Restaurant name |
Fukuden(Fukuden)
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Categories | Soba (Buckwheat noodles)、Tempura |
0559-26-7284 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
静岡県沼津市岡宮1433-7 |
Transportation |
車 2,132 meters from Ooka. |
Opening hours | |
Budget |
¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
26 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables お外に喫煙場所があります。 |
Parking lot |
OK かなりの台数のスペースがあります。 |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
With children |
Kids are welcome |
Dress code |
カジュアル |
Remarks |
売切れ次第閉店 |
○気に入った点
・素晴らしい技術の結晶で作られたそば
●注意点
・通いすぎに注意しましょう
○駐車場
有
○ルール
お代わりそばはオーダー時に注文すること
沼津にあるそば屋さん。
これで「ふくでん」と読むらしい。
このお店は石挽の10割そばが売りのお店。
休日の昼外れに訪問した。
思ったより大きな駐車場。
その片隅にこじんまりした趣のあるお店がある。
店内はテーブル席が5卓。
昼外れということもあり先客は2組のみ。
すぐに入店できた。
まずはメニュー。
冷たいそばと温かいそばが選択できるものもあるが
おおよそ6種類のそば。
そこに天ぷらを付けたりできるようだ。
変わっているのは黒毛和牛甲州ワイン煮。
そばだけでは無く他の料理の心得があるのかな?
そんなことを考えながらメニューを決めた。
今回はシンプルにもりそば。
オーダーすると
「お代わりそばはオーダーしますか?」
と聞かれる。
どうやらお代わりは最初に言う必要があるようだ。
今回はお代わりは無しにさせてもらった。
しばらく時間があるので店内を見渡す。
先客は帰られたので貸切状態だ。
周りの壁に目をやると写真や水墨画が飾られている。
なかなか綺麗だ。
キョロキョロしていたから店員さんが教えてくれたのだが
これらの作品は全部店主が撮影、創作したものとのこと。
ご主人はかなり多才な方のようだ。
そうこうしているとオーダーが到着した。
〇もり(950円)
薬味はネギとワサビ。
そば
まず気づくのがそばの均一さ。
それなりのそば屋でも、そばの太さが乱れていることがあるのだが
このお店のそばは太すぎず、細すぎず、綺麗にそろっている。
これは期待できると思いながらまずは香りを楽しむ。
そばの香りが強く華やかさを感じられる。
口に含む。
風味があり、噛みしめていくと甘みもある。
程よい茹で加減なので固すぎず柔らかすぎない歯ごたえ。
そして何より喉越しが良い。
10割そばだよね?
確かに風味豊かで10割そばの良さを感じられるのだが、こののど越しはどうだ。
そばらしい豊かな風味を楽しめ、かつのど越しが楽しめるそば。
なかなかこのレベルのそばはない。
そばつゆ
鰹節の風味がよい。
返しのコクもあるが思った以上にスッキリしたそばつゆ。
でも丸みがあって醤油勝ちにもならず、絶妙なバランスがある。
ただそばつゆだけ飲むともう少し複雑な味わいがあったほうが?
なんて思いもしたのだが、そばをつけてみてそうでは無いことに気づかされる。
このくらいの風味、コクに抑えたほうがそばの風味を損なわずに食べられる。
あくまで主役はそばなのだ。
このそばにしてこのそばつゆ。
こだわりをとっても感じるそばつゆであった。
薬味
わさびの風味がよい。
口に含むと甘みを感じた後に辛みがあるが辛すぎない。
そして口中一杯に豊かなわさび風味が広がる。
これがそばの風味にアクセントを付けてくれる。
記載を見ると天城のわさびとのこと。
やはりわさび産地が近いこともあり、とても風味豊かなわさびだった。
そば、そばつゆ、薬味。
どれをとってもこだわりを感じる。
もりそば一つとってもこれだけ違うのかと感嘆する。
枕崎の鰹節、利尻昆布、木桶仕込みの醤油などを使っているとのこと。
すばらしい1級品の素材を使っており、素材へのこだわりもとても良く感じられる。
1点だけ言えば、個人的には割り箸の竹風味だけが余分だったかな。
このお店のそばは、なんといってもそば打ち自体の技の素晴らしさ。
これだけのそばはなかなか食べられない。
そのそばを活かすためにそばつゆと薬味がある。
もちろんこちらの素材へのこだわりも素晴らしい。
いやー美味しかった。
心からそう思いながら店を後にする。
とってもレベルの高いそば屋さんを沼津に見つけることが出来た。