麺屋號tetu@長浜市南元浜町:限定うなとろろの冷やし麺〆に冷やしご飯ご飯付き - t_cognac's weblog
土用の丑が近づく頃、麺屋號tetuのFaceBookに限定ラーメンの発売の知らせがあった。なんでも、ウナギをテーマにした冷やしラーメンだそうな。また、いつの頃から始めたのかは知らないが、ウナギ蒲焼の予約販売をやっていた。外待ちの間、気になっていたのはコレ。BBQ用の焼網を載せたコンクリートのU字溝に半分サイズのコンクリートブロックで左右を囲んでいるコレ。
…もしかして、予約販売のウナギ蒲焼はコレで???で、コチラこの日の券売機。FaceBookの告知には価格が表示されていたかったが、券売機のところで1,600円と知る。高い。けど、国産のウナギを使ったメニューなら妥当なところか。が、今更後に引くわけには行くまい。はたして、號tetuが手がけるウナギとトロロの冷やし麺とは、どのようなものであろうか?ところで、店内は好調にお客の回転がある様子。ほとんどのお客さんはレギュラーメニューを注文している感じだったかな。さあ、やって来ましたウナギととろろの冷やし麺。
ガラスの器に出汁巻き、彩りのもみじ、香り添えの茗荷、メインのウナギ蒲焼、山芋トロロには刻んだ大葉を添え、さらに三つ葉をトッピング。麺が中華麺であるということ以外は、もはや完全に創作和食の世界。スープ(と、云っていいのか?)もまた海系和風魚介出汁ふんだんに。大葉の香草感を垣間見せる山芋とろろと冷たい和出汁のハザマで麺を啜り、涼やかさを楽しむ。主役たるウナギの蒲焼、もちろん美味いことは美味い。が、タレを塗して焼いた蒲焼ゆえ、なんかココだけ味わいが突出している感じもあったかな?同じメニューをいただいた同行者は「ウナギ、白焼きだったらもっと馴染んだかも」と云う。しかし、土用の丑の日に向けた蒲焼の予約販売の副産物的に開発されたのがこのメニューであると思われるので、これのためにわざわざ白焼きを作る手間をかけるというのは困難じゃなかろうか。ともあれ、普通のラーメン屋さんなら考えもつかないメニューであることは確かで、ラーメンというカテゴリーに止まらず、號tetuの店主さんは「料理」することが総合的に好きであるということの現れなんだろうな。で、〆の冷やしご飯は...残しておいた蒲焼、茗荷、三つ葉で「うな茶」的にしていただきました。今回、なかなか面白いトライをいただくことが出来ました。ゴチソウサマ。
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麺屋號tetu@長浜市南元浜町:濃厚鶏SOBA・鶏&魚介の中華SOBA・限定あんかけ炒飯 - t_cognac's weblog
この日、今月初のちゃんとした休日。湖北方面にドライブ。で、丁度一年振りの麺屋號tetuへ。近頃は冷凍ラーメンの販売にも精力的に手がけており、店舗にも専用の販売コーナーを設えるようになっている。また、麺屋號tetu実店舗以外にも、「塩津海道あぢかまの里」「浅井三姉妹の郷」「琵琶湖畔夕日と水鳥の里湖北みずどりステーション」といった長浜市内の道の駅でも販売されるようになっている。しかし、今回はあくまでお店でいただくラーメンが目的。そしてこの日の券売機。外待ちの時からどのラーメンにしようかと迷う方向けに、店先には三種の「SOBA」についての解説を掲示していた。で、私は「濃厚鶏SOBA」、同行者は「鶏&魚介の中華SOBA」、そして本日の丼=「あんかけ炒飯」をシェアすることにした。食券を買ってスタッフに半券を渡した後、カウンター席にはメニュー表が。昨年同時期と比較して、若干の価格改訂&トッピングのところに「贅沢まし」が追加されていた。そのメニュー表に「当店は春よ恋・きたほなみの北海道小麦を主体に自社で配合した国産自家製麺です。」とあるが、その専用粉の25kg袋が店内に陳列してある。京都・井澤製粉による「群鶏一鶴(ぐんけいのいっかく)」。=「多くの凡人の中で、極めて優れている一人の人物のこと。鶏の群れの中にいる一羽の鶴という意味から。」だ、そうである。そうこうするうちに出来上がってきた「濃厚鶏SOBA」がコレ。麺屋
號tetuではオープン当初から幾たびかラーメン鉢のデザインを変更して来たが(そのあたりはコチラで確認していただけます)、現在の和風の柄付きのものが一番しっくりと来る気がする。
出来上がって来たものをじっくりと眺めてみると、これはヲココロヅカイをいただいた肉マシ豪華仕様だが、味玉には一個一個に焼印を付け、カットするテグスの方向が卵に対して縦ではなく横だったり、はたまた海苔のサイズだったり、見た目へのこだわりにも、ならではの個性を感じさせてくれる。そんな號tetuの”SOBA”と称するラーメンは、もちろん決して見た目だけではない。濃厚鶏は、一乗寺の麺屋極鶏のような極端な濃度ではないにせよ、鶏の旨みがふんだんに堪能できるもので、誤解を恐れず表現するなら無鉄砲の豚骨出汁を、鶏でやってみた感じに思える味わい。骨髄成分の旨みがよく出ているからそう感じるのだろうと思う。何度食べに来ても、濃厚鶏白湯カテゴリでは一番のお気に入りだ。北海道産小麦主体の若干平打ち気味な自家製麺の食感も、啜り込んで、咀嚼して、嚥下して、実に快いもの。また、同行者注文のコチラ「鶏&魚介の中華SOBA」。麺と具材の構成は「濃厚鶏SOBA」と共通だと思われる。位置付け的には同店の「濃厚鶏」と「魚介だしの塩」の中間種だが、ちょこっと味見させてもらうと、またコレが大変美味!「8種の魚介の節の最強和出汁」と號tetu自慢の「濃厚鶏白湯」の組み合わせは、例えば天下一品でいうなら「こっさり(=屋台の味)」的な位置付けだが、そんなことがどうでも良くなるほどに魚介出汁のカホリ高く、鶏と魚介の組み合わさった旨みがまた素晴らしく、今の自分には「濃厚鶏」よりも、むしろコッチの方が自分の感性にグッと訴えかけてくる感じ。
濃厚な鶏白湯は、開業当初から麺屋號tetuの売りだったが、実は魚介出汁の淡麗な清湯スープもコレまた実は號tetuのもう一つの柱なのだ。そして「本日の丼」、あんかけ炒飯。薄味であっさりと仕上げられてあり、ラーメンと共にいただいて、実に相性がいい。素っ気なく云えば、ただのあんかけ炒飯なんだけど。なんだろねえ、この満足感って。
それはそうと、先日麺屋號tetuの公式サイトが完成したそうです。
コチラです。
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Restaurant name |
Menya Kotetsu(Menya Kotetsu)
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Categories | Ramen、Tsukemen |
0749-63-4340 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
滋賀県長浜市元浜町6-31 |
Transportation |
JR北陸本線 長浜駅より徒歩4分 363 meters from Nagahama. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキング多数あり |
Occasion |
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The opening day |
2020.11.10 |
Remarks |
同地域の人気店(2010年11月10日オープン)が、10周年を迎えた2020年11月10日に移転オープン。 |
さてケフはどこ食べに行くかな?と、ふと目にしたのはこの投稿。「Mr.鶏男」という月イチ28日のみリリースの限定ラーメン。コレを狙って行くことにした。この時、自分自身ではすっかり忘れてしまっていたのだが、実は10年ちょっと前に一度食べたことがあるメニューだったようだ。先ほど当ブログの過去ログを漁ってみたら、確かに記録が残っていた。
さて約10年という時を経て、ミスタートリオはどのように進化しているだろう?
同行者は濃厚鶏SOBAの並を注文。あらためて、テーブルにあるメニュー表をチェック。「ラーメン一杯千円」については各論あるが、ある程度の原価をかけて、まっとうなラーメンを作って、なおかつ利潤を求めなければならない以上、仕方のないことだと私は思う。はじめに出来上がってきたのは同行者注文の濃厚鶏SOBA。アワアワのスープはほどほどに濃厚にして鶏の旨味は十分以上にあるという。そしてコチラ、2023年バージョンのMr.鶏男。そのスープは京都一乗寺の麺屋極鶏の「鶏だく」に迫ろうとする濃醇さ。麺屋號tetuオリジナルのコシと啜り込み感に主張のある平打ちストレート
自家製麺に纏わりつくスープ。ここにさらに、振りかけられた粉チーズがとろけ始めて更なる濃厚感を増幅させ、また、スープの中にとろけ出す温玉がさらに味わいに厚みを持たせる。コレを食べながら、粉チーズと温玉を引き算したら、どうかなぁ?ということも一瞬アタマを過ぎったが、むしろこの足し算が極鶏の「鶏だく」との違いを際立たせているのであり、決して邪魔な足し算でなはく、トータルでうまくまとめてあることを実感。二種のチャーシューのゴージャス感もいい。麺を平らげる直前に追い飯を追加注文。もはやスープというより液体丸鶏的な超高粘度ゲル状シチューに追い飯ドボン。にお美味しいを堪能。すっかり満足、ごちそうさまでした。