七間町で古き良き上海へとタイム・スリップ【再訪】
2015/11 素敵な格子窓の前のカウンター席で頂きました。工夫茶のセット。
2015/11 茶海に注いだ凍頂烏龍茶。透き通る水色、爽やかな味と香りは茶葉から淹れた烏龍茶だから。
2015/11 茶壺と茶海
2015/11 手動スイッチが昔懐かしい電気ケトル。シュンシュンとお湯が沸く音も楽しい
2015/11 凍頂烏龍茶の茶葉、これで1回分
2015/11 丸まった茶葉はお湯を注ぐと想像以上に増えます、『ふえるウーロンチャちゃん』。
2015/11 中国茶にはつきもののナッツや干し果物
2015/11 お冷のグラスもコースターも中国風
2015/11 長居をしていたらサービスして頂いた、炒りたて胡桃。とっても香ばしくて美味しかった!
2015/11 窓を開ければワシントンホテル
2015/11 格子窓も映画の世界に飛び込んだよう。アンティークな鳥籠も素敵
2015/11 蓄音機がタイム・スリップ気分をかきたてます
2015/00 店舗奥から玄関方向。アンティーク家具やインテリアがとっても素敵
2015/11 古めかしい階段を上がってすぐが入口
2015/11 ワシントンホテルの真向かいの建物の二階にあります。この細い通路の奥の階段を上がりましょう
2015/11 この立て看板が目印
2016/7 出入り口に一番近い二人掛けのソファ席から見た店内、相変わらず素敵…。奥に先客がいらっしゃったけど、ソファの背もたれが目隠しになってお互い気になりませんでした。
2016/7 アンティークなソファはとっても座り心地が良かったです。小さなティーテーブルなので旧式電気ポットは木製のスツールに。
2016/7 凍頂烏龍茶、ではない烏龍茶を工夫茶スタイルで。
2016/7 サービスで頂いた月餅。通常メニューに是非入れて欲しいです。
2016/7 階段を上がった先の入口
Restaurant name |
Orudo Shanhai Kafe(Orudo Shanhai Kafe)
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Categories | Cafe |
Phone number (for reservation and inquiry) |
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Reservation Availability | |
Address |
静岡県静岡市葵区七間町10-8 松風ビル 201 |
Transportation |
静岡鉄道 静岡清水線 新静岡駅 673 meters from Shin Shizuoka. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Sofa seats |
Occasion |
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Location |
Secluded restaurant |
Remarks |
20世紀初頭 “東洋の巴里(パリ)”“魔都”と謳われた上海をイメージした店内は |
2015/11 初訪問
七間町のワシントンホテルの道を挟んだ真向かいの建物二階にある中国茶専門店。
私は見てませんけど静岡のローカル番組『くさデカ』で紹介されたそうです。
食べログを利用していなかったら絶対に知りえなかったし、
七間町を歩いていても入ろうなんて絶対に思わなかったでしょう。
お店登録してくださった方には本当に感謝です。
猫カフェくるるんで元気いっぱいの子猫と戯れ夢見心地でお店を後にし、
しばし時間を潰そうとこちらに寄ってみました。
予定ではキルフェボンで期間限定のタルトでもと思ってましたが、
昼前に食べた大やきいもの大学芋と焼き芋が全く消化されず
とてもじゃないけど固形物を食べられそうにありませんw
お茶だけならUNSUIかfu-chaと考えた時にこちらのお店を思い出し、
どんなお店なのか入ってみようと予定変更。
ワシントンホテルの向かいだと知っていたのもあり、立て看板ですぐにお店を発見できました。
細い通路へ進んで古めかしい階段を上ると賑やかな喋り声が聞こえてきて、
階段からすぐにお店入口がありました。
玄関扉は開けっ放しで声も聞こえるから開店してるよね?とお店を覗きましたが、
「いらっしゃいませ」の声が無く、どうしたらいいのかとおろおろ(苦笑)
帰ろうか…とも思いましたが、お客様のお一人が「空いてますよ」と声を掛けてくださり、
その声に壁で囲まれたキッチンからご店主が顔を出してようやくお客と認識して頂けましたw
入口近くのソファ席は楽しげにお喋りされる方々で埋まっていたので、
一番奥の窓際のカウンター席に座りました。
アンティーク家具やインテリアがとっても素敵な店内は
私の貧相な語彙では古い中国の映画の中のようとしか表現できませんw
カウンターの前の窓は洒落た木の格子窓で、視界いっぱいがワシントンホテル。
午後だから宿泊客は居ないだろうけど、こちらからも向こうからも丸見えですねえ。
中国茶専門店に来たからには中国茶を頂かねばと凍頂烏龍茶をポットで注文。
中国茶には付き物のナッツや干し果物を頂きつつ待っていると、
待望の小さく可愛らしい工夫茶のセットと
手動スイッチが実に昔懐かしい風情の電気ケトルが用意されました。
丸まった茶葉を茶壺(急須)に入れて、銀色のポットを取り上げて熱湯を注ぐ…
久しぶりの本格的な中国茶が嬉しくて堪りません!
茶葉から煎れた烏龍茶はペットボトル飲料の烏龍茶のような苦味が無いし、
水色も透き通る薄茶色で香りも良く本当にすっきり美味しい。
予定変更して大正解、このお店の存在を思い出した幸運を噛みしめつつ、
小さな茶碗で何杯もお茶を頂きました。
ソファ席のお客達には背を向けた状態で目には入らず、
賑やかな喋り声も街の喧騒と同じで耳に入っても全然気にならず、
1人ぼんやりするにはとても居心地が良かったです。
見た目より座り心地の良い椅子だったのもあり
お茶を飲みつつゆっくり持参の本を読書させて頂きました。
ポットのお茶は850円と金額だけなら驚きの価格ですが、
茶葉は茶壺にたっぷり2回分もあり、
1回分の茶葉で5~6煎は頂けるので結構な量になります。
いつの間にかソファ席のお客は姿を消して客は私だけになり、
中国風のBGMが静かに流れるだけの店内は益々居心地が良くて
たっぷりのお茶があるのを良い事に結局滞在時間は1時間半になりました。
私一人になってから、ご店主が
「良かったら…」と炒りたての胡桃をサービスしてくださいました。
熱々の香ばしい炒りたて胡桃なんて初めて。
良いお店だわ…と改めて感激しました。
帰る時は本当に後ろ髪を引かれる思いで渋々お店を後にしました。
こんな素敵で居心地の良いお店、
それも中国茶専門店なんて過疎の進む地元では営業出来ないだろうなあ…。
このお店に来るために100kmの距離を超えて静岡市まで来ても良いと思いました。
実際来ちゃうけどw
本当にとっても幸せな時間を過ごさせて頂きましたが、
唯一困ったというか驚いたのが、
トイレの入口に古い日本家屋の玄関のような敷居が有って
気づかずに入った私は思いきり躓いた事w
多分ですが、元はシャワールームを改装したんじゃないかな?
躓く位で済めばいいけど、転倒したら怪我をしかねませんのでお気をつけて。
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2016/7 再訪
前回の口コミで予告した通り、やっぱりまた来て決まったオールド上海カフェ1930は
この7月で開業1周年になったそうです、おめでとうございます。
今回は窓際のカウンターに先客がいらしたので、一番玄関に近いソファ席に。
名前を控え忘れてしまった烏龍茶を、今回もポットで注文。
私が入店してから間もなく先客達が退席して客は私一人になり、
前回同様静かな音楽だけが流れる、実に落ち着く空間に。
座り心地の良いアンティークなソファに座り、
素敵な工夫茶セットで美味しい中国茶を頂きながらのんびりさせて頂きました。
お湯を追加してくださった際に、
「小さくてすいませんが、どうぞ」と小さな月餅のサービスまで!
胡麻風味のとっても美味しい月餅でした、
是非通常のメニューに加えて欲しいです。
入店時は明るかったのに、お店を出るとすっかり夕方。
結局今回もまた1時間半近く寛がせて頂きました、満足満足。