Restaurant name |
Shou toukan(Shou toukan)
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Categories | Ryokan |
Phone number (for reservation and inquiry) |
055-943-2311 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
静岡県沼津市内浦三津7 |
Transportation |
伊豆箱根鉄道 伊豆長岡駅下車 |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥20,000~¥29,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted |
Private dining rooms |
OK |
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Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
With power supply,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Cocktails,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Ocean view |
Service |
Pet friendly (Good for pets) |
With children |
Kids are welcome |
Website |
箱根から函南でハンバーグを堪能した後にして向かうは西伊豆。
実は伊豆への訪問が多い我が家ですが西伊豆での宿泊と言うのは初めてです。
それは足の便と気に入る宿が中々無かったという理由です。
そんな印象でしたが父が無くなる前の入院時に退院したら行こうと選んでいた宿があったんです。
その予定も実際は敵わぬまま4年の月が過ぎて遠出の出来な今年。
人の少ない場所ならと思い出して今回お願いしたのが、
『松濤館』さん。
内浦湾を望む入り江に建つお宿は三津シーパラダイスのすぐお隣と言う立地。
ロビーから見える静かな海辺の向こうには淡島と内浦小海。
その間にはこの時期には珍しくほとんど雪を被っていない雄大な富士を眺める事が出来ます。
フロントで簡単にチェクイン後、部屋付の仲居さんの案内でお部屋へ。
今回お願いできた部屋は和室12畳、専用半露天風呂、広縁、洗面、脱衣室、トイレと一般的な広さ。
家族三人で利用するには丁度良い広さのお部屋です。
お部屋でお茶とお菓子二種類を頂きながらこの状況下ならではの館内での注意事項の説明を受けます。
武漢肺炎流行の折、お宿の運営も普段とは大分変って、館内BARやラウンジの休止、
大浴場備え付けのタオルやアメニティーと言う事もありますがそれは仕方ない事。
客室にはバスタオルも二枚、洗面にはアメニティーもあるので不自由は全く感じません。
畳の間でゆっくり寛いでからちょっと買い物に出てから、広縁の窓辺から見える夕景の富士を眺め、
その後、階上にある大浴場へ。
混みあう事を心配していましたがほぼ貸し切りで眺めの良い露天風呂を堪能。
暫くすると夕食の時間。あらかじめ説明された二階の料亭街(個室食事処)に移動。
床暖房の畳席にテーブルと椅子の座りやすい配置で家族だけで寛げる空間。
地元の食材をふんだんに用いた季節感のある懐石料理。
これに合わせる飲み物として、
『純米酒 アマビエ(四合)』2,568円を一瓶。
お宿のコロナウィルス終息祈願特別企画の鳥取は境港の蔵元のお酒。
『プレミアム生ビール』800円を一杯。
『バランタイン(ハイボール)』1,600円を一杯。
いつもの我が家からすると酒量が少なく感じますが皆久しぶりの遠出でお疲れ気味もあった様です。
食べすすめる頃合いを上手に見極めながら仲居さんが供する料理はどれも見事。
それでもお宿の料理長の心の籠った料理に合わせてすっかり上機嫌。
美味しいお料理とお酒で楽しい誕生日の宴となりました。
料理の内容は写真のト書の方で!
翌朝は日の出前に目が覚めてまだ暗い部屋の露天風呂へ。
一晩中入れる部屋のお風呂は常に適温に保たれているのも嬉しい。
ゆっくり浸かっていると明るくなる空にくっきり浮かぶ富士の雄姿。
これが部屋の露天風呂から眺められるのは何よりの贅沢です。
日本人に生まれて良かったとしみじみ思う風情だと思います。
徐々に起きて来た家族が順に部屋のお風呂を堪能するとお待ちかねの朝食。
昨日と同じ料亭の部屋に移動すると既に並んだ沢山の品々。干物は着席後熱々が供されます。
少量を多種揃えた品々は朝ごはんというにはかなりの品数。
珍しく朝からご飯をお代わりする息子。お櫃を更にお願いしています。旅先だと食欲が増すのかな。
こちらも食事は写真をご覧ください。
食後にコーヒー又は紅茶が付くと言う事でしたが食べ終わったのが早すぎたのか中々来ないので、
部屋に戻ろうと料亭を出るとお部屋までお持ちしますと言う心づかい。
食後のコーヒーはお部屋でゆっくり楽しませて頂きました。
チェックアウトの時間まで時間は有りましたが周辺のお店を見たいこともあって早めにお宿を後に。
この時期二日間に渡って富士山がこんなにきれいに見える事は稀と言う事で、
とてもタイミングよくお宿を訪問できたことに感謝。
接客は到着時から肌理の細かい対応がとても目を引きます。
車からの荷物出し入れ、玄関までの配車。
何より驚いたのが担当してくださった仲居さんが息子と同じ齢だという事。
学生と既に社会に出ている人との違いはこういう事なんだと感心しきり。
食事中の給仕の配慮もとても肌理が細かい対応が目を引きます。
誕生日と言う事で記念の品も用意してくださるなど、行き届いた気遣いが心地良かったですね。
実はこの地を訪れるまでまったく知らなかったのですがこの付近はラブライブ・サンシャインの舞台なのだとか。
お宿で頂いたミネラルウォーターやお茶はそのパッケージ。
帰宅後調べるとお宿の建物もしっかり描き込まれているんですね。これは凄い。
目の前のコンビニと菓子店に立ち寄って移動中の飲み物など買い求めて、
車を東伊豆に向けて移動しました。
今回一人当たり38,700円ほどでした。