Restaurant name |
Kyou Sai An
|
---|---|
Categories | Soba、Tempura、Sweets |
Phone number (for reservation and inquiry) |
049-289-7867 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
埼玉県坂戸市戸宮226-3 |
Transportation |
東武東上線の若葉駅から徒歩30分ほど。 2,019 meters from Wakaba. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
32 Seats ( テーブル席は、6,4,4。引き戸の奥に座敷があり、6,4,4,4の卓があります。宴会も楽しめます。) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 外に、ベンチ付き喫煙所があります。 |
Parking lot |
OK 店の前に4台、道を挟んで斜め向かいに砂利の第二駐車場あり。 |
Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
---|---|
Food |
Particular about vegetable |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
House restaurant |
Remarks |
デザートの盛り合わせが、おいしい。 |
駅から離れているにも関わらず、開店して1時間もしないうちに営業終了してしまう人気の蕎麦屋さんが埼玉・坂戸にあるという。読みは蕎彩庵(きょうさいあん)。2006年創業。製粉会社を経営している店主の兄が石挽きした一番粉を山形から直送して打つ細打ちの蕎麦は香り高く、定評がある。地元坂戸や県内外から取り寄せた季節の天麩羅もおすすめ。
◆場所
若葉駅から徒歩32分
◆営業時間
11:00 ~ 14:30
※蕎麦が無くなり次第、終了
◆定休日
日曜日、月曜日、火曜日
◆混雑状況
休日の昼に足を運びました。
開店10分前に並びました。
◆本日は【天ぷら(海老付)もりそば】(¥1600)+【追加そば】(¥540)を注文。
駅から離れた県道256号沿いにひっそりと所在する蕎麦屋さん。蕎麦が無くなり次第終了だそうで、開店時間より少し前に到着したにも関わらず既に並んでいる方がいた。
お店に入ると洋式のテーブル席、奥に和式の部屋があり、「どちらに座っても良いですよ」と女性店員が声をかけてくれた。
和式の部屋に入ってみたところ、大きな将棋の駒や、ひょうたん、木製の犬のおもちゃなど、個性的なオブジェがずらり。テーブルに着くとすぐに温かい蕎麦茶を出して貰えるのだが、蕎麦の味が色濃く、一口飲んだだけでその深みにハマってしまいそうだった。
お品書きに記載はないが、蕎麦を注文すると胡麻豆腐、お新香、デザートもセットでつく。一番人気の『もりそば』は¥880なのでコスパがかなり良い。
注文して程なくして蕎麦がテーブルに運ばれた。本日の蕎麦は山形在来種「最上早生」の改良種『でわかおり』を使用しているので透明感があり、しなやかな喉越し。
まず、そのまま何もつけずに食べてみると噛めば噛むほど甘みを感じられる。こちらに天麩羅についている抹茶塩をつけて食べると、より蕎麦本来の甘みが引き立った。
香りも良く、蕎麦の質の高さは一口でわかるが、価格に対して量が非常に多い。常連のお客さんが口々に『追加そば』を注文するのも納得である。
続いて鰹ツユを飲んでみると、鰹の奥行きのある塩加減がゆとりを持って口元に広がる。「濃い」と「濃すぎる」のちょうどギリギリを狙った絶妙な濃度に思わず声が出る。蕎麦と一緒に食べることで蕎麦自体の良さを感じた後に鰹の旨みが余韻を残すような味わい。食べれば食べるほど鰹ツユに「ツユだけで完結してるから余計なもん入れんじゃないわよ!」と言われてる気がしたので、薬味は蕎麦に乗せるような形でいただいた。
胡麻豆腐や、お新香を楽しんだのち天ぷらへ。
天ぷらは衣がもっちりとしており、香り高いマイタケ、旨みが沁みたナス、野菜本来の甘みを感じられるブロッコリー、甘さ控えめなカボチャなどそれぞれ素材の個性が引き出される。殊に海老は生の食感を残しており、ぷりっと柔らかい実からカリカリで煎餅のように食べれる尻尾まで首尾一貫して満足度が高かった。
最後に、デザートの『そば団子』。しっかりとした甘みの餡子にもっちりとした歯応えのそば団子が渾然一体となり、あとを引く味わい。
「とっても美味しかったです。」と礼を告げ、店を出たのが11時40分。この時点で既に「本日の営業終了しました」と札が貼られていた。
もしかしたら“幻”のお店に運良く入れたのかもしれない。