JR山陰本線米子駅:『中海の郷』 日本海の赤い宝石〝のどくろ〟の天ぷらがいただける「上天割子そば」
(2018.05.28)
前回の米子出張では空港閉鎖と言う珍しいトラブルがあったのだけど…
今回は予定通りに到着することができたってこともあり、午後から予定されている店長会議を前に腹ごしらえをしておくことにいたします
空港がある米子市の隣町である安来市へと移動し、道の駅〝あらエッサ〟にある『中海の郷』へお邪魔させていただくことにいたします
この建物は、安来市の西に位置する松江市にあった古民家の保存を目的に移築されたのだそうでありまして…
しっかりとした太い梁などからこの建物が名士の住まいであったことを想像することができますし、手入れが行き届いた庭を眺めながらの食事は気持ちを豊かにしてくれるようでありますね
4月にメニューが新しくなったのだそうで、以前はお蕎麦や丼を提供するファミレスのようなメニューだったのですが、変わったメニューではよりご馳走感があるお料理がいただけるようになったようで…
山陰の名物でもあるのどくろの天ぷらがいただけると言う「上天割子そば」をチョイスいたします
出雲そばといえば〝割子そば〟
こちらの方では重箱のことを割子と呼んでいたとのことで、重箱に入れられたおそばだから割子そばであり、割子に直接そばつゆを注いでいただくのだとか
そんなお蕎麦のおいしさも然ることながら、薄衣をまとって揚げられた天ぷらのサクッとした食感は見事なものでありますし、海老やのどくろのほかにも野菜が数点盛られていましてボリュームも十分であります
のどくろの身はふっくらとしていますし、鼻から抜けるような香りに余韻までもを感じることができるものでありました
JR山陰本線米子駅:『中海の郷』 古民家レストンランでいただく日本三大そばの一つである割り子そば
(2017.01.26)
数日前の寒波で交通網が大混乱した島根
そんな豪雪の日に出雲へ出張した友人がいて…
飛行機が欠航になるとのことで寝台特急であるサンライズ出雲で向かったらしいのですが、除雪、倒木、信号故障などなどの影響で、なんと到着までに24時間を要したのだとか
それから二日、ずいぶんと平常を取り戻してはいるとのことではあるのですが、そんなことを耳にしていただけに今日の出張が不安だったのだけど何事もないように予定通りにフライトができ無事に米子へ到着することができました
さて、まずは米子の隣町である安来にある道の駅「あらエッサ」へと向かいます
この道の駅、昨年の行ってよかった道の駅ランキングで10位になったのだとか… 全国にいくつの道の駅があるのかは知りませんが素晴しいことですね
そんな道の駅にある『中海の郷』ってお店でランチをいただくことにいたしましょう
島根に来たらいただきたくなるのが、岩手県のわんこそば、長野県の戸隠そばと並ぶ、日本三大そばの一つでもある割り子そばでありまして…
こちらの主力商品でもある「天ぷら割り子そば」をお願いいたします
三段に重ねられた朱塗りの丸い器には色が濃いお蕎麦か小分けされていまして、刻みネギや海苔、それに柚子胡椒が薬味として添えられますので、それぞれを異なった風味でいただけることはうれしいことであります
天ぷらだって、むちっとした海老が2尾も乗せられていますし、衣もサクッとしていて…
お値段の満足度でありました
古民家を移築して作られたという店舗も魅力的でありますし、そこで提供される商品やサービスも素晴しい…
なるほど、先のランキングにも頷けますね
“行ってよかった”だけでなく“また行きたい”お店でありました
JR山陰本線米子駅:「中海の郷」 古民家レストランでいただく山陰の美味しいモノに大満足
久しぶりの米子出張
先回はカニを食べようと境港に行った時のことですから2年ぶりってことになるのでしょうが、この町には美味しいモノがいっぱいですから出張も苦になりませんね
羽田からビューんと1時間ちょっとで行けるってことも助かりますし…
米子から出雲へと向かう国道9号線沿いにある道の駅「あらエッサ」
そこに松江市に建っていた築120年以上の古民家を移築、再建したという古民家レストランがあるというので、さっさとチェックインを済ませて夜ごはんへと出かけます
古民家とは言え、移築の際に使われていた木材はキレイに磨かれていますので、パッと見は新築のようにも見えるのですが…
そこに使われている梁の太さなどは立派なものでありまして、同様のモノを今の時代に作ろうとすると数億円は掛かるそうですね
そんな立派な和建築は味わいがあって、どことなく落ち着く感じがするものですね
折角ですから郷土色があるものをいくつかいただきましょうと、“どじょうの唐揚げ”
長さ8cmほどの小さなどじょうでありますし全く臭みなどはありませんから、初めての方でも抵抗なくいただけるのではないでしょうか
サクッと丸ごと一匹を頬張れますよ
どじょうって、鰻の何倍ものカルシウムを含んでいるだけでなくカロリーは3分の1
成人病や滋養強壮にも効果があるとのことですから、風邪をひきやすいこの時期には良いかもしれませんね
続いて“どじょうの柳川”
柳川と言えば卵でとじられているモノを想像いたしますが、こちらのモノは卵とじではないようですね
ネギやごぼうの旨みがたっぷりと溶け込んだ甘めの出汁の美味しさは格別でありまして、はふはふとしながら、それをしっかりと堪能させていただきました
このネギ、安来ネギだったりするのでしょうかね?
三段の丸い漆器にそばを盛って出される割子そばは出雲の名物でありますね
そしてその食べ方は、そばを汁に浸けるのではなく、その器に汁を入れていただくと言うものでありまして… 日本三大そばのひとつでもありますね
かなり黒みを帯びた田舎そばをツルツルっといただきますと、その喉越しとモチッとした食感を楽しむことが出来ますね
そんなお蕎麦はもちろん美味しいモノであったのですが、サクッと揚がった海老の天ぷらがまた美味しくて…
やっぱりキチンとお店で殻を剥いた海老って美味しいですね
最後にそば汁でいただく豚しゃぶであります
しゃぶしゃぶと言えばポン酢やゴマダレでいただくことが一般的であるのでしょうが、ここではコクがある豚しゃぶをサッパリとしてそば汁でいただくと言うスタイルなのであります
お肉はバラとロースが提供されますし、野菜は白菜とたっぷりネギ お豆腐やつくねも付いていてお値打ち感もバッチリであります
これから寒さが増す山陰の冬 こう言った鍋物は大人気となるのでしょうね
道の駅での食事と言いますと、手軽にサクッといただくモノと言う印象が強いのですが、こちらのお店はその古民家の造りに負けない立派なお料理がいただけますね
Restaurant name |
Nakaumino Sato
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Categories | Japanese Cuisine、Soba、Dojo (Loach) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0854-23-2501 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
島根県安来市中海町128-1 安来道の駅 あらエッサ |
Transportation |
車 2,724 meters from Yonago. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥2,000~¥2,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted QR code payment Accepted |
Private dining rooms |
OK For 6 people、For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people、Over 30 people 6~48名 |
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Private use |
OK For 20-50 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Outdoor/terrace seating |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
The opening day |
2011.4.26 |
(2023.01.28)
一昨日に起きたJR京都線などでの電車立ち往生を受けてか岡山へと向かう“やくも”が昨日の内に終日運休との決定がなされていまして…
ギリギリ予約を取ることができた高速バスも夕方の便でありましたので、安来市にある道の駅“あらエッサ”へと出かけ古民家レストラン『中海の郷』で昼食をいただくことにいたします
一言に古民家と言っても、こちらは松江市の旧家邸宅を移築したものであるらしく、その造りは梁の太さに当時の庄屋が持つ権力の大きさが感じられるほど立派なものであります
5つのブロックに分かれた客席は当時の間取りを活かされているのでしょう
どのお部屋も落ち着いた雰囲気でありますから、おいしいお蕎麦とともに旅行者の疲れを癒してくれることでありましょう
いただいたお料理は「天ぷら割子御膳」でありまして…
大きな海老の天ぷらが2本にキスやイカ、春菊や南瓜、人参と玉葱のかき揚げと豪華な天ぷらに3段の割子が添えられます
天ぷら衣はふわっとさっくりとしていますし、海老はむっちりとした歯ごたえと甘みを感じるものでありますし、キスも身が厚くふっくらとしていて…
冷水でキリッと〆られたお蕎麦は歯ごたえだけでなく喉越しも良く、薬味であるネギや柚子胡椒、削り節など乗れません香りと共にそばの香りも楽しむことができますし、辛汁の出汁の香りも効いた満足なものでありました