Restaurant name |
Kicchin Tauchi
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Categories | Tonkatsu (Pork cutlet)、Western Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
054-282-0931 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
静岡県静岡市駿河区曲金6丁目2-31 |
Transportation |
静岡鉄道 静岡清水線 柚木駅 徒歩10分 501 meters from Yunoki. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Private dining rooms |
OK For 8 people |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Wine |
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Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome,Children menu available |
日帰りで静岡へ出張です
静岡出張のランチと云えば、うなぎ、まぐろ、さわやかのハンバーグが定番ですが
この日は趣を変えて、とんかつです
JR東静岡駅近くで、午前中の予定がひと段落
午後からも引き続き、同じエリアで予定が入っていたので、周辺でランチ店探し
1番トップに在った、『キッチンたうち』へ
●老舗感が漂う、戸建てのとんかつ店
お店は、静岡市のJR東静岡駅の南側、南幹線を数分西へ進んだ辺りの道路沿いに在ります
向かいに在る、温泉宿泊施設「SPA&HOTEL松之湯」が目印です
緑色で縁取られたピンク地のメニューが描かれた大きな看板が立っていて
経年を感じさせる和風な造りの店舗兼住宅って感じの佇まい
店舗の東側に、3台分の駐車スペースが在ります
店内は、カウンター10席、小上がり6名掛け2席と席数不明ですが座敷が在ります
蛍光灯の灯りでやや暗めの店内は、外観同様に経年を感じさせます
カウンターには原木を加工した置物や自家製のらっきょ等の保存用の瓶が並んでいて
老舗とんかつ店と云うよりは、店主の趣味で飾られた食堂って雰囲気です
1969年創業なので、今年50周年を迎える老舗で
地元放送局のローカルTV番組には、何度も登場した事が在る様です
店主が、東京の帝国ホテルでフレンチの修行をし、故村上シェフに師事していたとの事です
●おしながきには、フランス語の表記も在ります
お邪魔したのが9月なので、増税以降の価格の変更等が在るかも知れませんが
当時の価格のままで表示しますので、悪しからず
【Côtelette/カツレツ】
■メンチカツ定食 950円
■とんかつ定食 1530円
■とんかつ定食㊤ 2270円
■ひれかつ定食 1730円
■ひれかつ定食㊤ 2310円
■スパイスとんかつ定食 1540円
■おろしとんかつ定食 1560円
■おろしとんかとんかつ定食㊤ 2300円
■おろしひれかつ定食 1760円
■おろしひれかつ定食㊤ 2340円
※とんかつ、ひれかつは+10円でスパイス化出来ます
※㊤は肉の量も多く、よりよい部位を使用
■ラタトゥイユで食べるヒレカツ定食 2貫1750円 3貫2050円
■燻しスモークヒレカツ定食 2380円
【Panachée/盛合せ】
■ミックスフライ定食 1130円
クリームコロッケ+海老+ミンチ
■シーフードミックスフライ定食 1260円
クリームコロッケ+海老+帆立貝
■帆立貝と海老フライ盛合せ定食 1730円
■海老フライとひれかつ盛合せ定食 1830円
【Fruits de mer/シーフード】
■牡蠣フライ定食 1530円
■海老フライ定食 1730円
【Salade/サラダ】
■野菜サラダ 590円
■小海老サラダ 820円
■冷トマトキムチ風味 620円
【sautée/鉄板焼き】
■ポーク生姜焼き定食 1530円
■海老の鬼殻焼き定食 1840円
【Poêlée/ステーキ】
■ポークステーキ定食 2310円
【Riz/御飯】
■ソースカツ丼 1010円
■かつ丼 1260円
■ひれかつ丼 1530円
※味噌汁、ミニサラダ、小付け、漬物付き
※丼物は土日祝、繁忙時は出来ません
■御飯 普通盛り 200円
■半ライス 100円
●確かに柔らかく、上質な豚肉なんだろうけど
12時前に、部下と二人でお邪魔しました
先客はおらず、店内は静まり返っていて、営業しているんだろうかと不安になる様な静けさ
「すみません」って二度声を掛けると、年配の女性が出てきて、小上がりに案内されました
部下がとんかつ定食を、小生はとんかつ定食㊤を註文しました!
註文を済ませた時に、調理場に男性が登場し、寡黙に調理を始めました
我々が早過ぎて、不意を突いた格好になったのかな?
■とんかつ定食㊤
2000円超の価格は、東京の人気店の上級メニューと肩を並べる価格帯
店構えで判断しては、失礼だとは思いますが、割と強気な価格だと思いました
肉を切り出す所から調理が始まる様で、15分程待ちました
大きめのお盆で登場!
とんかつ、ご飯、味噌汁、小付け、ソース、お茶が並んでいます
粗めのパン粉で、やや浅めの色合いに揚ったとんかつは
部下の並と比べると、大きさはひと廻り以上大きく、厚みの違いも一目瞭然です
ブランド豚では無い様ですが、静岡県西部の出所が確かな豚肉を使用
上1/4程が脂身で、縦長の断面は、ロースかつらしいビジュアルで
透明感の在る脂身がとても美味しいそうです
先ずは、店主拘りの豪州産の500万年前に作られた自然塩で戴きます
最近は、とんかつを塩で食べる機会が増えました
1枚のとんかつの半分以上を塩で食べて、残りをソースで食べる感じです
塩で食べると、肉や脂身本来の味わいの邪魔せずに、旨味が増します
肉質は、しっとりしてはいるものの、肉汁がたっぷりってタイプではなく
以前から食べ馴れた、適度に噛み応えと旨味が共存した、正統派って感じの豚肉です
ただ、揚げてから少し寝かせて在るのか? 熱々ではないんです
憶測ですが、これが熱々だったら、もっと美味しいのでは?って思っちゃいました
帝国ホテルでフレンチ修行の経験が在る店主との事なので
付合せや小付けにチョッとフレンチテイストのものを期待したのですが
付合せはマカロニ、小付けは梅風味の漬物と極々一般的なものでした
●最後に
我々が滞在中に、後続の客はゼロでした
普通に美味しいとんかつですが、価格と見合うかは??
東京の激戦区での経験が在ると、CPが高いとは思えないんです
静寂?活気がない?そんなお店の雰囲気もマイナスポイントの様に感じます
でも、繁華街ではない、郊外の幹線道路沿いで50年続くって事は
それなりの理由が必ず在る筈です
今回は、此方の魅力を見出す事が出来ませんでした
機会が在れば、その魅力を探る為に再訪してみたいと思います
ご馳走様でした!