奇跡 : Ichifuji

お店は満席状態、たまたま空いたテーブルに通されたような感じで。


我々は、腹ペコだった。

20時くらいにこのお店に「送迎」の電話もするも、全く、全く、繋がる気配がない。


「そんなにも混んでるならせめて・・・席が空いてるかどうか確認できないか」 と

電話をかけまくるのだが、いっこうに繋がらない。


何故、我々はそこまでしてこの店を目指していたのか・・・、もはや今となっては不明だが、

確かに言えるのは・・・


このお店に来て良かった！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！


そして、『電話なんて繋がるわけ無い！！！！！！！！』


私たちは、「電話が繋がらない理由」 を身をもって知ることになる。


（１）混んでる。
　　近くの店は閑古鳥鳴いてたのに・・・ここは、妙にがやがやしている。
　　しかも地元の人っぽい人で混んでる。

（２）オーダーの途中に車のライトがチラチラすると思ったら
　　なんとこんなに忙しいのに出前をやっている！！！！！　まじで！！？？

（３）そんな人手不足とは裏腹に、出てくる料理のボリュームが半端ない！！！


一体、

だし巻き玉子よ。　お前は何個の卵から作られているんだい？

8個、いやまさかだけど、・・・10個とか使っているんじゃないかい？？？


酢の物にも錦糸卵がかかっている、これ以上卵を食べるのか・・・・

想定していた「ちょこん」とした酢の物ではない圧倒的な存在感


さらに、トドメを刺す鶏のから揚げ。

こんなに、こんなに出てくるもんですかね？メニュー写真のほうが少ないってどういうことですかね？


これらを全員が流動的に華麗に、かつ、驚くべきことに継続して出前をしながら

店内を早歩きで動きまくり、なんとかオーダーを回している。

調理場で、キャベツをものすごい勢いで千切りしてる。

電話が鳴り続けている。誰も出ない。

電話なんて、でなくていい。

ありのままの姿でいい。


私たちは誓った。

「いつか子供がうまれたら、ここに連れてこよう。」


FWの守備の弱さを突かれ、

さらにDFの攻めの展開の弱さも突かれ、

惨敗したザックジャパンにこそ、「一富士」に来てほしい。

いや、来るべきだ。


『 闘う 』 とはこういうことだと、学べるはずだ。


補足>>この魔境への道中には「SAVE ON」という聞き慣れない名前のコンビニがある。
「一富士」への道すがら、見つからず、電話もつながらないときにに心に迷いが生じたら
この泉が救ってくれる。安心して「一富士」に出かけよう！
（見ためは「セブンイレブン」）