三島駅南口、三島名店街の小料理屋さん。魚好きなら惚れ込むアテの数々。味のある大将やご常連との会話が楽しい。 : Yoshikiyuu

休日の夜に伺いました。場所は、三島駅南口ロータリーを左手に進みます。横断歩道を右手の歩道に渡り南に進みます。道が右にカーブを始めると、右に名店街の路地があるので折れた右手。

いかにもご常連が多そうな雰囲気を醸し出しています。引き戸を開き入店します。右にカウンターが伸びます。奥に席があり、いただきます。大将と先客さんにご挨拶。
まずは日本酒をと言うと、棚の一升瓶を指します。その中から、あらばしりを冷や（常温）で。伊豆市の万大醸造のお酒。キレとコクのある旨い酒。お通しは、ナメタカレイの煮付け。これも身がふっくらと濃厚。煮汁に付けていただきました。

ところで、こちらのお店の看板にも記された菊源氏と言う銘柄。三島では良く見掛けます。大将に伺うと、元々は大仁町の酒蔵だったが、いろいろと変遷があり今ではオノエングループ富久娘が灘で製造しているよう。大仁と言えば、三島駅が起点の伊豆箱根鉄道駿豆線にある街。地元と言う意識なんですね。一方、沼津の白隠正宗を置いてある店は見掛けない。ライバル意識があるのかもしれません。

大将、ご常連、先客さんと話が弾みます。アテに、イカ煮と魚卵煮をいただきます。これはカウンター上に置かれたもの。大将に聞きながら選べます。

良いお店に巡り会うことができました。三島名店街では、歴史の長いお店とのこと。
美味しかった。楽しかった。また、伺わせていただきます。