西出身の人と一緒に。
駐車場に車を停めて、お店へ。
お願いしたのはミックス2種、「関西」と「広島」をいざ、食べ比べ、だ。
目の前の鉄板でじゅうじゅうと焼かれていく両者。
私は色々なところに住んだのだけれど基本的には東日本が中心。関西の食文化には出張や旅行で食べるくらいで経験が薄い。
ここはお好み焼きにご飯・味噌汁付きの「定食」がある。
お好み焼きがおかずになるなんて良くわからないなあと思っているまま、炭水化物がそれほど必要でない年齢になってしまった。「焼きそばパン」と同じ感覚かな。
そんなことを考えているうちに先ずは広島系が。焼かれている間もご店主が抑えたり麺を焼いたり入れ込んだりしていたが、こっちのが焼き上がりは早かった。
甘口のソースに超薄切りの豚バラ肉の脂の香ばしさ×桜海老の香り。
ジャンキーながらもマヨネーズで程よく角が丸くなってふんわりまとまっている。具沢山、キャベツにモヤシに・・・野菜たっぷりが良い。
時間差で程なく関西系。
こっちは適度な蒸され具合のふんわりふわふわ。程よく空気が含まれた、絶妙な焼き上がり。
具沢山なのにみっちりしすぎない柔らかさが嬉しい。気が付けばごろっとぷりぷりを発見、そうか、こっちは生から焼いた海老入りだ。
それにしても鉄板を前にするご主人の動き、無駄がないなあ。
関西・広島、うん、どっちもなかなか、甲乙つけがたい。
なにせ同じ鉄板で両者揃い踏みだなんて、面白いじゃないの。楽しさも美味しさもさ、2倍だわよ。
ノンアルビールと共にごっきゅごっきゅと食べ尽くし、口のまわりを甘いソースだらけにしながら大満足。
で、ごちそうさまでした、と。
私が小学生の頃、伊豆の南端のちいさな町にもついにお好み焼き屋が出来た。
すごいすごい、お祭りでもないのにお店でお好み焼きが食べられるだなんてすごいと私は盛り上がっては連れていけと両親にせがんだ。
そして家族4人で行ってみると、そこは新鮮な驚きばかりだった。お好み焼きにマヨネーズを垂らすなんて知らなかったので感動したことを未だに覚えている。ウスターソースしかない我が家の食卓、とろりとした甘口のソースが珍しくておいしかった事。
店の名前は偶然にも「まんぼう」といった。
お向かいは風祭に引き上げてしまった未だ客もまばらの頃の「友栄」だった。
伊豆の南端の、幸せな昭和の風景が思い出される。