Oka mura
(岡むら)- Nearest station：
- Categories：
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Monday
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Oka mura
|
|---|---|
| Categories | Dining bar |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
054-635-0046 |
| Reservation Availability |
Reservations available |
| Address |
静岡県藤枝市大東町195-1 |
| Transportation |
3,106 meters from Fujieda. |
| Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
| Budget（Aggregate of reviews） |
|
| Method of payment |
Credit Cards Accepted （JCB、AMEX、Diners） |
Seats/facilities
| Number of seats |
100 Seats |
|---|---|
| Non-smoking/smoking |
− |
| Parking lot |
OK |
Feature - Related information
| Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
|---|---|
| PR for restaurants |
和風のたたずまいの居酒屋。１度、岡むらののれんをくぐってみて下さい。
いらっしゃい。岡むらへようこそ。ゆっくりと飲んで、食べて、楽しい一時を過ごして下さい。カウンター、テーブル席、お座敷席、そして奥にはカウンターバーもあり、また違った雰囲気でお酒が楽しめますよ。十分満足できる多種多彩なメニューで、スタッフ一同、心からのおもてなしを約束します。 |
島田市や藤枝市、焼津市などに展開する岡むらグループが個性的で面白いってね、テレビかなんかで知ったのかしら？
静岡県そのものが都会ではないけれども、その中でも都市部から離れたところに店舗の多くがあるのね(1店舗のみ静岡市)。でも人気があるって面白そうじゃない。
まずは岡むらグループ現社長のお母さんがはじめたとかいうお店に行ったの。いわゆる総本山ってやつかなと。
住宅街の一角にあってね、飲み屋がこんなとこで営業して苦情が来ないかしらなんて余計な心配しちゃったわよ。
しかし杞憂に終わったことが店を出る間際に分かったわ。これは後で書くわね。
古い木造で、一見狭そうなんだけど、テーブル席がいくつかとカウンター席や団体向けのお座敷もあった。
次の日が祝日でもない水曜日の19:30頃行ったんだけど、お座敷も含めほぼ満席。なんとかテーブル席に座れたわ。
学生風のグループとか、熟年夫婦、子供もいるグループなど客層は幅広い。
メニューみてドキッ、ね、値段が…
無い！書いて無い！もれなく無い(ドリンク類は書いてあったかも？)
魚とかはさ、時価ってよくあるわよね。
でもさ。サラダや唐揚げ、おでんとか、定番とかグランドメニューって言われるものまで書いて無いのよ。
まるで勝者のない「ごちバトル」(ｰｰ;)
怖ぇよ。
でもさすが人気店、次々と注文が殺到しているわ。
というわけで、厨房はとてつもなく忙しいのよ。
注文もし辛いし、なかなか来ない。
仕方ないのかしら…お腹減ってるのに〜
ツレは酒飲みなんだけど、食べ物がなかなか来ないのでお酒も進みづらいみたい。良いのか悪いのか。
アタシはお酒飲めないから余計に間が持たないじゃない。
あまりにも来なさすぎて、自分が何頼んだか忘れる忘れるw
対策として、できればコースを予約しとくと良いと思ったわ。コースは金額が明示されてるし。
救いなのが、スタッフがみんな感じいいのね。若い男性が多かったんだけど、居酒屋らしく威勢は良くて、待たせたら丁寧にお詫びしてくれる。
感じのいい若い子に弱いのは男性ばかりじゃないからね、おとなしく待ちましょうか。
ホッケとか、静岡おでんとかサラダなんかをつつく。
すっげー美味いって訳ではないけども、美味いわ。及第点は十分超えてる。
2時間弱いたんだけど、その間帰る人たちってほとんど無かったわ。楽しそうに笑ったり喋ったり、なんかね居心地がいい店なんだと思う。田舎の親戚ん家で宴会してるみたいなね。
ところがアタシ達は、なかなか来ない食べ物を待つのに疲れ、満足してはいないけどとりあえず頼んだのが全部来たら帰ろうとしてたのよね。
そしたらだ、背中の曲がったおばあちゃんが、せわしなくスタッフが働く厨房に現れたの。
お客さんの一人だと思っていたんだけど、追い出すでもなく、歩き回るおばあちゃんを気にするでもなく仕事に励んでいたわ。
そんな様子をぼんやり見ていたら、スススッと近づいてきて「なんか困った事あった？」みたいな事をにこやかに言われた訳。
何でこんな事をこの人が聞くんだろうって、びっくりしちゃって思わず正直に注文したものが出て来ないなんて言っちゃったのよね。
そしたらスタッフに威勢よく「お客様を待たせたらダメよ」などと発破をかけて、自ら切って小皿に盛ったぬか漬けを「ごめんね。良かったら食べて。」って持って来てくれて。
あれだ、岡むらの伝説の女将だ。社長のお母さんじゃん！まさか会えるとは思わんかったわ。
住宅街で居酒屋をやっていられるのは、長年この地で営業してきた歴史もあるけれども、細やかに気配りして苦情の芽を摘んできた女将の手腕によるものだったのかもね。
ちょっとささくれ立った気持ちは、所々繋がっているぬか漬けに溶かされましたw
ごちバトル状態で気になる金額はね、思ったよりお高めだったかな。
昔から静岡県西部から東に行くに従って、特に食料品の物価が高くなる傾向なので、あの辺りならあんなものなのかもね。
不当に高ければあんなに賑わってないし、このご時世潰れるだろうし。
女将にほっこりしつつ、物足りない分は帰りに蕎麦でもすすろうかなとか思いつつお店を後にしましたよっと。