Restaurant name |
Takarabune Onsen Yumotokotobuki
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Categories | Inns,Guesthouses |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0740-32-1293 |
Reservation Availability |
Reservations Only |
Address |
滋賀県高島市安曇川町下小川2248-2 |
Transportation |
JR京都駅から 湖西線に乗り、「近江高島」で下車 2,517 meters from Omi Takashima. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
サービス料10% |
Private dining rooms |
OK For 2 people、For 4 people、For 6 people、For 8 people 食事は個室の食事室で20人くらいまでOK |
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Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Ocean view,Secluded restaurant,House restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations,BYOB,Take-out |
Website |
なお,昼(朝食メイン)の評価は以下のとおりです.
【昼】
総合 4.2
料理・味 4.2
サービス 3.8
雰囲気 3.5
CP 4.0
酒・ドリンク ー
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10月初旬の連休に,『近江・丹後の水と鉄道を巡る旅』に行ってきました.1泊目に利用したのがこちらの温泉宿です.
料理雑誌『dancyu(ダンチュウ)』で紹介された料理に惹かれ,以前からチェックしていました.
約3週間前に,旅行会社のHPを通して,『★クチコミ【夕食&朝食5.0】★最高級近江牛&琵琶湖の幸&貸切露天風呂OKプラン;1泊2食付;1室2名利用;ひとり20,570円(税込・サービス料込・入湯税150円別)』を予約しました.
チェックインしたのは土曜日の17時50分頃で,チックアウトしたのは平日の8時30分頃です.
宿は,県道304号線(湖周道路)沿いにあります.県道の向かいはオートキャンプ場になっており,松林と砂浜(その先に琵琶湖)が広がっていました.
宿から琵琶湖岸までは,徒歩で1〜2分です.早朝に湖岸を散歩しましたが,非常に気持ちが良かったです.
黒屋根・黒壁の平屋で,落ち着いた外観です.玄関の左手には,オートキャンプ場および外来入浴の受付がありました.
さらに左手に4台分くらいの駐車場がありますが,歩道の縁石がジャマで,ちょっと駐めづらいですね.
館内は和風で,カジュアルな雰囲気です.
比較的狭い敷地に,フロントと個室食事処のある建物・客室のある建物(4室しかありません)・内風呂のある建物・露天風呂のある建物が密集しており,それぞれが外通路(下足)で結ばれています.通路脇には竹が植栽されており,なかなか良い感じでした.
男性スタッフ(ご主人?)・年配の女性スタッフ(大女将?)・若い女性スタッフ等がいましたが,いずれも明るく気さくな方でした.
当日は,自分たち以外に2組の客がいたようです.でも,館内で出会うことはほとんどありませんでした.
【客室】
8畳の和室に通されました.広縁(テーブル・椅子)・洗面台・テレビ・エアコン・お湯入りのポット等が設置されています.トイレは付いていませんが,スグ近くに共用のもの(男女別)があるので問題無しです.
ややくたびれた感はありますが,清潔に管理されていました.
窓のスグ前に植え込みがあり,眺めはイマイチです.また,植え込みの向こうには県道が走っており,クルマの走行音が若干気になりました.でも,当日は植え込みのキンモクセイが満開で,良い匂いを漂わせていました.
【風呂】
男女別の内湯と,男女別の露天風呂があります.露天風呂は,外来入浴時間(18時30分〜22時)以外は貸切で利用できます(予約必要無し).
内湯・露天風呂ともこぢんまりとしており,浴槽は3〜4人も入ればいっぱいになってしまいます.でも,他の入浴客がいなければ,のんびりと入浴を楽しむことができます.自分たちは,夕食前に露天風呂を,早朝に内湯を利用しましたが,いずれの時も入浴客は自分たちだけでした.
温泉は若草色に濁っており,軽い鉄臭さがあります.柔らかい浴感で,良く温まり,入浴後は肌がスルリとしました.
【夕食】
フロントに近い個室(和室・座卓)でいただきました.自分たちの食事時間は,18時30分〜19時50分です.
この料理がスゴかった!
食前酒からデザートまで,15品くらいで構成されています.はじめに8品くらいが卓上に並び,その他は後出しでした.いずれの料理も大女将さんが丁寧に説明してくれます(お品書きがあると,なおウレシイですね).
飲み物は,生ビール・地酒『松の花』の冷や・グラスワイン(赤)をいただきました.
料理は,地元の食材満載で,オリジナリティおよび手づくり感にあふれています.シンプルな調理ものもが多く,素材が十分に生かされていましたね.
いずれも旨かったのですが,以下の料理が特に印象に残りました.
自家製生ハム・ソーセージ:専門店顔負けの出来映えです.加工肉好きの自分にはウレシイ限りでした.
ビワマスの燻製:琵琶湖の幸ですね.トロリとしており,程よい燻製香が広がりました.
イワナの刺身:新鮮でコリッとしており,脂がのっていました.冷酒と良く合いましたね.
近江牛あぶり牛トロ寿司:今回のイチオシです.小型のシャリに,大きな近江牛炙りがトッピングされ,ワサビと醤油が添えられていました.
近江牛はザックリした食感で,牛肉の風味・旨味が濃厚です.うっとりしましたね.
小アユの天ぷら:これも琵琶湖の幸です.アツアツ・サックリで,小型ながらアユの風味がしっかり感じられました.
近江牛のブラウンシチュー:牛肉がトロトロに煮込まれています.深みのある味わいで,実に自分好みでした.ご飯との相性もバッチリでしたね.
5人前くらい食べたかったです.
鴨のつみれ鍋:汁物がわりに土鍋で供されます.つみれ鍋というよりも挽肉鍋といった感じでした.
鴨の旨味たっぷりでコクがありますが,比較的あっさりした味わいです.これもご飯との相性バツグンでした.
【朝食】
夕食時と同じ個室で,8時〜8時25分にいただきました.
この朝食もなかなかです!
12品くらいで構成されていました.夕食と同様,地元の食材満載で,オリジナリティおよび手づくり感にあふれています.
琵琶湖の小魚(小アユ・ゴリ)の佃煮,旨味たっぷりの近江牛のステーキ(朝から!),自家製ベーコンのベーコンエッグが特に印象に残っています.
『dancyu(ダンチュウ)]』で紹介された料理,自分好みのものが多く,大満足でした.
肉好きの方に,特にオススメしたい宿です.