Restaurant name |
Sakaba Juurokuban
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Categories | Izakaya (Tavern)、Regional Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0852-61-0106 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
島根県松江市寺町208 |
Transportation |
478 meters from Matsue. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price(Based on reviews) |
¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted QR code payment Accepted |
Private rooms |
Unavailable |
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Private use |
Unavailable |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 外に喫煙所有り |
Parking |
Unavailable |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
The opening day |
2014.11.26 |
初回訪問は2017年。松江の居酒屋です。初回の印象が良かったので再訪したら、更に美味しくなってました。因みに店名の"16番"は出雲市の北にある"十六島[うっぷるい]"に由来しています。
店内は25人くらいで一杯になる広さでしょうか。予約客だけでほぼ満席の様子です。席の間隔は広めでゆったり料理が楽しめます。店員も5~6人いて料理提供も滞りなく、しっぽり飲めます。
島根の居酒屋なので、海鮮への期待が膨らみ過ぎて逆に期待外れとかもアルアルなんだけど、今回注文した料理は全てが私好みで御満悦。全弾命中なんて滅多にない事なので全品紹介しちゃいます。
01)もずく酢。お通しから彩り鮮やかなのが嬉しいです。もずくを単純に出すのではなく、トマト/胡瓜/人参/大根を千切りにして視覚効果あり。こういうひと手間ってツボに嵌まるんだよね~。
02)お刺身3点盛り。この日の鮮魚は天然ブリ/炙りヤイトガツオ/アオリイカ。旬の迎えたブリは脂の乗りも申し分なくネットリ美味~♪。アオリイカの柔らかい甘みも◎。鮮度の良いカツオの皮目を炙った香ばしさも◎。やっぱ山陰は魚がウメェなぁ。
03)16番サラダ。店名を冠したサラダはシーザー風。軽く茹でた生エビと炒ったスライスアーモンドの組合せが美味しく、付け合わせのパンを壊してクルトンっぽくして楽しみます。
04)燻製5点盛り。鮭ハラス/はたはた/明太子/真ダコ/さばを燻して貰いました。メニューには燻製3点盛り迄しか書かれてませんが、3点盛りは前回実食済なので今回は5点全部のせをオネダリしちゃいました。リクエストへの快諾ありがとう!>店員さん
因みに私の嗜好では、さば>真ダコ>はたはた>鮭ハラス>明太子の順に美味しかったです。燻し物を少量多品種で味わえる店は少ないので、16番のスペシャリテとして絶対注文すべき逸品です。
05)貝盛り。こちらも珍味で、ベベ貝煮/本バイ貝煮/亀の手煮の3点盛り。ベベ貝はボベ貝の別称もあり、醤油などで炊き込み御飯にした"ベベ飯"は島根の優しい郷土料理。ベベ貝そのものはカサガイとして日本全国で収穫できるけど島根県でしか食べる習慣がないのが異文化交流です。
まぁ。山形県/新潟県でしか食べる習慣がない"もって菊"とかの例もあるので、異文化は楽しむのが吉。亀の手も同様で関東では馴染みの薄い料理。私自身は松江、和歌山、高知でしか食べたことが無いので西日本の旅で見つけるとaway感でつい嬉しくなって注文しちゃいます。まぁ塩茹でなので少量味わう位がちょうど良いです。
06)炙り白子ぽん酢。バーナーで炙った薫りで嗅覚をくすぐりつつ、焦げ目のすぐ横には鮮度の証であるサーモンピンク。。。やらしぃーーー。。。濃厚で旨いに決まってるじゃん。
07)ブリ大根。げげっ。綺麗なブリが出て来ちゃった。ブリ大根というと最近はアラとかカマとの焚き物ばかりだったので、ブリ照り焼きにでも使えそうな立派な切り身を見ると心が震えます。切り身も大根も柔らかくて◎。煮過ぎないのがコツですね。
08)魚介のアヒージョ。グツグツ煮えたぎってます。彩り野菜が目を惹きますが、主役はエビ/ホタテそしてイサキ。大蒜も丸っと入ってます。寒くなる季節は鍋が本命ですが、スペイン料理で暖を取るのも美味しいですね。和食からの変化球が高評価です。
09)漬け物盛合せ。〆は和食に戻ってクールダウン。ここでも少量多品種が威力を発揮してて迷い箸です。笑。漬物的には牛蒡とセロリが美味しかったです。
あぁ~、ウマかったぁ。喰い過ぎて腹一杯で動けん。まぁ全弾命中なので佳しとしよう。私の場合、松江での晩御飯は16番に決まりそうです。ご馳走さま。
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お刺身3点盛り<天然ブリ/炙りヤイトガツオ/アオリイカ>(¥980),16番サラダ(\680),
燻製5点盛り<鮭ハラス/はたはた/明太子/真ダコ/さば>(¥1,770),
貝盛り<ベベ貝煮/本バイ貝煮/亀の手煮>(\1,280),炙り白子ぽん酢(¥980),
ブリ大根(¥880),魚介のアヒージョ<イサキ/エビ/ホタテ>(\780),
漬け物盛合せ<生姜胡瓜/セロリ/牛蒡/梅干/白菜>(\480),お通し<もずく酢>(¥300)